並行世界のレゾナンスで臨海学校に持って行くものは買い揃ったのであった。
一方で、
「天夏と弥生はあっちでも臨海学校に行くのね」
「そうよ」
「ボクとなぎさも行くけど」
「わたしも」
「ISを一目見たいしね」
「スミレが二人いるみたい」
「いや、ティアさん入れて三人だよ」
「足さなくいいわよ<`~´>‼」
フラクシナスの会議室でスミレ達は天夏と弥生が行っているIS学園も臨海学校に行くことになるので、スミレ達は向こうの世界での役割分担を決めていたのであった。
そこには、花陽と、花陽の元の肉体で蘇った水棲系のグリードのメズールも同席していたのであった。
まさか、メズールは二人目の仮面ライダーオーズが誕生していたことに驚いていたが、スミレ同様に冷静になるのも早かったのと、遺体とはいえ人間と同じ五感を手に入れたので、良しとしていたが、声がスミレに似ているので、星奈がスミレが二人いるみたいと言い出したが、なぎさが此処にはいないティア・グランツまで数に入れてボケ出したので、スミレが突っ込んだのであった。
ティアがこの場所に居たら完全にとんでもない空間になっているだろう。
「花陽は仮面ライダーオーズになったんだ。あれって確か古代のベルトだよね?」
「ゲイムギョウ界の技術力で開発したのよ。コアメダルまで」
「さてと、作戦決行は二日目よ」
「うん‼」
「攻龍の準備はできてるわよ」
「はい‼」
花陽が仮面ライダーオーズに変身できるので?を浮かべていた星奈にメズールが超神次元ゲイムギョウ界の技術力で新たにベルトごと開発されたと説明したのであった。
スミレ達は天夏と弥生に合流する日を臨海学校の二日目に決めた所で、会議室に剣心が入って来て、戦艦「攻龍」の搭乗許可をもらったのであった。
一方で並行世界にいる天夏と弥生はと言うと、
「(^^♪」
臨海学校当日を迎えていたのであった。
自分達の世界と時間の流れが違うので仕方ないのは天夏と弥生は気にしていないのであった。
「(そっちは、現地に入ったか?)」
「(ええ。もちろん、二日目に合流しましょう)」
「(わかったよ)」
臨海学校の場所へ向かうバス内で天夏と弥生は持っている次元間で通信ができるインテリジェントデバイスで朱音達と連絡を取り合ってお互いの待機場所を教え合っていたのであった。
「おい‼ もうそろそろ、到着する。忘れ物はするなよ‼」
「ハイ‼」
「さて、どんなことが待ってるんだろ?」
「ああ」
そろそろ臨海学校で宿泊する旅館に着くらしく天夏と弥生は忘れ物が無いように確認していたのであった。
臨海学校でどんなことが待ち構えているか楽しみでしかなかった天夏と弥生だったのであった。