異世界転生したカズマは召喚師になりました。 作:お前のターン
本当は一度投稿出来る寸前まで書き終えてたのですが、保存せずにLINE開いたら文字化けして無と化しました。
正直なところ、その時点でやる気がかなり削がれたのですが、考えてた内容とまるっきり変えて投稿しました。
小まめに保存してたのに…………文字化けとかないわ~_(._.)_
旅立つ彼等に幸運を!
あれから、一週間の月日が経った。あの間に変わった事はいろいろとあった。以前のような俺に対する偏見がだいぶ減った。あの辛かった日々が嘘のようだ。最近は女性冒険者からもちやほやされるし、美人受付嬢さんとの関係も戻ったし、ようやく前みたいに目を見て話せる気がする。まぁ、結局胸に目がいくけど。
他に変わった事と言えば…………
「ねぇ、これどれくらいの大きさになるの?」
「さぁ?とりあえず、皆で住めるくらいはなるだろう」
「はぁ…………まさか、家を建てるとは」
そう、デュラハン討伐で得た賞金で家を建てることになった。いつまでも宿暮らしって訳にもいかないしな。どうして同居なのかって?
きゃっきゃ、うふふな展開があればいいなと思ったから。…………ごめん、嘘。1割嘘だ。本音でもあるけど、ただ単に皆バラバラに暮らしてるから、どうせ一緒に冒険に出るなら近くの方がいいなと思った。だって、いちいち連絡取るのもだるいし、面倒くさいし、いざとなったらゆんゆんが家事とかしてくれそうだし?
「…………で?いつ完成するの?」
「ん?3ヶ月だって」
「まだまだ先の話ね………物件を買うとかでも良かったでしょうに」
「まぁそう言うなよ」
とまぁ、今は皆と一緒に家がたつ様を眺めていた。特に面白い訳ではないが、なんだか感慨深いなと思った。だって、17歳が家を建てるんだぞ?普通じゃありえなくね?てか、ないな。
「よし、それじゃあ帰るか…………」
今日はただの下見程度。大工さんの働きっぷりを高みの見物しつつ、とりあえずは仲間に現状報告だ。
流石は金持ちはやることが違う、と周りには言われたが…………別に俺(達)の金なので、問答無用で話も建築も進んでる。よし、数ヶ月後にはひとつ屋根の下で異世界ハーレム生活だ!いやっほぅ!!
「―――とか考えてるんでしょ?」
「な、何故わかったし…………?」
「いや、あんたの顔に書いてるわよ。『あわよくば一発やれないかなぁ』って」
「別にそこまで思ってねぇよ!!?」
「うわ。ムキになるって事は本当にそういう事考えてたわけ?プー!クスクス、あんたそんな絵空事考えてたの?あるわけないのに、馬鹿じゃないの?」
どうしよう!?女だけど、こいつの顔面をグーで殴りたい!!そんでもって『すいませんでした、カズマ様』って言わせたい!!!
「む?『一発やりたい』とはなんの事だ?何をしたいのだ?」
「べ、べべへつに大した事じゃないって!!?ネロ、気にするな!ただ、皆で酒でも飲み明かしたいなぁって思ったんだよ。俺達の家で、水入らずてな」
「そうそう、その後夜のお楽しみも―――」
「おいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!?人が誤魔化してんのに余計な茶々入れんなよ!!!!」
不思議そうに首を傾げるネロ。まるで俺の説明が理解出来ていないのか、ジャンヌの言いかけた事に興味を持っているようで、その後誤魔化すのが大変だった。
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その後、ギルドに戻ったが、大金も入って特にクエストを受ける気もないのでテーブル席に座って他の冒険者仲間と世間話をしていた。
「おう、カズマ。お前、大金が入ったんだってなぁ?」
「ん?ああ、キースか。おうよ、毎日だらけた生活送ってるぜ」
「流石はカズマだな…………。お前の仲間―――って言っても、あの頭のおかしい紅魔連中だけはクエストに行ってるみたいだぞ?」
「ああ、それはたぶんめぐみんが爆裂魔法を撃ちたいからだろう。ゆんゆんは『友達』とか『親友』ていうワードに釣られてだろうな」
めぐみんは元々、ただ爆裂魔法が撃ちたいだけの爆裂教徒だ。特に大金が舞い込んで生活が楽になろうと変わらない。毎日誰かをおんぶ係りにして連れ出しているそうだ。…………この間は確かジャンヌを連れていって『近所の爺婆共に怒られた』って激怒されて、二度と付き添わないって言われてたっけか?
