無事に銀の福音を機能停止させた天夏達は仲間達とは一旦解散して旅館に戻ったのであった。
「誰なんだ‼」
「そうだよ‼ さっきから、おまえら二人は何か知っているらしいけど」
「落ち着いてください‼ 二人とも(゚Д゚)ノ‼」
帰還して早々に織斑千冬と篠ノ之束が怒り心頭でやってきたのを山田真耶が制止していたのであった。
「天河‼ 朝宮‼ あいつらは誰だ‼」
「ただで教えると思いまして?」
「ほう? 教師であるわたしには」
「その答えは、「NO」と答えよう」
「誰だ‼ 此処はIS学園が」
「ふん‼」
「ちーちゃん(゚Д゚)ノ‼ なんかやばいよ(゚Д゚)ノ‼」
天夏と弥生は織斑千冬と篠ノ之束に先ほどの仲間の詳細を教えろと言いよって来たのだが、そこに、ピーコックアンデッドで人間体は伊坂と名乗っている黒ずくめの男が乱入してきたのであった。
そしてついに♦J「ピーコックアンデッド」としての正体を見せた伊坂を目の前にした篠ノ之束は先ほどの態度が一変して織斑千冬の背後に隠れたのであった。
「伊坂‼」
「橘さん、あいつは小夜子さんの仇じゃないですよ」
「その通り。所詮、ISは人間が作った愚かな産物しかない」
「おまえ‼ 天災を馬鹿にするのかよ‼」
「くだらん‼」
ピーコックアンデッドの姿を現した伊坂に先ほど戦艦「攻龍」に戻ったはずの橘朔也が飛んできたのであった。
もちろんほかのライダー達も駆けつけたのであった。
伊坂はISを愚かな産物と称して嘲笑ったので、篠ノ之束が怒りをさらけ出したのであった。
篠ノ之束の怒りを伊坂は下らないと言い捨てたのである。
「天河‼ 朝宮‼ おまえらは一体なんだ?」
「織斑先生、篠ノ之束さん、あなた方二人がISを世に知らしめるためとは言え、白騎士事件を起こしたこと、過去は消せないんですよ」
「世のためだろうが、なんだろうが、誰かを泣かせてるなら意味ないね」
「それを言うおまえらは何なんだ‼」
伊坂を視界に入れながら天夏と弥生は織斑千冬と篠ノ之束に向かって白騎士事件のことを追及したのであった。
追及された織斑千冬と篠ノ之束は天夏と弥生に向かって、何者かと言ったのであった。
その時、弥生の背後に銀色の幕が現れてそこからマゼンタ色のカメラをぶら下げた青年が姿を見せた所で、
弥生&星也&?「通りすがりの仮面ライダーだ‼」
「仮面ライダー?」
「もしかして?」
「だいたいわかった」
「天夏‼ 弥生‼」
「まさか、あの子達とそこにいる人が仮面ライダーなんですか?」
アドリビトム組に所属している見た目はボーイッシュな弥生とタメが張れるスタイルを持ったボクっ子少女にしてディセンダーと言われる星也も駆けつけてくれて横並びに「通りすがりの仮面ライダー」と決め台詞を言ってのけたのであった。