ひだまりスケッチ&無敵鋼人ダイターン3withクレヨンしんちゃん(凍結) 作:越後屋大輔
タカヒロと熊実はソルジャー共を順調に地獄へ送り出していく。これで木組みの街も大丈夫、かと思われたがそこへモンテギューが何十人ものソルジャーを引き連れて現れた。流石に多勢に無勢、2人は捕らえられてデスバトルに放り込まれた。
大輔は自動車に夏目、心愛、チノとしんのすけを乗せてとりあえず越後屋のあるアーケード街を目指した。
「父達はどうなるんでしょうか?」チノが憂いの表情で大輔に尋ねる。
「残念だけど僕にはわかりません、信じる事しかできないのがもどかしいですね」
「アレ?8才くらいの男の子がもう1人いなかった?」心愛が1人不在なのに気付く、急ブレーキを踏む大輔。
「嘘でしょ?逃げ遅れたの?!」
「大輔さん、戻って下さい!見殺しには出来ません!」
「ちょっと!私はイヤよ!」夏目は混乱している。
「まあまあ、幸ちゃんなら心配ご無用ですゾ、むしろメガノイドの方が危険だゾ」しんのすけは平然としている。
アーケード街に入るとこちらに手を振る人影があった。
「しんのすけぇ」
「しんのすけ殿ぉ、夏目さ~ん」
「オッ母ちゃん、宮ちゃん」
「あの娘は前にウチでメガグリルを完食した、何でこんなトコに?」大輔は自動車を側に寄せて挨拶すると自分の見た現状を話す。
「では、不肖斎藤宮子。バカノイドを退治に行って参ります」木組みの街へと走り去る宮子を茫然と見送る大輔、心愛、チノ。
「夏目ちゃんはウチに来なさい、しばらく休んでからお家に帰りましょ」夏目はみさえの自動車に乗って春日部へ向かった。
デスバトル内ではモンテギューが拘束されたタカヒロ達を足蹴にして下劣な高笑いをあげていた。
「現代の貴族たるべきメガノイドに刃向ったところで虫けらは虫けらだな、貴様らはここで処刑してくれる。ありがたく思え」スパッ!整列していたソルジャー達がビールの栓の早抜き大会のようにポンポンと首をはねられた。その先に手刀をかざした幸太がいた、タカヒロも熊実も開いた口が塞がらない。
「何が起きたんだ?」
「あんな小さな子が?どうなってるの?」怒り心頭のモンテギューは幸太に切りかかろうとするが
「
「下りてこ~い、バカノイドォ!」
「宮子さん、何やってんすか?」
「ふん!我らに逆らう輩がまだいようとはな。ソルジャー共、
「何をしている?!」
「あれはメガノイドのブラックリスト事実上NO,1の斎藤宮子です、このままでは皆殺しにされます」モンテギューはメガボーグに変化するとデスバトルを振り上げ宮子目掛けて叩きつける。
「モンテギュー様ー!何をなさるのですかぁ?!」
「貴様らの命など知ったことか!メガノイドの栄華の為の生贄となるがいい」落下してくるデスバトルをがっちり掴む宮子だが足から地面に埋まっていく。そこに大きな手が添えられた。
「宮子君、無事だったか!」万丈が駆けるダイターン3が宮子とデスバトルを支えていた。
次回こそ完結させます、後夏目のバンドもだすつもりです