「あいつも、性格さえ良ければただの美少女なんだな…………」
「おい、それは私の事を言っているのか?だとしたら表に出ましょうか、今すぐ」
「よせよ。お前はゆんゆんと仲良く百合よくよろしくしてろよ」
「しませんよ!!!」
いつの間にか聞き耳を立てて寄ってきためぐみん。キースも、かかわり合いになりたくないのか去っていった。まぁ…………正しい判断とは思うが。
「ていうか、この間のデュラハン戦で使ったマナタイト代をきちんと自分で払うって言ってたけど、わざわざそんな事しなくてもいいんだぞ?」
「うぅ……そう言って頂けるのは嬉しいのですが、高かったのではないですか?」
「ああ、一つ100万エリスな。それを10個だから1000万エリスだ」
「作戦の為とはいえ、それを無償というのは…………」
「いいんだよ。あれを命令したのは俺だし、ここは俺から出しとくよ」
「あ、ありがとうございます…………カズマはたまに、度量が大きい事がありますね。そういうところは好きですよ」
「こらこら。簡単に異性に対して『好き』とか言わない。勘違いしちゃうだろ?」
「ふふ、さぁ?それはどうでしょうかね?」
え?なに?本当に好きなのか?しかし、真相は闇の中へと、めぐみんは含み笑いだけ作ってからかうと、同じようにテーブル席について注文を取り出した。
「ふむふむ…………今日はこれにしましょうかね」
「お、おい…………気になるだろ?続きを―――」
「お姉さん、注文をお願いします」
こいつぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!?人をからからうだけからかっておいて、俺の純情はそっちのけかよ!!?ありえねー…………こんな幼女に弄ばれるなんて、俺のプライドはズタズタだよ。
「で、なんの話でしたか?」
「いいよもう…………」
「そうですか?」
まるで自分の行いに罪はないかのようにハテナ顔を向けてくるめぐみん。どうしよう、なんだかその頬を捻ってやりたい。
「ところで、相談があるのですが…………」
「相談?ああ、分かった分かった。いんじゃね、それで。自分のやりたいようにやれば」
「まだ何も言ってないのですが!!?」
なんだかもう面倒くさくなった。
昼時だから、お互いに飯食うために同じテーブルに着いてるけど、どうせまたゆんゆんと爆裂デートにでも行くのだろう。ならば、俺なんかより利用しやすいゆんゆんに頼んだ方が無難だろう。
そう思った俺は適当に返事を返したのだが…………。
「真剣な話なんです」
「何?ついにお前ら結婚するの?」
「誰があんなぼっちと!!!そうではなくて、私の故郷から手紙が届いたのです」
「へー、そうか。良かったじゃん」
「何を他人事のように言っているのですか!?紅魔の里がピンチなんですよ!!」
は?紅魔の里がピンチ?まるで意味がわからんぞ。誰か分かるように三行以内で説明してくれ。
「ピンチ?ホワィ、何故?」
「そのむかっとする言い方は止めてもらえませんか。それと、ピンチというのは魔王軍が攻めてきているらしいのです」
「えー、めんどー。やだよ、せっかくデュラハン倒して大金貰ったのに。まぁた危ない事に首を突っ込むのかよ」
「お願いです!どうか、私と一緒に紅魔の里へ行ってもらえませんか!?」
どうしよう?またガチなヤツが来たな…………嫌だなぁ。なんで魔王軍が来るんだよ。働きすぎたろあいつら。ちったぁ有給取って休んでるのか?つーか、そういう事言われても困るんですが。
「…………行って俺にどうしろと?」
「えっと、なんとか…………魔王軍を退けてもらえないかなと」
「お前ぇ、仮にも紅魔は優秀な魔法使いの里だろう?そんな奴らが苦戦する敵に俺程度の冒険者が行ってどうなる?ジャンヌとネロだって、現界は出来てるが魔力はギリギリで、とても戦える状態じゃないぞ?」
そう、二人とも形だけは元に戻ってはいるが、俺が未熟なせいか総体魔力量が元々少なく、現在も内包する魔力がかつかつなのだ。
正直なところ、行ったところで宝具の使えない彼女達では戦力にはならない。良くて、ゆんゆんぐらいだろう。
「そういえば、ゆんゆんはどうしてるんだ?」
「今、ジャンヌ達を説得しています」
「ご苦労な事だな…………ったく、わかったよ。行けばいいんだろ?」
「ありがとうございます!!!流石はカズマですね。仲間が困っている時はちゃんと親身になって相談に乗ってくれるのですね」
「ばっか、お前。俺はな、こう見えて普段から優しいんだぞ?」
「え?」
『え?』じゃねぇよ!!?こいつ、良いこと言った後にこの反応はないんじゃねぇの?自分で誉め立てておいて、俺の言葉に素で疑問符浮かべるとか酷くね?マジでそういう風に思われてるのか?
「こ、コホン!それで、その手紙にはなんて書かれてたんだ?」
「これなのですが…………」
しぶしぶといった様子で手紙を渡してきた。気のせいか、何故か心配そうな顔をしている。それほどまずい内容が書かれているのだろうか…………?
