天夏達は突如出現した牛のアンノウンであるバッファローロードとアントロード部隊に襲われてしまったのであった。
その時、箒に宿っていた本来ならば弥生つまり「篠ノ之箒」の弥生が死んでいるのでそれが今いる世界の篠ノ之箒に移ったことで、箒は光の力に完全に目覚めてそして金色の装甲に赤い目にクウガに似た二本の金色の角を持った仮面ライダーアギトに変身できてしまったのであった。
「? 良し‼」
「弥生‼ そのカード‼」
「ブレイドの‼」
「うぇ?」
「今更、どのような力を身に着けようと」
「おまえ確かオレと士に倒されただろうが‼」
「それじゃあ、早速、使わせてもらいます‼」
《KAMEN RIDE BBB BLADE‼》
「姿が変わった(゚Д゚)ノ‼ それもブレイドに」
流石にセシリア達を守りながら戦っていたその時、弥生と星也のライドブッカーから三枚のライダーカードが飛び出してきてそれを見た弥生は笑みを浮かべそのままディケイドライバーに入れてオリハルコンエレメントを潜り抜けて、ディケイドブレイドに変身したのであった。
「ディケイドの力だからな。オレも行かせてもらう」
《KAMEN RIDE FFF FAIZ》
「あのISは‼」
「仮面ライダーとISは違う‼」
もう一人のディケイドこと門矢士と言う青年は弥生と星也がディケイドライバーの力を使いこなしているのでお手本と評してファイズのカードをディケイドライバーに入れてディケイドファイズに変身したのであった。
ラウラは以前自分を助けてくれた仮面ライダーファイズと思い込んでいたのであった。
「はぁっぁあ 虎牙破斬‼」
「ボクも」
《KAMEN RIDE DEN-O》
「行くよ~‼」
「ユウスケ、我慢しろ」
「うん」
ディケイドブレイドに変身した弥生はライドブッカーソードで仮面ライダーになる前にアンジールとジェネシスの訓練で修得した剣技の乱舞でバッファローロードを攻撃し、星也もどうやら別件で手に入れた電王のカードを入れてディケイド電王ソードフォームに変身したのだが、以前にとんでもない目に遭った仮面ライダークウガに変身している小野寺ユウスケは落ち着かない様子だったのであった。
「これが仮面ライダーなのか」
「ちーちゃん‼」
「そうですよ、オレ達は、命がけで戦えない人たちの為に戦っているんです。それなのに、あなた方はISを見せつける我儘で世界を変えてしまった」
「ふざけるな‼」
「そいつが言った通りだ。おまえらは自分のやらかしたことに目を背けているだけだ‼」
「貴様~‼」
アンノウンの部隊と戦っている天夏達を見ていた織斑千冬は仮面ライダーアギトに覚醒した箒を目の当たりにして信じられないという表情を浮かべていたのであった。
そこに、仮面ライダーレンゲルに変身している上城睦月がやって来て、護衛するついでにISのプレゼンテーションのやり方を間違えていると言われたことに織斑千冬はまた腹を立てて、士が戦いながら自ら犯した過ちから逃げているだけだと言われて激怒したのであった。
《バッチリミナー‼ バッチリミナー! カイガン‼ ムサシ‼ 決闘‼ ズバッと‼ 超剣豪‼》
「誰だ‼?」
織斑千冬はまた見境なく近くにいた上城睦月に襲い掛かった所に、別件で遅れてきた星奈がゴーストドライバーに直接「ムサシ魂」をセットして仮面ライダーゴーストムサシに変身して織斑千冬のISの剣を分解したガンガンセイバーで受け止めたのであった。
「そろそろ、フィナーレとしましょう‼」
「ああ‼」
《FIRE GEMINI DROP BARNING DIVIDE》
《チョーイイネ‼ キックストライク‼ サイコー‼》
仮面ライダーウィザードフレイムスタイルに変身している天夏と仮面ライダーギャレンに変身している橘朔也が同時に、アントロードの集団目掛けて、オーバヘッドキックに影分身を合わせ、天夏はウィザードライバーにキックストライクウィザードリングを翳して、魔法陣を展開して炎を纏いながらまるで体操選手のような動作をした後、そこから同時にライダーキックを放つというとんでもない光景になったが見事アントロードの部隊の一部を片付けたのであった。
こんな感じでいいかな