インフィニット・ストラトス ~原点にして最強~ 作:すぎとも
追いつくのって大変
「というわけで、クラス代表は織斑君に決定しました!あ、一つながりでいいですね!」
「なんで俺なんですか!?」
「俺とマドカは辞退したからね」
「じゃあオルコットさんはどうなるんですか!?」
「わたくしも辞退致しましたわ。一夏さん、それに皆さん、先日は無礼なことを言ってしまい、申し訳ありませんでした!それと暁さん・・・」
「ん?」
「貴方のご両親のことを侮辱してしまい申し訳ありませんでした!!」
「・・・・・・」
友樹からの返事がない
「友樹?」
「暁?」
「暁君?」
しばらくして
「まあ、好きにしたらいいんじゃない?」
「す、好きにですか・・・?」
「許してもらったって思うのも、許してもらってないって思うのも。オルコットさんの好きにしていいよってこと」
まあ、俺は許す気は無いけど。結構根に持つタイプだし
「そ、そうですか・・・」
「そうです」
「終わったか?」
「は、はい・・・」
「とりあえず」
「そうか、ではこれでSHRを終了する」
あー、終わった終わった
~その日の放課後、教室にて~
「ん~~、疲れたぁ-」
「友樹」
「おお、マドカ。どうした?」
「ちょっと一緒に来てくれないか?」
「いいけど。どうかしたの?」
「いや、ちょっとな・・・」
「?」
~整備室前~
「初めて来た気がする」
「少し待っていてくれ」
「え?あ、ああ・・・」
ここ入るのに許可いるのかな?
しばらくして
「入っていいぞ」
「はーい。お邪魔しま~す・・・」
そこには一機のISと簪さんがいた
「あれ?簪さんここで何してるの?それにこのISは・・・」
「あのね・・・・実は・・・・」
そこで俺は簪さんが自分でISを作っていること、そこに至るまでの経緯を聞いた
「へぇ~、自分でISを・・・」
「うん・・・」
「スゲェな。俺も自分のISの武器なら制作したことあるけど、流石にIS自体は無いな・・・」
「暁君が自分のISの武器を自作したっていうのはマドカから聞いた・・・」
「結構大変だったよ。ISの基礎理論を束ちゃんから習って、拡張領域に入るように何度も試行錯誤して。結局半年掛かってしまった」
「武器だけで半年・・・」
「まあ、ただ単に俺が武器作りすぎたってだけなんだけど」
「作りすぎた・・・?」
「俺が織斑くんやオルコットさんと試合した時とマドカと試合した時に使った武器が違うって気づいてた?」
「う、うん・・・・」
「じゃあ話が早いな。俺は本命の武器とは別にもうワンセット。大剣2本、ハンドガン2丁、ビットが12機を拡張領域に入れてるんだ」
「わざわざ何で・・・?」
「相手の実力によって使い分けるためかな?しいて言うなら」
「相手の実力・・・」
「そ!と言ってもマドカや国家代表クラスになると使い分けなんてやってらんないけどね。下手したら負けるかもしれないから」
「まあ、私は友樹に一度も勝ったことがないが・・・」
「そ、そうなんだ・・・(暁君どれだけ強いの・・・)」
「でも最近引き分けが多くなってきてるんだよねー」
「そうなの・・・?」
「それだけマドカが強くなってきてるってことかな」
「ほ、本当か!?」
「あ、ああ(めっちゃ犬みたい・・・)」
そろそろ本題に入ってもいいかな
「ところで、なんで俺を呼んだの?」
「そ、それは・・・・」
「友樹に簪のISの制作を手伝ってもらおうと思って」
「ちょっ・・!マドカ・・・!」
「あ・・・す、済まない・・・」
「そういうことだったんだね」
「ご、ごめんね・・マドカから暁君がISの武器を自作したって聞いたときにアドバイスとかもらえたらなって・・・で、でもごめんね。なんでもないかr「いいよ」・・え?」
「だから、いいよ」
「ほ、本当に・・・?」
「まあ、マドカの友人の頼みだし、ちょむすびの時に手伝ってもらったしね」
「私も力になるぞ」
「マドカ、暁君・・・本当にいいの・・・?」
「「当たり前だろ」」
「ふふっ」
「なんで笑った・・・」
「ご、ごめんなさい・・・すごく仲がいいんだなって思って、つい・・・」
「そうか・・・仲良く見えるのか・・・ふふっ///」
「マドカすごくうれしそうな顔してるよ・・・」
「簪さんマドカこうなるとしばらく戻ってこないから」
「そ、そうなんだ・・・」
「さ!作業開始しよう!俺は何をすればいいかな?」
「あ、今日の作業は別にないから」
「ないんかい!」
そんな感じで俺は簪さんのIS制作を手伝うこととなった
投稿遅れてすみません!
今後は1週間に1~2話投稿みたいな感じになると思います。
急ですが自分の生活との両立を考えた結果ですのでご了承ください
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