並行世界のISの世界でも銀の福音が暴走してそれをIS学園に依頼してくるという出来事に巻き込まれてしまった天夏と弥生は自分達の世界の仲間達とその協力者達が助太刀に駆けつけてくれたのであった。
「こんな鉄屑、灰にしてやろう‼」
「カグツチ‼ 人が乗っていることを忘れるな‼」
「え‼ 今度はドラゴンだよ(゚Д゚)ノ‼ 痛‼ 夢じゃない‼」
「ドロちゃん。あれは食べられないよ~」
「可愛いうさぎさんですわ‼」
「流れを変える‼」
「オレの出番は?」
全員「ない‼」
それからドラゴンライダー(?)達も駆けつけてくれて戦力は申し分ないくらいになったのであった。
完全に一夏が干されていたのは言うまでもなかった。
一方で旅館に設けられた特設管制室では、
「なんだ‼ この魑魅魍魎達は‼」
「あいつら‼」
「ドラゴンですよ(≧▽≦)‼ うさぎちゃんが空飛んでる(≧▽≦)‼」
織斑千冬は目が点になって、篠ノ之束はまた癇癪を起している横で大はしゃぎするが、こっちの世界でも山田真耶はいつも通りだったのである。
まさかの空想上のドラゴン達が並行世界のISが最強と言われる場所に集結していたのだから無理はないのであった。
「きぃいいい‼」
「流石、軍用機だけはあるな」
「き~‼」
【BULLTE‼】
「え?」
【KICK】
「ウェ~イ(0w0)‼」
「大丈夫か?」
「ありがとうございます」
「全身装甲IS‼」
「仮面ライダーだ‼ そんなことよりこの状況を片付けるのが先だ‼」
全員「ハイ‼」
腐っても軍用機だけあるようでドラゴンライダー達の猛攻を物ともしない様で、全方位射程と言う武装まで完備されている銀の福音が暴走している以上は何としても機能停止させなければならないのであった。
銀の福音の攻撃がセシリア目掛けて飛んできたのを、炎の弾丸が全て撃ち落として事なきを得たセシリアの背後からジャックフォームになっている仮面ライダーギャレンこと橘朔也が現れたのである。
そして、仮面ライダーブレイドジャックフォームになった剣崎一真はラウズして銀の福音に蹴り込んだのだが、まだ機能停止には至らなかったのであった。
「一気に片付けましょう‼」
【御意‼】
「支援は任せてください‼」
「ISだけど、ボク達は負けない‼」
「そうよ‼」
「ああ。カタを付ける‼」
一気に戦力が増員したことで天夏達も反撃に打って出ることになったのであった。
銀の福音の全方位射撃に注意しながら、
「剣崎‼」
「はい‼」
《THUNDER SLASH LIGHTINGSLASH》
「天夏‼」
「ああ」
「せ~の‼」
「ぷしゅ~」
「銀の福音と乗組員は任せてくれ」
「お願いします」
そして、銀の福音の攻撃パターンを一瞬で見切った橘朔也の指示で剣崎一真はラウズカードをラウズして、天夏と弥生はそのまま、持っていた日本刀で斬りつけて見事、銀の福音を機能停止させて乗り込んでいた人も無傷で救出したのであった。
天夏と弥生はそのまま旅館の方へ帰還したのであった。
ドラゴンライダー達は白猫プロジェクトのメンバーです