風都でまさか仮面ライダー同士が出会うという機会に恵まれてしまったルイズと月渚はその光景を見ていたのであった。
「あの。会わないのですか?」
「姫‼」
「君は怖くないのか、目の前にアンデッドがいることに?」
「わたしは、この世界の住人ではないです。ハルゲニアという場所から来たんです‼ なので、アンデッドより強い魔物と戦ったこともありますので、では、また会えることを楽しみにしています‼」
「‼ そういえば名前は? オレは相川始」
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールと言います。長いので、ルイズでいいです」
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール姫の守り刀の星神月渚と申します。お気軽に、月渚とお呼びください。では」
「剣崎・・・」
鳴海探偵事務所での話を終えて出てきたルイズと月渚は仮面ライダーカリスこと相川始に剣崎一真には会わないのかとルイズに問われてジョーカーアンデッドである自分が怖くないのかとルイズに聞くとルイズは龍美達に出会ったことでアンデッドより強い者達と戦ったのである。
ルイズは面と向かって怖くないと答えたのだ。
それを聞いた始は内心で驚きルイズに名を聞いてルイズから長いのでルイズでいいと言われて二組はそこで別れたのであった。
一方では、
「リハビリと思えばいいんですね」
「理世さん。似合ってるね」
「ありがとうございます」
金髪碧眼で黒縁伊達眼鏡で変装して第二茶熊学園の生徒として籍を置いている旧名セリスティアこと天々座理世はリハビリを兼ねて現在土曜限定であるが、鳴流神家が経営している和風喫茶「葵屋」でアルバイトをしていたのであった。
理世自身が精神世界で出会ったもう一人の自分と出会ったのが喫茶店でその時着ていた服を自分も着てみたいと前から思っていたので左足のギプスが取れたので剣心にアルバイトを申し込んだところ承諾してもらい今日がアルバイト初日なのである。
そして今日のアルバイトできる制服は、
「似合ってますか?」
「似合ってます」
そう何を隠そうあの薄紫色のジャンパースカート型の制服を無理を承知で頼んだところコスプレや衣装づくりが趣味の勇龍達があっという間に企画書というゲイムギョウ界では一瞬で素材さえあれば作れてしまう代物で理世が精神世界で出会ったもう一人の自分が着ていた服を作ってもらって用意してもらったのであった。
そして一応食品を扱う店なので髪を紫色のヘアゴムでツインテールに束ねて黒縁伊達眼鏡を外し更衣室のロッカーに付いている鏡で自分の姿を確認して店のホールへ、元超神次元ゲイムギョウ界の女神「パープルハート」だった旧名ネプテューヌこと真龍婭とうずめと龍姫と一緒に向かったのであった。
理世が来ているのはあの喫茶店の制服です‼