山田真耶に問いただされていた所で♠のカテゴリーQのカプリコーンアンデッドに遭遇してしまった剣崎一真は山田真耶の目の前でジョーカーラウザーで変身してブレイドジョーカーに変身したのであった。
「チッ‼」
「待て‼ クソ‼」
ブレイドジョーカーに変身した剣崎一真を見たカプリコーンアンデッドは敢て戦略的撤退をしてしまい剣崎一真はカプリコーンアンデッドを取り逃がしてしまったのであった。
そして変身を解いた剣崎一真はそのまま立ち去ろうとしたのだ。
それを止める人物がいたことに気が付かなかったのだ。
「(しまった‼ さっき山田先生を助けた時か‼)」
「血が出てるんじゃないですか‼ 待ってください‼」
「うぇ(;゚Д゚)?」
「これでもう大丈夫です。さてと。さっきの姿に付いて話してくれますね?」
「・・・はい(何だろう逃げられそうにないこの雰囲気は)」
どうやらカプリコーンアンデッドの攻撃から山田真耶を助けた時に手を擦り剥いたらしくそこから人間本来の赤い血ではなく緑色の血が出ていたことに気が付き足早に立ち去ろうとした瞬間、山田真耶が剣崎一真の腕を掴んで顔色一つ変えずに治癒術を発動し剣崎一真の掠り傷を治したのであった。
まさかこっちの世界でも魔術が出来る人間がいることに驚いてしまった剣崎一真はそのまま山田真耶に連れていかれてしまったのであった。
一方で
「此処がミスルギ皇国か~」
『マスター。仕事を忘れないでください‼』
「それじゃあ‼ アルゼナルへ‼」
お尻まで伸びた美しい黒髪を運命という意味の名を持つ人物からもらったリボンでポニーテールに束ねている全体的に黒っぽい服装に両手に紺色のフィガーレスグローブに安全靴にカーゴパンツと言ったボーイッシュな雰囲気を出している都立来禅高校二年生にしてテルカ・リュミレースとリーゼ・マクシアからは英雄と称えられているが本人は全くそんな気はない少女にして神姫そして天界でも「タギツヒメ」という名を持つ次元武偵にして秘密結社「ラタトクス」の一員でもある鳴流神家次女「鳴流神龍姫」は現在恋人で婚約者の五河士道と別件で単独でミスルギ皇国の元王女を保護する目的でやってきたのであった。
相棒のインテリジェントデバイス「イルミナル」と「バルディッシュ」と一緒にアルゼナルという一団に会いにその場所へ向かったのであった。
姉の龍美からアンデッドなども注意するように言われているためいつでも戦う準備をしているのであった。
こうして異世界を巻き込んだ戦いが始まろうとしていたのであった。