インフィニット・ストラトス ~原点にして最強~ 作:すぎとも
流血事件発生
~一時間目終了後~
「織斑、お前には専用機が渡されることとなった」
〝国から”が抜けてるけどね
『え~!1年生で専用機!?』
『いいなぁ、私も専用機欲しいな』
マドカが俺の席までやって来る
「友樹どう思う?」
「何が?」
「バカ兄が専用機を使いこなせると思うか?」
「マドカはどう思う」
「専用機の力の使い方を誤り自滅みたいな感じじゃないだろうか」
「俺は意外にも使いこなせると思うけど」
ここでマドカの目がキラリと光る
「なるほど、では賭けてみようか」
「でた、ギャンブラーマドカ」
「今回こそは勝たせてもらうぞ!」
マドカはあるギャンブル映画を見て以来何かと勝負を申し込んでくる
ものすごく弱い
簡単な例を言えば、ババ抜きの時に表情でババを持っているかわかるほど顔に出やすい
表情豊かなのだがそれが仇となる
「では、何を賭けようか」
「まて、友樹。まずは立会人を決めようじゃないか」
「誰にするんだ?」
「そうだな・・・布仏ちょっと来てくれ」
「ん~?どうしたの、マドマド?」
「ま、マドマド?それは私のことか?」
「うん!マドカだからマドマドだよ!」
「ぷっ、よかったなマドカ。あ、いやマドm「む~、ゆっきー。笑わないでよ~!」」
「ゆ、ゆっきー?」
「友樹だからね~!」
「あはははは!友樹、お、お前もじゃないか!あはははは!」
「こ、こら!マドマド!笑いすぎだろうが!」
「ま、マドマドってお前が言うな!」
「それで~?私に用ってなに~?」
「そ、そうだった。布仏お前に立会人を頼みたい」
マドカは今回の賭けのことを説明している
「おっけ~。それじゃあ何を賭けるの~?」
「そうだな・・・負けた方が相手の今欲しいものを買う。ってのはどうだろうか?」
「お、それいいじゃん!」
「ならば、それで決定だな」
「なぁ、何の話してんだ?」
「バカ兄には関係ない」
「なっ!」
「ごめんね、織斑君。これは俺とマドカ、布仏さんだけの秘密だから」
「つれないこと言うなよ。友達だろ?」
「しつこいぞ!バカ兄!」
「ただ、教えてもらおうとしただけだろ!?」
また喧嘩始めちゃったよ
「ねえねえ、ゆっきー」
「ん?どうしたの、布仏さん」
「マドマドとおりむーは仲が悪いの?」
「んーーー、よくわからん」
「え~何それ~」
「それはいつかマドカに聞くとして、布仏さんそろそろ席に着いたら?」
「そうだね~、またあとでね~」
そろそろチャイムが鳴るから
「なんだと!」
「なんだ!」
まだやってる・・・あっ
「とっとと席につかんか馬鹿者が!!」
デジャヴでした
学べよ2人共・・・・
投稿遅れてすみませんでした!!
第6話は早めに投稿するつもりです!