ひだまりスケッチ&無敵鋼人ダイターン3withクレヨンしんちゃん(凍結)   作:越後屋大輔

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幾つか並行して話を作ってます、ひだまりの原作及びアニメをベースに短めのを投稿します


お山の大将だゾ①

 今日はやまぶき高校体育祭の日。ひだまりズは全員赤組なので赤組の応援に野原一家もやってきた。

 「今年こそは白組に勝たないとね」沙英とヒロは気合いが入っている、

 「どうせなら優勝を狙えばいいのに」みさえが笑顔で茶化すと髪を三つ編みにした白いはちまきの女子が沙英の目の前に現れた。

 「夏目っ?」

 「沙英、優勝とは大きくでたわね」いきなり沙英に突っ掛かってきた。

 「言ったの私だけど」みさえが突っ込むと、急にバツが悪そうにして

 「と、とにかく今年も白組は赤組に勝つわよ。精々頑張んなさい」夏目はそう言うと逃げるように走り去った。

 「父ちゃん、今のおねいさん可愛かったですなあ」

 「ああ、中々イケてるよな」鼻の下を伸ばす2人、そしてみさえの鉄拳を喰らう。

 ゲ・ン・コ・ツ

 「性懲りもなく毎度毎度!」しんのすけが頭を押さえてると万丈が目に入った。

 「ほっホーイ、万丈お兄さ~ん」よく見ると万丈は校長先生と同じカラフルなはちまきをしている。

 「理事長は何組になるんですか?」

 「僕はエキシビションだけの参加になるよ、理事長という立場上、どのチームにも参加できないのでね」万丈はそれだけ言うと教職員用のテントへ去っていく。

 

 かくして体育祭は始まった、第一種目は借り物競争だ。ひだまりズから出場するのはゆの。借り物のお題を見ると速攻で野原一家の元へ走りしんのすけの手を取りゴールを目指す。そして1着でゴールインした。

 「ねぇねぇ、お題はなーに?ボーイフレンド?恋人?それとも未来の旦那様ぁ?」テンションの高いしんのすけにゆのは作り笑顔で誤魔化した、まさかお題が『ジャガイモに似た人』だとは言えなかった。

 次にひだまりズは宮子がパン食い競争と障害物レース、ヒロが椅子取りゲームに棒倒しと中々の活躍を見せる、そして競技は生徒と父兄合同で参加する計7人で行われるムカデ競争に移る。

 

 「1、2。1、2。」赤組ひだまりズと野原一家は順調に進む。

 「ねえ、『1、2。』より『ワン、ツー』の方がやり易くない?」

 「そっかな?『1、2。』の方が跳ね上がる感じがして私はやり易いよ」

 「私の中学では『左、右。』だった」

 「おれが小学生の時も『1、2。』か『ワン、ツー』だったな。そっか、今も昔もあまり変わらないんだな」

 「さ~ん歩進んで~2歩さっがる~」

 「しんのすけ殿、下がってはなりませんぞ」

 「「「「「アハハハハハ」」」」」その後ろで夏目率いる白組は何度もコケている、

 「なんでアレでコケないのよ?」とは言うものの点差は白組が圧倒している。次の種目は生徒と教職員による騎馬戦だ。校長先生と万丈もこの競技に参加する。

 

 

 

 

 

 

 




結果よりプロセスが大事な時ってありますよねσ(^_^;)┓

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