世界を旅する神   作:天龍神

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事情説明と言う名の告白

龍姫は婚約者の五河士道と別件で現在とある異世界の国「ミスルギ皇国」の街はずれにやってきたのであった。

 

もちろん単独での仕事はゲイムギョウ界でやってきたので慣れているのである。

 

一方で山田真耶に捕まった剣崎一真は第二茶熊学園の応接室に連れてこられたのであった。

 

「正直に話して下さい‼」

 

「(困ったな~)実はオレは、人間じゃない。さっきの矢沢と名乗っていたカプリコーンアンデッドと同じ不死身の生命体、アンデッドのジョーカーなんだ・・・そして仮面ライダーとして戦っていた」

 

「アンデッド? 仮面ライダー?」

 

「(そうだなこの世界には仮面ライダーって天夏達が初めてだしな)まずは仮面ライダーから説明しないとな」

 

「それと、一応剣崎さんは生徒なんですから‼ わたしにはなるべく敬語で話してください‼」

 

「ハイ‼」

 

街から第二茶熊学園までの道中で物凄い視線が突き刺さっていたので剣崎一真は物凄く気まずかった。

 

何故ならば剣崎一真は180㎝以上の身長の為自分より約30~40㎝も低い山田真耶に腕を引っ張られて連れていかれる様子をまるで親子のように見られていたようで気まずかったのであった。

 

言っておくが山田真耶はこれでも大学を卒業したれっきとした24歳の大人なのだ、胸は立派なのだが身長が下手すれば9歳の夏龍と冬龍の二人に抜かされているほどなのだ。

 

そんなことはさて置き剣崎一真は敢て本当の理由は言わないで自分がこの世界では軽蔑される不死身の化け物「アンデッド」でありその一体のジョーカーだと明かしたのであった。

 

それに付けくわえて仮面ライダーだと言うことも明かしたのだが今いる第二茶熊学園の世界ではISが流通していたこともあってライダーシステムは開発していなかったので仮面ライダーは何かと問いかけられたの説明しようとしたが自分が生徒と言う立場と言うことを忘れていたのか山田真耶になるべく敬語で話すように怒られてしまったのであった。

 

 

それから生まれた世界つまり此処とは違うパラレルワールドの地球で産まれたこと幼い頃に火事で両親と死に別れたこと、仮面ライダーになった経緯は敢て誤魔化しながら山田真耶に話したのであった。

 

自分が友のために人間を辞めてアンデッドになったなんて言えない。

 

「そうですか。あの~」

 

「どうしました?(目のやり場に困る(*´ω`*))」

 

どうやら納得してくれたらしいが急に山田真耶が顔を赤くしながら何かを言おうとしていたが剣崎一真は山田真耶の立派な胸部装甲に目のやり場に困っていたのであった。

 

そして、

 

「剣崎さん‼ わたしとお付き合いして下さい‼」

 

「・・・・Σ(゚Д゚)・・・ウェイイイイイ(0w0)/❢❢ (睦月。助けてくれ~‼)」

 

なんと山田真耶の愛の告白をされてしまった剣崎一真はしばらくラウズカード「time」をラウズしたかのようにしばらく間が空いてから驚いてしまったのであった。

 

此処にはいない後輩の仮面ライダーレンゲルこと上条睦月に助けを求めたのは言うまでもなかった。


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