ガンダムブレイカー3 彩渡商店街物語   作:ナタタク

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今回は夜戦夜叉さんが考えてくれたガンプラが登場します。
ご協力、ありがとうございます。
オリジナルガンプラ、パーツはまだまだ募集していますので、詳しくは活動報告をどうぞ!


第10話 リージョンカップへ

「さぁ…準備はいいな?」

「はい」

ガンプラバトルシミュレーターに乗り込んだ2人のガンプラの目の前のハッチが開く。

2人ともすでにノーマルスーツ姿になっており、タケルのほうはなぜかやる気十分だ。

「閉店時間まであと30分。みっちり特訓してやる!」

「まぁ…特訓相手なら、歓迎しますけど…」

一度は失望させてしまった彼がなぜここまでやる気を出しているのか全く分からず、首をかしげる。

2人のガンプラが発進し、夜のニューヤークに飛び出す。

タケルのガンプラはグフをベースとしたもので、胸部にはドクロのペイントがあり、灰色ベースの色彩である点はロードアストレイ・グレースカルと変わりない。

彼は多くのガンプラを作り、使いこなしてこそプロのファイターという考えがあり、このようにいくつも、作品や陣営の縛りなしで作ってはバトルに使用している。

「近づかれる前に仕留める!」

屋上に着地したバルバトスの両腕・両足のワイヤークローを足場に打ち込んで期待を固定し、破砕砲を上空にいる灰色のグフに向ける。

照準補正が終わり、あとは引き金を引くだけで終わる。

しかし、急に真下からコンクリートを突き破って緑色のビームが出てきて、破砕砲の砲身を貫く。

「なに!?」

使い物にならなくなった砲身をパージし、ワイヤークローを戻してビルから離れる。

「油断しすぎじゃあ!」

ニューヤークの路上を走る灰色のグフが左手のガトリングシールドを発射する。

「その程度!!」

急いで着地するため、真下の道路に向けてワイヤークローを発射する。

地面に刺さったのを確認すると、そのままワイヤーを戻していき、その勢いで一気に着地する。

「グフ・スカルカスタムは接近戦だけのガンプラじゃないってことを教えてやる!」

「さっきのビーム…まさか!!」

接近するグフ・スカルカスタムのバックパックがわずかに見えたことで、先ほどのビームの正体に気づいた勇太はスラスターを全開にする。

真上や背後からビームが襲い、左へ回避したバルバトスの右腕をわずかにかすめる。

「アカツキのシラヌイユニット…!」

ガンプラバトルシミュレーターはファンネルやドラグーン、ビットを操作するのは非常に難しい。

機体を操作しながら、射出した遠隔操作兵器の操縦を行わなければならないためだ。

ある程度シミュレーターのシステムが操縦の補助をしてくるものの、それはシステムの改造の度合いによって左右され、エンジニアがいないチームではそれを使わないのがスタンダードだ。

今回のカドマツによるアセンブルシステムの改造はビルダーツパーツへの対応にとどまっており、ファンネルを機体そのものの操縦を邪魔しないで操ることができるようになるまではまだまだ時間を要する。

