ゴレイヌさんに会いに行こう!   作:丸焼きどらごん

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Gorilla19,コバンザメ再び

 

 

 ミルキ=ゾルディックは屈辱に打ち震えていた。というのも、原因は先ほどあっさりゾルディック家を出て行ったエミリア=フローレンにある。

 

 エミリアは去り際に祖父に対して……否、暗殺一家全員に依頼をした。その内容は半年後にヨークシンで開催される世界最大級のオークションで品物を狙ってくる、A級賞金首幻影旅団の暗殺。

 以前父であるシルバがその幻影旅団の内1名を殺害し旅団の団長とも戦っているが、その父が「割に合わない仕事」「旅団には手を出すな」とまで言う相手である。当然依頼額は高額になるが、エミリアは提示された額に怯むことなく「是非ともお願いしたい」と即決。その思い切りの良さには祖父であるゼノも思わず感心したようだ。

 しかしエミリアは「現役のゾルディック家全員を雇う」と言ったにも関わらず、直後に「あ、ミルキくんは普通に死にそうなんで除外でいいですよ」と前言を修正した。エミリアにギロチンチョークをきめられ気絶していたミルキは暗殺依頼の内容もその言葉も後になって聞いたのだが、それを耳にした途端一気に頭に血が上った。

 たしかに自分は暗殺一家の中でも頭脳はともかく実力の面では劣るだろう。しかし弟のカルトを含んでおきながら自分だけハブられたとなると納得できないミルキである。しかもエミリアの言い方が大変癪に障ったのだ。

 

 そして彼は煮えたぎるような怒りを胸に抱え、普段は委縮してしまいそうになる父親の鋭い眼光を母親譲りの黒い瞳で真っすぐに見つめた。

 

 

 

「親父、頼む。仕事の合間でいいから……俺を鍛え直してくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

++++++++++++++

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私はホクホクとした気持ちを抱えたままククルーマウンテンを下っていた。

 

 なんたってゾルディックの現役暗殺者全員雇ったからな! 大船に乗った気持ちとはこのことよ。

 あ、でもゾルディック家全員に依頼と言ったけど(元)豚はハブっといた。あいつがどんな方法で暗殺するのか知らないが、少なくとも実際に戦う力が乏しいあの体たらくじゃ出向いたところで死ぬだけだろう。一応コレクションを託した相手だから死なれては困る。

 

 

 

 最初私の「幻影旅団抹殺」の依頼に面食らっていたゼノじいさんだったが、ヨークシンでの暗殺一家一人当たりの拘束期間に対しての料金と暗殺完遂時の報酬は別個に支払う旨と、私の知る限りの旅団の情報を提示することを畳みかけるように言うと「おおよそこれくらいだが、払えるか?」と、依頼を受けてくれそうな雰囲気を出してくれたので私はがっつり食いついた。

 結果、ゾルディック家一人当たり一日につき2億の日給と、暗殺対象一人につき60億ジェニー……そしてそこから3割引きだから、正確には1億4000万の日給と42億の成功報酬となった。

 オークション期間にクソガキ共がヨークシンに来るのは漫画知識がなくとも奴らの行動を考えればほぼ確定だが、いつどこで現れるとなると覚えていない。それを探してもらう事を含めたら数日必要だろうし、暗殺依頼の作法など知らないが日給を払うのは多分マナーだろう。ゼノじいさんもそれで納得してくれてたし、おそらくこれで良かったんだと思う。

 

 私が依頼したのはヨークシンでのオークション期間、9月1日から10日まで。だから日給に関してはマハ、ゼノ、シルバ、イルミ、カルトの5人を雇ったので最大70億。成功報酬に関してはターゲットをクロロ、フェイタン、シャルナーク、フィンクス、ノブナガ、パクノダ、コルトピの7人に絞ったので全員暗殺に成功すれば294億。計364億だ。依頼額が高いか安いのかいまいちわからないが、私としては払えない額では無いし奴らを始末してくれるなら安いものだ。「ちとサービスしすぎたかの」とゼノ爺さんが呟いていたが聞かなかったことにした。わざわざこちらから値段を釣り上げてやる必要は無い。

 う~ん……でも一応グリードアイランドを自力で競り落とす場合も考慮して旅団全員と欲張らずに節約したけど、これならまだ余裕あったな。まあ増やす場合は次の打ち合わせの時にお願いすればいいか。

 とりあえず今回は依頼を取り付けられただけ御の字か。詳しい話は現在仕事で外に出ている鋲男ことイルミ=ゾルディックが帰宅したら改めて……という運びになっている。クソガキ共の能力についての説明も直接話した方がいいだろうし、その時は再びゾルディック家にお邪魔する予定だ。

 

 

