ひだまりスケッチ&無敵鋼人ダイターン3withクレヨンしんちゃん(凍結) 作:越後屋大輔
万丈は特殊なカメラで撮影されたレントゲン写真を持っていた。
「さっきの様子をマッハパトロールに仕込んであるカメラのレントゲン機能で見るとこうなる、他のソルジャーの体内は機械になっているが、河太郎のお父さんの写真はこれだ」写っているのは人間のそれとは異なるもののれっきとした生物の骨格だ。
「カッパの改造は前例がないからデータ不足で踏み切れなかったんだな」
「河っち、良かったね!」
「か、河っち?」いきなり宮子にそう呼ばれ戸惑う河太郎。
「オォーッ、ゆのさんと姉弟みたい」しんのすけが茶化す。
「私、カッパじゃないよ!
(゚〇゚")」ほんの数分前の重苦しい空気は何処かへ消えていった。
「よし、善は急げだ、河太郎君のお父さんを救出しよう!」
「オラも手伝う~」しんのすけと河太郎の間には確かな友情がめばえていた。
「私達にできる事があればなんでもします」ひだまりズも協力は惜しまない。
「よーし、いっちょアレいっとくか!」
「今回は特別版!」
「野原一家&ひだまりズ」全員声を揃えて叫ぶ。
「ファイヤー!!!!!!!!!!!!!!」
ピッケルは特にアジトを持たずデスバトルで作戦を決行していた事が分かっている、全員を乗せたダイファイターで突入して万丈はピッケルの元へと急ぎ、他の皆は河太郎の父を除くソルジャーを万丈から預かった銃で撃ち倒す。
「おっ父だ!」河太郎が父を発見すると全員で逃げる、
ピッケルは万丈と白兵戦を繰り広げていたが次第に追い詰められていく、最後の手段としてメガボーグになろうとマクロマシンに乗り込むが作動しない。
「どうなっている?!」焦るピッケルに河太郎の父はドヤ顔で告げる。
「そん中にさっき塩さ刷り込んでやったで、壊れちまっただよ」
「この出来損ないの化け物がっ!」ブチンッ(ー。ー#)全員、自分の中の何かがキレた。
「人間捨てた奴が言っていいセリフじゃねーよ!」
「そうよ、人間よりもアンタ達よりも崇高で立派な人達よ!」
「ホンットにムカつく!」
「ウ○チ以下だゾ!」
「たいややあーい!」
「消えろ」万丈は静かにそれだけいい放ち銃の引き金に手をかける。コマンダーピッケルは射殺された。
「万丈様、お言いつけ通りこの一帯国有地となるよう手配致しました」
「ご苦労だった、ギャリソン」万丈はこのキャンプ場を閉鎖して河太郎達が平和に暮らせるよう人間を立入禁止にする手筈をギャリソンに頼んでいた。
「河太郎君、またね」
「良かったら、春日部に遊びにこいよ」
「見つかったら騒ぎにならない?」
「その時は僕かギャリソンが送迎するから大丈夫さ」
「皆さん、ありがとうございました」メガノイドから隠れていた河太郎の母がお礼を述べる。
「人間にもあんたらみたいないい人さいるんだな」
「バイバイ、河太郎」
「しんのすけ、宮子、みんな、さよなら」カッパ一家の幸せを願って万丈、野原一家、ひだまりズは帰っていく、
「結局、キャンプは楽しめなかったな」
「そん代わりめったにない体験できただな」銀の介が呑気にいう。
「なら、せめてうちの庭でバーベキューをしないかい?」
「「「「賛成‼」」」」
ダイターン3をだすとこのままワンパターン話が続く気がしてコマンダーには大人しく死んで貰いました(笑)