ひだまりスケッチ&無敵鋼人ダイターン3withクレヨンしんちゃん(凍結)   作:越後屋大輔

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しんのすけとガルパン女子を絡めたかったのに…全く上手くいきません
②でのしんのすけのセリフと状況を少し修正しました


戦車道を見に行くゾ③

 遂に大洗女子学園とその連合軍と大学選抜チームの試合が始まった。大学側の隊長は13才とはいえ名門島田流の娘、大洗側も充分過ぎるほど作戦を練り上げていた。それでも味方が次々にやられて戦況は次第に不利になっていく、やがてみほ達は乗員のいないカール自走臼砲(600ミリ)の存在に気づいた。実は何としても大洗を潰したい辻が試合直前になって使用許可を強引に取り付けていたのだ。

 「何だよ、あんなの卑怯じゃねーか!」

 「素人目にもインチキだってわかるわよ!」ひろしとみさえはカンカンになって辻のいる観覧席の方を睨む、連盟理事長である児玉七郎も苦言を呈するが

 「考え方次第ですよ」涼しい顔で受け流す。

 「それならこれも考え方だな」隣にいた万丈がニヤリとする、

 「ひだまりズの諸君、出番だ!」カールに向かってくる巨大戦車がいた、なんとダイタンクだ。しかも大暴走している、乗っているのはひだまりズだった。

 「ウッホーイ!」操縦桿を持つハイテンションな宮子だが後の3人は顔が青い。

 「宮ちゃ~ん、安全運転して~」ゆのは目を回している、

 「気持ち悪い~」ヒロは吐き気を懸命に堪えている。

 「智花には絶対戦車道はやらせない!」沙英は決意した。

 主砲がカールを貫く、更にダイタンクはそのまま前進してくる。護衛していた戦車は逃げ出し最後はカールの上を走りペシャンコにしてしまった。

 

 「なんだありゃ?」選手一同敵味方関係なくアゼンとする

 「もしかしてお姉ちゃんがアレに乗ってるの?」智花はどことなく嬉しそうである。

 「ダイターンを使うなんて、あれこそ卑怯じゃないですか!しかも乗っているのも部外者でしょ?!」辻は万丈に思いきり怒鳴り散らすが

 「短期転校の手続きならしてある、戦車だって僕の私物だからルール違反にはならないはずだがね」シタリ顔で返す万丈、次の瞬間辻は児玉に拳銃を突き付けていた。

 

 「破嵐万丈、貴様の権限で大洗を敗北としろ!さもなくば選手と会場にいる観覧者全員を皆殺しにする!」どこに隠れていたのかソルジャーが出てきて観覧席に銃をむける、フィールドの上空にはデスバトルが控えていた。

 「要求がメチャクチャだな、それより僕を始末した方が手っ取り早いんじゃないかい?メガノイドのコマンダー君」

 「やはり気づいていたか。まあいい、お前は大洗女子学園に復讐を果たした後でじっくりといたぶってやる」薄ら笑いを浮かべる辻、

 「しんのすけ君!」万丈の合図に即対応するしんのすけ。

 「ブ・ラジャー!」背負っていたリュックからボールを掴みあっちこっちへ投げる。地面に叩きつけられたボールから緑色の気体が噴出する、人間を残してソルジャーは全員倒れた。まさか辻もあんな子供にまで万丈の息が掛かっているとは予想外だった。

 「メガノイド用の麻酔爆弾さ、君の思惑くらいお見通しだったんでね」辻に告げる万丈、鼻と口を押さえたまま会場を走り去る辻。

 

 「見ていろ!破嵐万丈!」その体がメガボーグに変化していく。選手達は急旋回してできるだけ遠くに、観覧者達は会場をでて安全圏へ急ぐ。上半身はかの'勉強小僧君'を彷彿とさせ下半身が戦車のケンタウルス型である、ガ○タン○かゲッ○ー○そっくりといえば聞こえはいいが

 「うわ、かっちょワル」宮子からバカにされる、しんのすけは見上げながら

 「ホウホウ。またまたコマッタちゃんがでましたなぁ」呑気に見物していたら

 「おバカ!逃げるのよ!」みさえにどやされる。

 「こっちへ来い!」ひろしに抱えられて避難した。

 

 




どうでもいいけどガルパンキャラの中では秋山優花里が一番大好きです♪

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