望まぬモノ   作:チャリ丸

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我慢出来なかった…。

キャラ崩壊や口調がおかしいなどありましたら、どんどん言ってください。


ヒーローとは
始まり


「…ん。今、何時だ?」

「一般生徒なら学校に行っている時間だな。まあお前みたいに、家庭の事情(・・・・・)で休んでる奴以外はな」

「ということは、9時ぐらいか」

「ご明察。朝メシは?」

「必要無いよ。僕の『個性』で何ができるか、知っているだろう?」

「ハッ!ったりめーだろ?」

 

  午前9時頃、僕は自宅のベッドの上で目を覚ました。隣には、海外で拾ってきた同居人がいる。いつもの朝だ。

  先ほど言われたように、僕はとある事情から、学校に行かなくても良いことになっている。…いや、言葉を選ぶなら、その時間を働くために使うことができる。最も、働くために使ったことなど一度も無いが。

 

「てめー、そろそろ働くか勉強でもしたらどうだ?」

「する必要の無いことに時間を裂ける程暇じゃない。今だってこうして、僕とお前が楽しく生活していけるために動いてるんじゃないか」

 

  今頃、新3年生になった新しいクラスメイト達は、新しいクラスで、新しい担任の先生…かは分からないが、最初のHRを受けているだろう。内容は恐らく1年2年と変わらず、進路調査。男女共に約8割の人間がとある職業しか記入しないあの時間に、僕は意義を感じない。

 

「変わってんぜ?お前程強力な『個性』を持って生まれながらにして、『ヒーロー』になりたくないなんて奴」

「望んだ訳じゃないからね。個性(コレ)が無ければ、もう少し楽に将来の夢に向かって頑張れるんだけど」

「無個性が聞いたら泣きわめく台詞だな。確か、お前の2年の時にもいたような…」

「緑谷君だろう?可哀想だよ、彼は。彼ほどヒーローが好きで、彼ほどヒーローになりたいと思っている人を僕はまだ見た事が無いよ」

「お前でも、か」

「あぁ、僕でも。…無論、お前でも、アイツらでもだ」

 

  面倒だとは思いながらも、こいつの相手をしつつ制服に着替える。今日、学校には仕事は休む(・・・・・)と言ってある。進級や、これからのことに関しての書類をわざわざ職員室まで提出しに行かなければならないのだ。

 

「今日は、すぐ帰ってくるのか?」

「いや、確か食材が減っていたはずだ。帰りに買ってくるよ。それと、試したいこともあるからね。午後はいつも通りさ」

「分かった。なら、居留守で良いんだな?」

「あぁ。じゃあ、行ってくるよ」

 

  返事は返ってこなかったが、カバンを手に持ち、扉を開ける。

 

「ヒーロー、か。頑張りなよ、緑谷君」

 

  今日出会うか分からない友人にエールを送りながら、玄関を開けた。

 

  ◇

 

「おぉっ、来たか」

「おはようございます、先生。先生がそう仰る、ということは」

「あぁ。今年度も、私が担任だ」

 

  職員室に入るやいなや、2年の時と同じ先生の元に呼ばれた。どうやら、3年も担任を受け持ってくださるらしい。

 

「今日は確か…」

「書類の提出、並びに推薦校の絞り込みですよ」

「あー、そうだっけか?ま、掛けろ掛けろ」

 

  そう言いながら、先生が椅子を引く。ここで断る理由も、座らない理由も無いので一言断りを入れて座る。

 

「んじゃ、2年の学年末にやった模試の結果から、な」

 

  そういえば、そんなものがあったなと思い出した。この春休みは何かと忙しく、日本各地はおろか、イギリス、フランス、イタリア、南アフリカ、アメリカ、中国、フィンランドetc…と様々な国を巡っていたのだ。宿題も当日に全て終わらせたし、なんなら簡単すぎる模試の結果なんて、僕にはどうでも良い。

 

白本零(しろもとれい)。結果はお前の自己採点通り、満点だ」

「そうでしょうね」

「志望校には全てA判定。…なあ白本。お前、本当に雄英目指さなくて良いのか?」

「えぇ。爆豪にグチグチ言われるのも面倒ですし」

 

  緑谷君の幼馴染みとは思えない程に気性の荒いエリートの名を出す。同時に、先生の頬が引き攣る。こういった話をする時は毎回こんな反応を見せてくれるので、面白くてつい言葉に出てしまうのだ。

 

「そりゃあ、アイツも良い『個性』に、雄英A判定取れるだけの頭脳があるんだ。言っちゃアレだが、ウチの学校じゃ初めてのレベルなんだと」

「まあ、それで簡単にプロヒーローになられでもしたら、それこそヒーロー飽和社会の現代に、さらにヒーローが溢れますよ」

「先生は、そこまでヒーローは悪い職じゃないと思うがな」

 