「どれどれ……」
『拝啓 愛するわが娘ゆんゆんへ』
冒頭から既にめぐみん宛じゃない事に質問をなげかけたが、どうやらめぐみんの手紙も似たような内容なので、詳しく書いてあるゆんゆんの親からの手紙を見せたらしい。
『この手紙が届いている頃には既に私はこの世にはいないだろう、たぶん。紅魔の里では、最近よくやられに来る魔王軍共が近隣にアジトを作った。恐らく、いや確実に幹部クラスの強力な悪魔が蔓延っている事だろう。まじ、ヤバイかもしれない\(^o^)/』
なんだろう?真面目な内容が書いてあるのだろうけど、所々変な茶目っ気入れてくるせいでものすごく破り捨てたくなる。
「…………なぁ、これなに?」
「ゆんゆんの親からの手紙です」
「うんそれは見ればわかる。けど、これだと…………本当にヤバイのか分からないだろ?」
「心配をさせないようにあえてそう書いているのでしょう」
「そう……なのか」
疑問は残るが、そういう事にしておこう。真剣な眼差しのめぐみんを見て、恐らくマジなのだろうと思い、再び手紙へと視線を戻した。しっかし、どうせまた下らない文章で書いてるんだろう―――
『戦況報告。第一部隊、前線にて魔王軍尖兵と交戦されたし。可及的速やかに排除されたし』
―――と、思ったら戦争中かと思わせる文体で書かれてあった。
「おい、いきなりシリアスになったぞ?」
「ですから、魔王軍と交戦中なのですよ?内容事態は真剣見を帯びていて当然です」
「そ、そっか…………そうだよな」
続いて先を読む。
『こちら第五部隊。魔王軍幹部と思わしき敵影と接触。即日戦闘許可を。オーバー?』
『こちら伝説の第二部隊。了解した。直ちに撃退せよ。なるたけカッコよく、おば?』
『おう、オーバーオーバー。おばおば』
『おけ、よろぴこ』
…………これは、ふざけてるのかな?
余りにも手紙の内容が酷い。何をどう察して紅魔の里が危険だと思ったのだろう?こいつらどう見ても遊び半分だぞ?しかも、手紙なのに通信記録みたいなの載せやがって…………馬鹿にしてんのか?
「おい、これやっぱり―――」
「いえ。最後まで見てください」
「………………おう」
どうにも納得がいかないが、未だに真剣な顔をしてらっしゃるので要望通り見てやった。
『こちら第…………第…………第三部隊?敵影を撃破なう。次なる獲物の行方を教えてけろ』
『こちら第六部隊。了解した。汝はそのまま待機されるがよろし』
『オーバーキル厨のワイ、震えて魔法待機なう。オーバー?』
『おけ』
「………………うぅ~~~~~ん?なぁ、これは流石にイタズラ―――」
「待ってください。ちゃんと最後まで見てください」
「………………わかった」
面倒くさいので、途中の文章は省いた。最後の辺りから目を通し始めた。
『で、あるからにして…………我が紅魔の里は前代未聞の危機に晒されている。ゆんゆん、めぐみんよ。我が紅魔の希望よ。どうかお前達だけは生き残って欲しい。決して、決して戻って来てはならない…………ならないのだ』
どうして最後二回も言った?しかも、前の文を見てないからなんとも言えないが…………『で、あるからにして』なんて書き方からすると結構余裕ありそうだな?しかも、最後のアレはふりだな。来るな来るなからのこいよぉ、こっちこいよぉ!…………だろ?
