世界を旅する神   作:天龍神

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龍姫(りゅうひめ)と涙を流す少女達

第二茶熊学園の応接室で剣崎一真は山田真耶から告白されてしまったのであった。

 

一方、

 

『マスター‼ 大変です‼ アンジュリーゼさんが』

 

「行くよ‼ セットアップ‼(本当なら変身って言いたいんだけど仮面ライダーじゃないからね)」

 

ミスルギ皇国からアルゼナルの拠点に潜入することにしたのも束の間、なんと保護対象のアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギことアンジュがミスルギ皇国に捕まってしまったという知らせが入ってきたのだ。

 

こういうことになるのも予測していたのか龍姫は至って冷静な態度で人気がいない平原だったこともあってそのままインテリジェントデバイスを掲げてバリアジャケット並びに神姫化と武装を装着して龍の紫色の兜で顔を隠してミスルギ皇国の王宮に単独で乗り込んでいったのであった。

 

龍姫は確かに姉と慕う旧姓高町現在獅子神なのはが11歳の時に単騎特攻を上層部の圧力があったとはいえ行って死の淵を彷徨い母、剣心が神姫化させないように神姫の力を封じながら治療したことを知っている以上確かに無謀なのかもしれないが龍姫はたとえ無謀でもやってしまう体質なのだ。

 

そのなのはも神姫になってしまったのだが。

 

顔を知らぬ助けを求めるアンジュに会うべく龍姫は空を飛んで行ったのであった。

 

「此処だね‼」

 

「あう‼ 嫌ぁぁっァ!」

 

「ふははっは(≧◇≦)‼ ウゲ❢ 誰だ‼」

 

「あなた誰よΣ(゚Д゚)‼」

 

「通りすがりの姫侍だ‼ 覚えておけ!」

 

ミスルギ皇国の王宮上空に到着した龍姫はステルス状態になって王宮に近づき開いていた窓から中を覗くと義姉のフェイトに似ている自分と同じ年頃の少女が金髪の男性に執着していた現場を完全に目撃並びに自動撮影しているので完全に証拠が残っているため龍姫は金髪の男性を某赤いカブトムシの仮面ライダーのクロックアップ並みの速さで近づき殴り飛ばして態とステルスを解除して通りすがりの仮面ライダーならぬ姫侍と名乗ったのであった。

 

「わたしの名は(ここは本名でいいか)鳴流神龍姫よ。あなたがアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギね」

 

「そうだけど。なんでわたしの名前知ってるのΣ(゚Д゚)‼」

 

「話は後でね。さて、ぶっ飛ばされてアンジュ開放するのとアンジュ返してぶっ飛ばされるか選んでくれる? そして、さぁ。おまえの罪を数えろ‼」

 

「お断りしよう‼」

 

「獅子戦吼‼」

 

「ふぎゃああぁっぁあΣ(゚Д゚)‼」

 

「あなた‼」

 

「わたしはここから脱出するけど。決めるのは」

 

「勿論よ‼ 行くわよ‼」

 

「待って‼」

 

「まとめて行きますか‼ プレパイプ起動❢」

 

金髪の男性ことエンブリヲと対面した龍姫は完全に怒りを燃やしており啖呵を切ってエンブリヲが龍姫の要求を断ったので龍姫に獅子の闘気を叩き込まれて壁を軽く何枚かぶち抜いてぶっ飛ばしてアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギを無事に救出したところにアンジュの仲間らしき龍姫の元の姿同様に黒髪をツインテールに結っている少女とアンジュの付き人らしきメイドも駆けつけて来たので一緒にプレパイプでフラクシナスへ転送したのであった。

 

もちろんこの後、

 

「強姦罪で逮捕‼ 後でじっくりと話してもらうからな‼」

 

「オレはわるくねぇっぇぇぇ‼」

 

エンブリヲと一緒に今回の事件の火種になったジュリオ・飛鳥・ミスルギも芋蔓式に逮捕され仲良く刑務所送りになったとさ。

 

めでたしめでたし。

 

 

 

 

 




鳴流神龍姫(なるかみたつき)

イメージCV:水樹奈々

性格:お人好しだがやるときはやってしまうタイプ

戦闘では日本刀などの刃物なら何でも扱え、徒手空拳もISを凌駕するほどの腕を待つが銃器に関しては一応扱える

七色の霊刀に無限の剣製までやってのけるほど魔術の腕も確かだがまだ英霊召喚していない。

容姿:シャイニング・ブレイドのサクヤとフェイトを足した感じ


神姫時:髪が金髪のメッシュが入ったアホ毛の黒紫の長い髪をツインテールに束ねてフェイトのバリアジャケットをモデルに男性用のバリアジャケットのハイブリッドバリアジャケットを装着し元からのわがままボディが良くなって女性らしい言葉使いも出来る

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