  『ヒーロー』。ここ数世紀、急激に人気を伸ばしてきている職業だ。

  4歳程の時に、世界総人口の8割が発現する超能力『個性』。それらを駆使して、奉仕活動や芸能活動に救助活動、果ては悪人退治までをもしてしまう、言わば何でも屋のようなもの、というのが僕の解釈だ。

 

「悪い職でしょう。元が強くなければあまり役に立たない職なんて、子どもにも悪影響だ」

「確かに、増えすぎているとは思うが…」

 

  現在、この日本にはヒーローが溢れかえっている。ここに来るまでに今朝のニュースを見たが、たかだか1人の強盗犯を捕まえるために5人のヒーローが出動し、捕獲には至ったものの、線路やビル、道路が破壊され、大惨事になっていたようだ。これでは、どちらが(ヴィラン)か分からない。

  敵の強さや近くにヒーローがいなかった場合を考えても、3人程度で被害を最小限に抑えることができなければ、あまり社会に貢献しているとは言えないだろう。

 

「だから僕は、普通に生きたいんですよ。別に、ヒーローやヒーローになりたい人を嫌っている訳じゃないんです。ただ、やりたくない人間がそれをする程、周りに迷惑を掛けることは無いでしょう」

「なるほど、な。分かった、今日はここまでだ。次は1週間後のこの時間。またここに来てくれ」

「分かりました」

 

  明確な拒絶を示したところで、帰っても良いという許可が降りた。あいつも腹を空かせている頃だろう。早くスーパーに行って食材を買わねば。

 

  先生が書類をまとめだしたのを見て、席を立つ。

 職員室の扉を開けると思わぬ友人と出会った。

 

「えっ?あ、し、白本君…。久しぶり、だね」

「…あぁ、緑谷君。久しぶり」

 

  緑色の縮れ毛に、そばかすのある顔がこちらを見上げていた。

  緑谷出久、この学校でもずば抜けた偏差値を持つと同時に―

 

「嫌なことがあったけど、良いこともあったって顔だね」

「そりゃあもう!白本君、今日の朝のニュースは見た?最近人気急上昇中の実力派若手のシンリンカムイを登校中に見たんだけど、素早い動きで先制必縛ウルシ鎖牢で敵を捕まえようとしていたんだ。でもそこで今日デビューのヒーローが出てきて見せ場を奪われたんだけど、いや、それもプロヒーローとして活動していくなら避けては通れぬ道って感じなのか、その敵を自分で仕留めきれるかっていう時点で既にヒーローとしての格が決定づけられて…」

「緑谷君、ここ学校だよ」

「へっ、あっ!ご、ごめん!また僕勝手に…」

 

  ヒーローについての話を振った途端、ヒーローオタクとしての彼が遺憾無く出てきた。

 実力派若手だというシンリンカムイや、そのデビューしたてのヒーローも、しっかりと調べあげているのだろう。そして、そこからの色々な考察をノートにまとめていく。その時の彼は本当に楽しそうだ。

 

「全然構わないよ。…入れるといいね、雄英」

「うん…、『無個性』だからっていうのは分かってるけど、それでもまだ、諦めたくないから…」

 

  しかし、自分のこととなると俯きながら、自信の無さそうに話す。

  彼の幼馴染みの爆豪勝己の『爆破』のような個性でも、ありふれた個性でもない『無個性』。ヒーローになるに当たって、最も重要な部分で、緑谷君は他人と比べて大きなハンデを抱えている。

 

「応援してるよ。僕も、頑張らないとね」

「うん。白本君の個性って、確か…」

「…あんまり詮索しないでくれると、助かるんだけど」

「あ、あぁ!そうだよね、ごめん。白本君って、隠してるんだよね」

 

  この『個性』溢れる現代。爆豪のように『個性』を強いと思い、ひけらかす者も少なくはない。だが、それと同時に隠そうとする者もいるのだ。緑谷君も、きっと他人にバラされなければ黙っていただろう。

 

「まあ、僕の『個性』に出来ることの例を出すなら、風邪を引かないこととか、空腹を紛らわせることができることができるぐらいだよ」

「何その個性!」

 

  目を丸くし、驚く緑谷君。僕の『個性』での比較的優しい使い方だと、こういうことしか出来ない。本来は、もっとえげつない『個性』なのだが、それを言葉にはしない。

 

「じゃあ、ちょっと早いけれどもう帰るよ。同居人も待っているしね」

「うん。僕も教室に行かなくちゃ。って言っても、3年生初日だから午前で終わりなんだけどね」

 

  手を振りながら教室に向かう緑谷君と別れ、僕は下駄箱へと向かう。

 

「…惣菜弁当を買った後、夕食ついででいいか」

 