 ちなみにターゲットに関してだが、クロロ、フェイタン、シャルナーク、フィンクス、ノブナガは完全に私怨を優先した結果だがパクノダ、コルトピを含めたのはその能力の厄介さからだ。パクノダの心を読む能力でゴレイヌさんの事が知られてちょっかい出されては困るし、コルトピに関しては死体を偽造される恐れがあるからな。この2人に関して……特に面識のないコルトピには特に恨みは無いので少しばかり後ろめたいが、奴らとて旅団内ではマシな部類とはいえ犯罪者は犯罪者。容赦など必要ないし、始末しておいて損は無いだろう。

 

 ……ウボォーギンとマチに関してはちょっと迷ってるんだよな。

 マチには今までヤバい怪我を何度も縫ってもらってるから(金はとられたけど)恩がある。ウボォーギンとは何だかんだで真正面からずっと戦ってきたわけだし、奴は私と実力が一番近い。せめてもの情けで最後の引導くらい私が渡してやるかなと、柄にもなくちょっと考えた。まあ勝てるかどうかといえば今まで殺す気でかかっても引き分けがほとんどだったから、もし私が自分で奴を殺しにかかる場合は協力者(多分ゾルディックの誰かだけどお手伝いだけお願いする場合は値引き可能だろうか)を得て汚い手を使わせてもらうが。

 まあ、他の旅団員と合わせてこの2人に関してはまだ保留だな。

 

 

 

 

 

 

 

 で、だ。腐れ縁を抹殺するめどが立ったのはいいけど、今考えるべきはこれからの予定だ。

 執事室でゴンさん達がすでに山を下ったことを聞き、4人が解散する前にと急いで山を下る私がこれから何をするかといえば……平たく言えばコバンザメ再びである。

 

 ここ2週間豚の訓練や淑女講座の最中に考えたんだけど、ゴレイヌさんに一番良い印象を与えつつ自然に接触するためにはゴンさん、キルアさんにくっついていくのが一番いいという結論に達した。

 そもそも私がゴレイヌさんの事を思い出し、彼の嫁になるべく行動を開始したのがハンター試験直前。そして具体的にゴレイヌさんに出会うためのプランを考える前に、試験を通して現状の自分ではゴレイヌさんには釣り合わないという厳しい現実を目の当たりにした私である。なのでまずそちらの改善から取り掛かり現在に至っているのだ。……いや、ホントに次から次に自分の駄目さ加減を思い知って、ゴレイヌさんの前に立つには恥ずかしすぎて、ましてや好きになってもらうなんて難易度高すぎて絶望してたからな……。とてもどうやってゴレイヌさんに会いに行こうかまで考える余裕が無かった。

 一応自力でグリードアイランドを競り落としてゲームに参加することも出来るけど、でもやっぱり一番はゴンさん達にコバンザメ! これだ。これに限る。印象の良い2人にくっついていけばおまけで私の印象もちょっとは良くなる可能性だってあるし……!

 そ、それに初めての友達であるゴンさんとも友情を築きたいな! 最初は結婚式に招待したいって下心からの友達宣言だったけど、今ではもっと仲良くなりたいと思っている。一緒に遊んだりとか出来たら楽しそう。……友達と一緒に楽しく遊ぶ……か。ふふふっ、これで私もリア充にまた一歩……!

 あわよくばキルアさんとも友達になりたいものだ。クラピカとレオリオに関しては時間的にもう友好を深めるのは無理かな……と残念なだけに、せめてゴンさんキルアさんとは友情を育みたい。よって、やはりコバンザメ作戦は必須である。

 

 そして急ぐあまり、試しの門を開けるのが荷物の事もあって面倒になったから思い切って勢いつけてジャンプからの壁走りに挑戦してみた。壁を走るのは漫画でクソガキ共がやってたから私に出来ないはずが無い! と思ったらやってみたけど案外出来て少しびっくり。そして勢いつけて門の上まで駆け上がった私は、キャリーバッグとボストンバッグを抱えてそのまま一気に飛び降りた。試しの門ショートカット成功である。

 

 

 

 けど急いだのにすでにゴンさん達居なくてちょっと泣きたくなった。

 

 

 いや、たしかに私合流しようねとか待っててねとか言ってなかったけど……! でも何か……! 何かぁぁぁぁぁ!!

 キルアさんこの間あった時「また」とか言ったじゃん!? 出ていくときに一言も無かったけどせめてちょっと待っててくれるとか……!