「うん、大丈夫そうだな」
「えっ?ですが―――」
「大丈夫大丈夫。今時戦争中に悠長に手紙送るなんてありえないだろ?しかも内容が半分なめてたし。最後に至ってはフリだぞ?あからさまだろ?」
「…………しかし、恐らく交戦中なのは本当かと思います。なので、やはり心配なので行きたいです」
いつになく真面目に頼み込んでくるめぐみん。
こういう時だけ可愛い女はずるいと思う。ちょっと涙をちらつかせたら大抵の男は折れるからな。まぁ、俺にその手は通じないけどな。しかし、それが仲間だと話は別だ。
「むぅ……まぁ、心配なのはわかる。ゆんゆんも行きたいって言ってたのか?」
「あ、はい」
「そうか。なら、行くか」
「ありがとうございます!」
俺が半ば負けた感じで了承してやると、顔をパァーと明るくして喜んでいた。
「実は俺は幼女に対して弱いのか…………?」
「ロリマの異名は伊達ではありませんね」
「うるへっ!」
こうして、俺達は紅魔の里へと旅立つ事となった。
―――――――――――――――――――――――――――――
「おーし、みんな準備は出来たか?」
「出来たわよ。みんな準備完了よ」
ついに出発する日の朝がやってきた。今回の旅路の予定はこうだ。
先ずは噂の美人店主のところへいく。これには2つ理由がある。
ひとつはマナタイトの代金を払いに来た事。正直、デュラハンの討伐報酬無ければどうしようか焦ってた。
ふたつめは紅魔の里までの中継地点であるアルカンレティアへテレポートで送ってもらおうと頼みに来た。
「よし。それじゃあ行くか」
人通りの少ない道、何一つ面白気のない店頭が立ち並ぶ場所にその店はある。
「こんちはー」
「あ、カズマさん。待ってましたよ!」
「おう、約束通り払いに来たぞ~」
扉を開くと、長い茶髪で我が儘ボディな美人店主が駆け寄ってきた。たぶん、紐で胸の辺り縛ってなかったらボヨンボヨン揺れてそうだな…………見たかったな。
「はいよ。マナタイト代」
「あ、はい。確かに受け取りました。それでですね、以前カズマさんか言っていた透視アイテムなんですが、ちゃんと仕入れれましたよ!」
「おうまじか!?よし、それを言い値で買お―――」
「カズマさん?それを買ってナニに使うんですか?」
「買おうかと思ったけど、その話はまた今度な?」
まったく……ゆんゆんのやつ、超怖いな。
俺が財布からお金を更に出そうとする手を瞬時に掴み、耳元で冷たく囁いてくる。寒気も来るが、掴む力も半端ない。
「えっと……ああ、そうだ。ウィズ、頼みがあるんだけど」
「頼み……ですか?」
「実はかくかくしかじかで…………」
「あぁ……はい、分かりました。ですけど、テレポートは基本的に一度に四人しか送れませんので」
らしいので、最初の一陣で送るのはめぐみん、ネロ、ジャンヌの3人だ。その後、俺とゆんゆんを送ってもらう。
「それにしても、紅魔の里ですか…………なんだか懐かしいですね」
「ん?ウィズは紅魔の里に行ったことがあるのか?」
「はい、以前商談でひょいさぶろーさんという方に会いに行ったことがあるんですよ。まぁ、その時は不在でしたが……」
「ぎくっ…………」
「ん?どした、めぐみん?」
「いえ。なんでもありません……」
めぐみんがそわそわしている。何か思い当たる節でもあるのか?まぁ、そんなことはどうでもいい。さっさと送ってもらおう。
「それじゃあウィズ、一つよろしく」
「あ、はい。それでは皆さん集まってください」
3人がウィズの前に立ち並ぶ。
「…………こうしてみると、格差社会を感じるなぁ」
「おい、何故私の方を見て言ったのか教えてもらおうじゃないか?」
悲しきかな、胸の格差社会。めぐみんを挟んでジャンヌとネロが立ち並ぶと、必然的に胸囲の差が目立つ。
「なぁに?めぐみん、あんた胸の大きさを気にしてるの?可愛いところあるのね?」
「いえ、私も将来はゆんゆんが泣いてすがるくらいに我が儘ボディに―――」
「「ないわ」」
「むっか…………!?」
抗うだけ無駄だと思うが、めぐみんはどうしても認めたくないようだ。ゆんゆんほどまでとは言わないが、もう少し発育が欲しいと言えば、たぶん殺されるだろうな。
「では、送りますよ?」
ウィズが魔法を発動すると、光が3人を包んだ。すると、スゥと消えていった。
「では、次はカズマさん達ですね」
「カズマさん、こっち寄ってください」
「お、おう……」
珍しく積極的に来るんだが、ちょっと引っ付き過ぎじゃないですかね?胸とか軽く当たってるんですありがとうございます。
「うふふ、ゆんゆんさんとカズマさん仲が良いですね?もしかして、付き合ってるんですか?」
「ええっ!!?い、いえ…………そういう訳では」
「えぇ?本当ですか?カズマさんも、満更でもないんじゃ―――」
「う、ウィズさん!は、はは早く送ってくださぁい!!」
「ふふ、はい。分かりました!」
終始俺は黙ってた。だって反応しづらいし、ゆんゆんの反応が可愛かったから。それより、ウィズって以外とからかってきたりするんだな。ゆんゆんの事を常連さんと言ってたし、仲は良いのかもしれない。
『テレポート』
そして、再び光が俺達を包んだ。
さて、初めてアクセルの街から出るわけだが…………どうなることやら。心配事はたくさんあるが、良いことが起こる気がしない。ていうか、魔王軍が攻めてる所に行くんだから絶対ろくな事にならないな。
悲壮感に打ちのめされながら、俺は新たな街へと旅立った。
なるべくアニメや原作の展開には沿らない様に書いて面白くかけたらなと思ってます。
今回は時間をかけた割には短めですが、楽しんでいただけたらなと思います。