私の愛する祖国は二度の大戦を経験し、そして敗れた。
将軍だった私は祖国のために、必死に戦った
敗戦後は祖国復帰のために尽力を尽くした。
そんな嵐のような私の人生も幕を閉じようとしている
「私の人生は、まるで嵐のようだったが、その嵐もまさにすぎようとしている。とても苦しく、そして面白い人生だった」
1973年6月10日エーリッヒ・フォン・マンシュタイン死去
と、思ったが
?「ごきげんよ、人間、死の世界はどうだい?」
死の世界?何を言っているんだ私は死んだはずだ、しかし誰だ、
?「そー慌てるな、私は君たち人間が讃える神だ、少し君に話があってね。」
「話?神はいったい私に何をしろと?」
神「まぁ、簡単に言えば第二の人生を歩んで欲しい」
「第二の人生?」
神「そうだ、実はこの世に我ら神を讃えない不当な輩がいるんだか、そいつを懲らしめるために過酷な人生を歩ませたものの少し過酷すぎて
な、私も鬼ではない。少しだけ希望の光をやろうと思ってな、そこでお主にそいつの手助けをしてほしいるんだか」
「私がですか?なぜ私なのですか?」
神「そなたにそれほどの力があるからだ。連合に『最も恐るべき敵』と言われたマンシュタインお主ならな」
「わかりました。神がそれを望むなら私は神にしだがいます。」
神「よろしい。よろしく頼む」
「、、、、、」
「殿、、、」
「佐殿、、、、、」
「中佐殿、、、」
エーリッヒ「は!、ここはいったい」
副官「中佐殿?お疲れのところすみません、帝国参謀本部から出頭せよとの命令が」
エーリッヒ「帝国参謀本部だと?何を言っているんだ君は?」
いったいこの若者は何を言ってるんだ。見た限りドイツ軍 の軍服を着ているな。
副官「中佐殿?」
エーリッヒ「すまんが今日の新聞をくれないか」
副官「はっ、こちらです」
エーリッヒ「!?」
どういうことだ1916年!?だと昔に戻ってしまったのか?しかし新聞を見る限り戦争は起こっていない、どうなっているんだ。
数分後
状況は理解した。
まずこの世界は私が生きていた時代と少し違ってこの帝国は新しくできた国で周りの列強諸国から睨まれていること
そしてこの世界はまだ一度も大戦が起こってないこと
最後にこの世界には魔法という不思議な力があること
エーリッヒ「魔法か、」
帝国参謀本部に向かう車の中で私は一言漏らしてしまった
副官「中佐殿は魔法に興味がおありで?」
エーリッヒ「まぁそうだな、ところで、えー、」
副官「ブレドウです。 中佐殿」
エーリッヒ「すまんすまん、どうも名前を覚えるのが苦手で、それでブレドウ中尉、我ら帝国は魔法についてどこまで分かっているのかね?」
ブレドウ「現在帝国は魔法の研究に力を注いでますが、未だ完全制御には至っていません」
エーリッヒ「そうか、」
魔法か、私の世界にはなかったがこれはなかなか面白い。
ブレドウ「しかし、近頃、研究が成功し戦力になることが判明しました。現在帝国は魔法を操る魔導師を育成中です」
エーリッヒ「なるほどな、それは今後に期待だな」
そう言っている間に帝国参謀本部についてしまった
はてはて何を言われるのやら
コンコン
エーリッヒ「マンシュタイン中佐、入ります」
「入りたまえ」
エーリッヒ「失礼します」
ルーデンドルフ「おー、お初にお目にかかるよ。マンシュタイン中佐、私は参謀本部作戦参謀次長のルーデンドルフだ。」
エーリッヒ「はっお目にかかれて光栄であります。」
ルーデンドルフ「早速だか君に昇進命令だ」
エーリッヒ「は?」
ルーデンドルフ「マンシュタイン中佐、君は今日を持って准将に昇進、参謀本部作戦部に来てもらう。」