 

 

 どうしよう。何だか物凄く寂しい。

 

 

 憐れに思ったのか門番のおじさんが「キルア坊ちゃん達なら近くの町に向かったよ」と教えてくれたので慌てて走って追いかけたら、どうやら彼らは丁度門前に来ていた観光バスでのんびり町に向かっていたらしい。途中で追い越してた。

 町でぜーぜー言いながらキョロキョロ見回して探していたら、キルアさんに後ろから膝カックンされた次第である。「お前はジェットババァかよ! バスの中で『あれが人間の走る速度か!? ま、まさかゾルディック家……!』とか騒がれててスゲー恥ずかしかったんだけど」と怒られ、そしてケータイは確認したのかと言われた。見ればメッセージが入っていて、確認を怠った自分が酷く恥ずかしかった。……キルアさんちゃんと「多分俺らこれで解散するけど、一応待っててやるから来るなら来れば?」って留守電入れてくれてた……。

 

 そして無事に合流出来たわけだが、そこでそれぞれの今後の予定を聞いた。

 

 ゴンさんはヒソカに試験の時の借りを返すのが第一目標で、そのヒソカはクラピカの証言で半年後にヨークシンシティの何処かに居ると判明。クラピカはヒソカに旅団員の情報を聞くために雇い主を探して仕事をしつつ半年後にヨークシンに行く模様。レオリオは故郷に帰って医大に入るための猛勉強、と。

 とりあえず半年後にヨークシンで会おう、という事で話はまとまったようだ。

 

 ゴンさんに「エミリアさんはこれからどうするの?」と聞かれたので、私はまずゼビル島でキルアさんにだけ教えていた私がハンター試験を受けた理由を話した。そして好きな人に会いに行くための真っ当な身分証明を手に入れたはいいが、まだ自分磨きが足りないのでしばらくは色々な場所に行って視野を広げたいとかもっともらしい事を言ってみる。そして更にそこに「もしよければだけど、しばらくゴンさん達と行動してもいい? 色々な場所とは言ったけど、特に目的の場所が無くて」と畳みかけるように言ってみる。

 ……キキョウ先輩の淑女教育様様である。ここまで実にスムーズに話すことが出来たぞ! 一回もどもらなかった! 私がそんな達成感に密かに浸っていると、ゴンさんは「いいよ!」と快諾してくれた。やはり私の友達のゴンさんは天使である。心配なのはキルアさんだったけど、「ま、別にいいけど。ただ恥ずかしい行動すんなよ! 一緒に居るこっちが恥ずかしいんだからな!」とかなんだかんだ言いながらも承諾してくれたので私内心でガッツポーズ。よし、コバンザメ作戦はまずまずの滑り出しだな!

 

 しかしそうして今後の予定が決まり満足感に浸っていた私に、思いがけない人物から声がかけられた。

 

「…………少し、いいだろうか」

「え? ああ、うん。どうしたの?」

 

 真っすぐに私に向けられた視線はクラピカのもの。ファーストコンタクトが最悪だったため、この4人の中で一番私に対してよそよそしい彼からの言葉につい戸惑う。けどキキョウ先輩のお陰でスムーズに受け応えだけは出来たぞ!

 クラピカは普段の明瞭な言葉遣いとは裏腹にしばし言い淀んだが、意を決したのか改めて口を開く。

 

「……あなたが知っているという旅団の情報について、聞かせてもらいたい」

「? おい、クラピカお前……」

「今さら図々しい事を口にしているとは自覚している。しかし改めて考えてみて、このまま何も聞かずに別れてしまって本当にいいのかと思い直したんだ」

 

 そう口にしたクラピカの表情は真剣で、思わず背筋が伸びる。

 

「今一度聞きたい。トリックタワーでは嘘と断じて責めてしまったが、あなたが旅団の情報を知っているというのは本当か?」

 

 その問いに対して何と答えようか少し迷う。……いや、なんつーかさっきゾルディック家にその幻影旅団の暗殺依頼してきたばっかだしな。トリックタワーの時は旅団の情報教えてクラピカが倒す旅団の人数増えたらいいな☆ 程度の考えだったけど、専門家にお願いした手前その必要なくなったし。

 普通に友好を深めたいなら、あの時は質の悪い冗談を言ってすまなかったと改めて謝罪して無難に収めておく方がいいだろう。

 けど少し考えてから、私は「本当だけど、もし詳しく知りたいならこれが見えるようになったらまた連絡してほしい」と人差し指を立てながら言った。その指先にはオーラで描かれたゴリラ(他にとっさに思いつかなかった)が浮かんでいたのだが、当然まだ念能力者ではないクラピカに見えるはずもない。

 クラピカは「やはり私をからかってるだけか!」と再び怒りかけたけど、私がひるまずに真っすぐに目を見つめて「ハンターになったのならいずれわかるから」と言うと私を睨みつけながらも少々考え込んでいる様子だった。そして意外なことにレオリオが「今まで見てた感じこいつ馬鹿そうだし、わざわざそんな嘘ついてからかうような奴でも無いと思うぜ」とフォローしてくれた。少し引っかかる部分はあったけど、まさかの援護にちょっと嬉しくなる。なんだコイツいい奴だな……!