  その途中に見てしまった財布の中身に嘆きながら、靴を履き替える。

  あいつ、怒らなければ良いが…。

 

  ◇ ◇

 

「全く、なんで昼から買い出しなんだ…」

 

  ちゃんと買ってこなかったお前のせいだ。と先ほど全く同じ台詞を家でボヤいた時に、アイツに言われた。年の割には賢いのだからネット通販で買えば良いのに。

 

「しかもわざわざ学校近くのスーパーまで指定か。成長期だからといって横暴すぎるだろう。靴も重くなったし。…ヒーローになる気なんて、無いんだけどな」

 

  『個性』によって独り言を聞かれることは無いので、白昼堂々独り言をボヤきながらスーパーまで歩く。

  出ていく際に、靴が普段よりも遥かに重くなっていたことに気づいたのだが、仕込まれた重りを外すのも面倒なのでそのまま履いてきたのだ。

 

「こんな『個性』、ヒーロー志望なら誰もが手放す能力じゃないか…」

 

  横断歩道の信号を待つ。親から与えられ、そして自然に発現してしまった『個性』に腹が立ち、右手に力が入る。

 

「おいっ!商店街の方で敵が出たってよ!大物らしいぜ!」

「シンリンカムイにMt.レディ、デステゴロにバックドラフトもいるって!」

「マジかよ!」

 

  ふと、声のした方に目をやると、道路の向こう側の商店街の入り口に人集りが出来ていた。話を聞く限り、大物の敵が出現し、ヒーローがそれの捕獲にあたっているのだろう。

 

「っ――」

 

  そこにさえ注目が行けば良かったのだが、その商店街と道路を挟んだ路地裏…つまりは僕の数十メートル近くの路地裏に、上下を黒で統一させた男が数人、入っていくのが見えた。

 

「見て見ぬ振りは、出来ないよね」

 

  財布と携帯をポケットに入れ、僕はその路地裏へと足を運んだ。

 

  ◇ ◇ ◇

 

「―はぁっ、はぁっ!ンだよあの化物!」

「知らねぇよ!この街にはオールマイトも来てるって噂なんだ!あのどさくさに紛れて金品盗んで別のとこに行こうとしてたのによぉ!」

「喋んじゃねぇ!今はとにかく高い所に!」

 

  男が3人、僕から全力で逃げていく。近くにあった廃ビルに一目散に入り、全速力で階段を駆けていく音が聞こえる。

 

「…無駄、なのにね」

 

  言葉と共に、手を天井にかざす。手のひらから放たれたエネルギーは真っ直ぐ天井へと向かっていき、人ひとり簡単に落ちる程の穴を開けた。

 

「なん、でだよ!あんな、まだ中坊が!」

「今のこの現代、強さに年齢は関係ないだろう?」

「なぁっ!?い、いつの間に」

 

  僕の『個性』に怖気づいている間に、階段を上り、3人の目の前に現れる。

 

「炎、水、そして電気。…犯罪なんてしなくても、十分使える能力なんじゃないのかい?」

「黙れぇ!てめぇに、何が分かる!話し合いになんて応じねぇ!」

「あぁ、そりゃそうだ。そんなこと、今のこの立場を見ても分かることだ」

 

  追う側と、追い詰められる側。立場も違えば、生まれも育ちも、もちろん考え方も生き方も違う。

 

「炎も水も電気も!ありふれすぎた没個性だと言われてんだよ!お前みたいなえげつねぇ程の破壊力を持った個性じゃねぇんだ!」

「個性の勝ち組がでしゃばんじゃねぇよ!」

「だからといって、強盗をする理由にはならないけどね」

 

  電気の個性で銀行のシステムをダウンさせ、炎で逃げ道を塞ぎ、水で客達の顔を覆って気絶させる、といった作戦だったのだろう。計画されたその犯行は、道路の向かい側での騒ぎに便乗して、なんの障害もなく行われたのだ。

 

  僕の存在、というものを除いて。

 

「ならこちらも、攻撃に移らせてもらおう。これは正当防衛だからね。一般市民が個性を使っても、何の問題にもならない」

「な、何を―」

 

  炎の個性を持つ男の足に手を向ける。

 

「ラディス」

 

  その言葉と共に手のひらから出たエネルギーが、その男の脚を痩せ細らせる。

 

「なっ!が、ぁ…っ!」

「少し、力加減を間違えたようだ。…でもこれで、逃げられはしない。…ん?」

「このクソガキがぁ!」

「死ねやぁ!!」

 

  なぜか自分の中に沸いた、正義感にも似た何かに疑問を抱きながらも、こちらに攻撃を向けてくる2人の対処をする。

 

「スプリフォ」

 

  僕の顔に迫る水が、身体を蝕まんとする雷が、手のひらから出たエネルギーによってかき消される。

 

