緋弾のアリア 貫く者の継承者   作:魔剣姫の従僕

4 / 8
前回向こうを更新してからといったな、あれはうそだ。
(これあげ終わったら執筆に取りかかります)


Act2 二人が捧げた独唱曲

わりと急いで学校に向かっていた時に自転車に乗ったよく知った背中を見つけた。

 

「キンジー、どうしてこんな時間にここにいるの?」

「それは、俺の台詞なんだが……」

 

キンジを見つけ二人で体育館に向かっていると

 

「その チャリには 爆弾 が 仕掛けて ありやがります」

 

突然ボーカロイドの音声が聞こえ

 

「ねぇ、キンジとてつもなく嫌な予感がするんだけど……」

「さすが、俺の相棒だな同じく嫌な予感がする」

 

二人して後ろを見るとセグウェイにウージーが取り付けられた、奇妙な追っ手がそこにいた。

 

「はぁ、すまん巻き込んだ」

「あとで、お礼ちょうだいね」

「わかった」

 

現状の把握をして、息を揃え逃げだした。

人と自転車だから私が遅れる形になったけど

 

人がいない場所として、第2グラウンドを目指して走っていたとき女子寮の天辺で少女を見つけた。

飛び降りパラグライダーを滑空させる少女は絵になるなぁー、と現実逃避しつつその少女の声を聞いた

 

「そこのバカ共、頭下げなさいよ!」

セグウェイに向かい2丁の銃を放ち後ろの銃座を破壊する。

その時私はゴミ箱の蓋を見つけた。

(アレなら……)

方向転換し、拾う。

右手に構え、キンジに少しでも追い付く

「キンジ!」

こちらを見て理解し私に突っ込んでくる。

あの少女は呆けた目でこちらを見てくる

キンジが私のそばをすれ違い、飛び降りる。

私はキンジの前に立ちゴミ箱の蓋を構える。

さながら、盾で防ぐように

 

神々の砦(アースガルズ)

 

爆弾が爆発し私たちを飲み込もうとする。

意思を強く持ち踏ん張る。

後ろのキンジは守り通す。

キンジが私を支える

 

「あんたたち、なにやってんのよ……」

 

あの少女が悲痛な声をあげる。

確かに、爆発にまともに巻き込まれた。

普通なら生きていないのかも知れない。

 

「ゴホッ……キンジ大丈夫?」

少し声を大きくだしあの少女に無事をしらせる

キンジは私の体に……?

その時私は気がついた。

キンジが私に抱きつき胸を触っていたことに。

 

(あぁ、キンジやっちゃったね……)

キンジのラブコメ体質に呆れつつも

その無事に安堵した

 

機械の動く音が聞こえる

あれは多分七台くらいかなぁと逃避していると銃撃戦が始まる

キンジが目を覚まし

 

「ありがとう、お嬢さん」

「向こうの女の子にも感謝しなよ」

「勿論さ」

 

完璧に発症しているキンジが少女を助けに向かう

あれは、また何か引き起こすなぁと思いつつ

歪みきったゴミ箱の蓋をどうしようか悩み

取り敢えず持って二人の戦場に向かった。

 

まぁ、予想したようにラッキースケベをおこした相棒と少女アリアの戦闘が始まり

始業式の始まる鐘の音を聞きつつ

ニコニコ笑顔で見守っていた。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。