パラレルワールドの伊坂ことピーコックアンデッドに白騎士事件が織斑千冬と篠ノ之束の二人のマッチポンプだと明かされた一夏は受け入れずにいたのであった。
ピーコックアンデッドは銀色の霧のようなもので姿を晦ませてしまったのであった。
「貴様ら‼」
「ちょっと‼」
「アンタらの所為だ‼」
「おまえ達のような世界を巻き込んでISのような物を見せつけた奴と一緒にするんじゃない‼」
「オレ達仮面ライダーはそんなものよりも大切な物を守るために居る」
「それは、こっちも同じだ‼」
「違う‼」
「強行な手段は許さないものを生む。わかるよね? 教師になったブリュンヒルデである織斑千冬」
「どうやら、まだいるみたいだぞ。ユウスケ ナツミカン」
「オレはISの事はさっぱりわからないけど、そんなやり方間違ってるよ‼」
未だに織斑千冬と篠ノ之束の二人は天夏達に完全に八つ当たりと言えることを言い出したのだが、それに反論する証拠を持っている以上、天夏達は引くことはなかったのである。
この世界にやって来たばかりの士と、ユウスケと呼ばれた青年も言い返したのである。
その時だった
「危ない‼」
「ほう、やるではないか」
「なんだ‼」
「おまえ達はISで秀でているというのか確かめに来たのだ‼ 人は人であればいいのだ‼」
「ちょっと、箒(゚Д゚)ノ‼」
「行くよ‼」
「間に合ったわね」
「誰ですのΣ(゚Д゚)‼」
「アンタ達は下がってなさい‼」
「士! あの子達に巻かれてるベルト‼ こうしちゃいられない‼」
ピーコックアンデッドが帰って行ったと思った矢先に銀色の霧のようなものからたくさんの怪人が現れて隊長各であろう牛の怪人がいきなり生身の人間もいるのにも拘らず躊躇しないで魔術のような物で攻撃してきたのであった。
弥生が間一髪、一夏を抱えて横に飛んでかわして事なきを得たが、戦うしかない様で、そこに朱音達が予め鏡にカードデッキを映して腰にVバックルを巻いた状態で現れたのを見た士達も戦うことになったのであった。
「どうやら、やるしかないようだ」
「え‼ 箒、そのベルト」
「箒ちゃん(゚Д゚)ノ‼」
「姉さんを選ばなかったのはこういうことだったんだな‼ 変身‼」
「あの子がアギト‼」
「行くよ‼ みんな」
天夏達「変身‼」
《KAMEN RIDE DDD ディケイド‼》
《シャバドゥビタッチヘンシ~ン!フレイム!プリーズ!ヒーヒーヒーヒーヒー!》
《start your Engine》
《TURN UP》
《OPEN UP》
《Change》
箒は自分に宿っていた本来ならば弥生の物だった光の力を受け入れる覚悟はできたようで右腕を斜め下に伸ばして引きゆっくりと伸ばして行った瞬間に腰に金色の水晶が嵌められたベルトが出現したのであった。
そしてベルトの両端のボタンを同時に押して光に包まれて一見、ユウスケのクウガに見えるが良く見ると、金色の二本の角と赤い目は似てるが装甲が金と銀でアンダースーツが黒と言う仮面ライダーアギトグランドフォームに変身したのであった。
それを見た天夏達以外が目を見開いたが気を取り直して自分のベルトを巻いて一斉に変身をしたのであった。
「箒。アギトに」
「アギト? それが弥生達が言うわたしの仮面ライダーとしての名前か」
「そういう、おまえらも、ディケイドだろ」
仮面ライダーディケイドに変身した弥生は箒が変身した仮面ライダーアギトに近づきながら怪人達を蹴散らしながら横に並び立ったのであった。