「ま、また個性が消えやがった…」

「…んで、なんでお前がそこまでするんだよ!お前に、直接的に何の迷惑も掛けてねぇだろうが!」

「…掛けてるさ」

 

  水の個性の男が放ったその言葉が、どうしようもなく僕を苛立たせた。

 

「何の迷惑も掛けてない?掛けているじゃないか。僕の住む街で犯行を行い、生活に支障をきたす可能性を生み出した。将来の夢はまだ決まっていないが、穏やかに過ごしたいという僕の願いを妨げた」

 

  ヒーローになりたいとは思わない。だが、こんな敵になりたいなど毛の一本たりとも思わない。

 

「よって、滅ぼしが必要だ」

「えっ―」

 

  野放しにしておきたくない。そんな気持ちが芽生えたからか、久方ぶりに、人に対して2番目に弱い(・・・・・・)技を放った。

 

「ラージア・ラディス」

 

  男3人が、声と、そしてこの階よりも上と共に消滅する。

 

  屋上となった2階から周りを見渡すと、先ほどの商店街の騒ぎが収まっていた。騒ぎの中心を見る限り、オールマイトが拳を一振りして終わらせたようだ。

 

「アレは…爆豪と、緑谷君?」

 

  そのオールマイトの近くに、他のヒーローに開放されているクラスメイトがいた。2人共巻き込まれたのだろうか、等と考えるが、悠長にしている暇はない。

 

「プロヒーローが来る前に早くスーパーに行かないと」

 

  元は、同居人に買い物を頼まれてのそのついでだったのだ。それだけで今日1日を潰すわけにはいかない。

 

  商店街の方にパトカーが集まる中、僕はビルの2階から飛び降りた。

 

  ◇ ◇ ◇ ◇

 

『ラディス、ラディス、ラージア・ラディス、ランズ・ラディス、ギール・ランズ・ラディス、フェイ・ガンズ・ビレルゴ、ディオガ・ランズ・ラディス!』

「これ、は…」

「どうやら、みんな彼の強さ、危うさについては理解してくれたみたいだね」

 

  とある会議室。そこに集められたとある団体に所属するプロヒーロー達が、1人の少年の映像を見ていた。

 

「彼の個性は『消滅』。全世界で見てもトップクラスの破壊力さ。だけど、彼にはヒーローになりたいという気持ちがない。これっぽっちもね」

 

  その最奥。部屋の真ん中に楕円形に置かれた長机のモニターの前に座る、ネズミのような犬のような存在がそう口にする。

  映像の中の砂埃が晴れていく。そこには

 

「っ、山が…消えてる…」

「こんなもの、序の口さ。その気になれば東京、日本ぐらいなら数分で全てを消し去ってしまうんだ」

 

  先ほどまで山があったはずだ。それが、その山頂部が更地になっている。それどころか、塔のようなオブジェすら作ってしまっている。

 

「彼の重要さについて、理解してもらったかな?」

「…校長、早く本題を」

「まあまあ、そう焦らないでおくれ。これから話すからさ」

 

  校長と呼ばれたその存在は、端末を素早く操作し、プロヒーロー達の眼前にとあるモニターを示した。

 

「これはっ!?」

「彼の個性、そして現状から考えても妥当じゃないかい?過去、オールマイトやエンデヴァー達も同じ待遇にしてきた。十数年ぶりの、特特待生(・・・・)。我々雄英高校は、彼を特特待生として迎えたいと思っている」

 

  雄英高校。国内トップクラスの新人ヒーロー育成の設備が整っている高等学校の教師全員が、暗い会議室に集まっていた。

 

「白本零。個性は『消滅』。ふとしたきっかけで敵になってしまわないためにも、我々雄英高校は最大限の待遇で彼を持て成すつもりだよ」

「…なら、今年度の特待生は?」

「その2人も、ちゃんと入学してもらうよ。個性ももう見せてもらったし、意気込みも聞かせてもらったからね」

「ということは、A組は21人にする、と?」

「その通りさ。途中で、一般入試の定員を減らしても不満が出てくるだろう?」

 

  カップに入っているコーヒーを、一息に飲む校長。その目からは、確固たる意志が感じ取れた。

 

「まずは、彼にヒーローになりたいと思ってもらわないとね」

 

  暗い会議室の中、小さな瞳が怪しく光った。




最初っから主人公ブレブレです。これが彼なんです世界を滅ぼそうとも、住民全てを消そうなんてしてないんです…。

両方共読んでる人いるのかな?いるなら、もう誰が出てくるかとか1話でバレてしまうんですが…まあ良いでしょう!

先に言っておきますが、アンチ・ヘイトタグはつけません。私にはアンチ作品は書けないのだ…。

ISの方と同時並行になりますが、どうかこれからよろしくお願いします。

コメント、評価、お待ちしております。

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