 そしてどうなったかといえば、クラピカは「本当にそのうち分かるんだな」と念押ししながらもひとまず矛を収めてくれた。でもなにも教えないのも悪いし、トリックタワーでハンター試験合格したらタダでちょっと教えてあげるって言った手前もあるから旅団員の名前と特徴だけ教えておいた。裏付けるものが無いから現時点ではほとんど意味無いけどな。

 クラピカが念を覚えたら、信じる信じないは彼次第だけど私も旅団の情報を教えよう。最初に情報をやろうかと言い出したのは私だし。

 

 けどゾルディック家に暗殺依頼したことはどうしよう。……教えるのはまた今度でいいか。クラピカの怒り方ってなんか怖いんだよな。出来れば今これ以上刺激したくない。

 ヨークシンまで半年あるし、その間に念を覚えたら一回連絡してくるでしょ。その時教えて、プロに任せるか共闘を申し出るかは彼次第だ。

 うん、これでいこう。

 

 

 

 とまあ、最後にちょっとモヤる事はあったもののそれぞれが各々の目標に向かって歩み出したわけだ。

 私もハンターライセンスを手に入れて身辺整理も終わったことだし、これからがいよいよゴレイヌさんの嫁を目指すにあたって本番である。

 

 

 

 ああ、ゴレイヌさん……! あと少し……あと少し待っててくださいね。私この半年で素敵なレディーになってみせますから!

 でも半年って考えると辛いな……! 早くゴレイヌさんに会いたいけど今のままじゃ会えないというジレンマよ。

 

 

 

 ………………そういえば2週間の間にミルキのパソコンを勝手に借りてハンターサイトでゴレイヌさんの情報を検索してみたんだよね。それによってゴレイヌさんがこの世界に実在する人物であるということを確認出来て安心した。本当に安心した。もし実在しなかったらその時点で抜け殻になる自信がある。色々燃え尽きてる。いや本当によかったゴレイヌさんが実在して……!

 でも顔写真と名前、年齢以外の情報は見ていない。こういった情報サイトで見知らぬ人間が勝手に個人情報を探るのは、好きな人相手にはちょっと違うかなって。愛するゴレイヌさんの事を詳しく知りたい本音はあるけど、出来れば直接知り合った時に会話の中で少しずつ知っていきたいし……その楽しみのためにも今は我慢だ。

 ちなみに年齢だけどゴレイヌさん28歳だった。そっかぁ……私より4歳くらい年上かぁ……えへへ、ゴレイヌさんの包容力的にもっと年上かと思ったけど案外歳近いんだ。なんというか、特に共通点があったわけでは無いのにそれだけでちょっと嬉しくなる私はチョロイと思う。でもチョロくていい! ゴレイヌさん相手になら!

 ……でも、そういえば私って実際何歳なんだろうな。捨てられてたわけだし知らん。

 だいたい今24歳くらいかな~程度の薄い認識で、誕生日も特に意識しなくて新年が来るたびに年齢数えてたけど……。婚姻届けとか、色々書類作る時には必要だよね生年月日。……そのうち適当に決めておこうかな。

 

 

 あと写真は収穫だった。大収穫。思った以上に格好良くて心臓爆発するかと思った。アドレナリン大暴走だった。ハンターサイトありがとう!!

 ゴレイヌさんかっこいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!写真でこれって、あれ、実際に会ったら……生身のゴレイヌさんってどれだけ格好いいの!? これは今から慣れておかねばと、私は自分に言い訳しながらそっと写真をプリントアウトした。保存用、観賞用、使う用で3枚。……使う用は別に変な意味ではなく、ちょっと頬ずりとか、き、キスの練習とかしてみようかなって。……誰に言い訳しているんだ私は。

 でもキスの練習とかはアウトだろうか。実はもう2、3回写真越しのゴレイヌさんに熱烈なやつをかましてしまったが、傍から見たらやばいな。……この熱いパッションを抑えきれる自信が無いけど、使う用の解禁は一日一回に留めておこう。

 

 

 

 

 ゴレイヌさんに会いに行く準備が整うまで少なくともあと半年。

 ……写真のゴレイヌさんを励みに、いつもゴレイヌさんが見ていると自分に言い聞かせて頑張ろう。

 

 

 

 

 

 …………早くゴレイヌさんに会いたいなぁ……。

 

 

 

 

 

 

 




色々説明ぶち込んだら話進まず(´・ω・`)つ、次は多分天空闘技場に行けるかと……!

追記
ゴレイヌさんの年齢を34から28に変更。ちょっとゴレイヌさんに包容力を見出しすぎた。


※3/22追記>>
頂いたイラストを挿絵に該当するお話である13話あとがきに移動しました。

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