「ま…アセンブルシステムを改造できないと、世界で勝てんからな」

シミュレーターに接続した大容量のUSBメモリを見ながら、タケルはつぶやく。

このUSBメモリの中に改造データが入っている。

「さぁ、こんなに攻撃が来てるぞ。さっさと覚醒したらどうじゃ!?」

接近してくるグフ・スカルカスタムのヒートサーベルをソードメイスで受け止める。

「く…!そんなに接近したら、ドラグーンシステムの攻撃が自分にも!」

「そんなヘマをすると思ったか?」

急にバルバトスの両サイドを挟むようにドラグーンが配置され、ビームが両腕の関節を襲う。

ナノラミネートアーマーはビームと実弾双方に高い防御力を発揮するが、それはあくまで装甲に特殊塗料を塗り、エイハブ・リアクターを使用することで成り立っている。

高硬度レアアロイ製のフレームに対しては当然塗料が塗られておらず、そのフレーム自体はビームに弱い。

「ドラグーンだと分かれば!!」

両足のビームガトリングガンをドラグーンに向けて発射する。

そのままでも操縦できるのか、ドラグーンはビームガトリングガンの弾幕をかわし続ける。

「さすがですよ…タケルさん!」

「何してるんじゃ勇太!そんなんでジャパンカップに優勝できると思ってるのか!?」

「く…やっぱり弾数をどうにかしないと!!」

残弾0という表示が出たビームガトリングガンをパージし、グフ・スカルカスタムの腹部を蹴って距離をとる。

地面にあおむけで倒れたバルバトスはバルカン・ポッドを発射し、ドラグーンを攻撃する。

照準をセットしないままの発射で、ブレが生じているものの、それでもドラグーンを1基破壊する。

「バルカンでドラグーンを…!」

「炸裂弾を使ってますからね!!」

ソードメイスを杖代わりにして起き上がり、再び構える。

だが、それと同時に急速接近したグフ・スカルカスタムがマニピュレーターを蹴って、ソードメイスを弾き飛ばす。

「まだまだぁ!!」

タケルが左手に逆手で握ったヒートサーベルで隙だらけとなったバルバトスのコックピットを突き刺そうとする。

ギリギリのところで横にずらしたため、ヒートサーベルは確かに刺さりはしたものの、コックピット直撃だけは回避できた。

これについてもかなりリアルに再現されており、雄太のコックピットの右側にヒートサーベルで穴ができ、刀身がすぐ近くに肉眼で見えたことから冷や汗をかく。

ハシュマルとの戦闘の時に同じような目にあった三日月はそれを「あぶねーなー!!」というセリフで済ませることができたが、さすがに一般人の勇太には無理な相談だ。

刀身の耐久性の問題があるためか、今は加熱されていないが、仮に過熱していたらこのまま熱でコックピットが焼かれて撃墜認定されていただろう。

「けど…このままぁ!!」

左手でグフカスタムの左腕をつかむ。

「悪あがきを…!」

「悪あがきだろうと、あがきはあがきだぁ!!」

右のマニピュレーターでこぶしを作り、ヒートサーベルの刀身を横から殴りつける。

横からの衝撃にはもろいのか、ヒートサーベルが砕け散る。

それと同時に、バルバトスの全身が青いオーラに包まれ、それのせいでグフ・スカルカスタムが周囲のドラグーンごと吹き飛んでいく。

「窮鼠猫噛みで覚醒か…!」

吹き飛んだドラグーンがビルや道路に激突してへしゃげ、使い物にならなくなった。

なお、バルバトスは覚醒したと同時に両肩の装甲も展開しており、そこから青い炎が燃え上がっているかのように大量の熱が排出されている。

「うおおおお!!」

「正面!覚醒を思うように発動できないうえにそのパワーに振り回されてる!操り切れていないとは、まだまだじゃあ!!」

ガトリングシールドを連射するが、青いオーラがバリアとなってはじいていく。

そして、そのまま力任せに右拳を叩き込もうとするが、グフ・スカルカスタムがそれを左手で受け止める。

「な…!?」

「パワーだけの攻撃じゃあ受け流されるだけじゃ!それに、そんなんじゃあ覚醒の力を引き出し切れていない!!」

頭突きをしながら、タケルが接触回線で勇太に指摘する。

「決勝戦で見せた攻撃を思い出すんじゃ!覚醒はファイターのイメージを具現化し、思いを力にする!サイコフレームやバイオセンサーのように!」

「イメージ…思い…!?」

タケルから離れた勇太は彼の言っていることが理解できなかった。

システムの1つである覚醒にそんな機能があるようにはどうしても思えなかった。

「俺をがっかりさせるんじゃない!沢村ゆう…!?」

ビーッビーッビーッ、とシミュレーターから音が鳴り、バトルが終了する。

「おっと、このまま続けたかったが、もう時間か」

「く…」

結局今回もいいようにやられしまったことを悔しく思いつつ、勇太はシミュレーターを出た。

 

商店街内の公園のベンチに座る勇太にタケルが自販機の缶コーラを差し出す。

「まだまだじゃなぁ…」

「いわれなくてもわかってますよ…」

覚醒は無理やり発動したような形になっていて、そのあとはあの力に振り回されてしまった。

決勝でのあの動きはマグレだったのかと思ってしまう。

「あいつも言っていたが、お前は頭が固いところがある」

「頭が固い…?」

勇武からも正面から言われたことのない自分の欠点を指摘された勇太は驚きながらタケルを見る。

彼はすでに2缶目のサイダーを口にしている。

「どうせガンプラバトルは遊びなんじゃ。もっと好き勝手したらいいんじゃ」

「好き勝手…?」

「遊びだから熱中できる。史上初のプロのガンプラファイターの言葉じゃ」

空っぽになった缶をゴミ箱に投げ捨てたタケルがバイクに乗り、公園を後にする。

「頭が固い…」

ベンチに座ったまま、タケルに言われたことを反復していた。

 

「あのさ、ミサちゃん…」

「んー?どうしたの??」

「その…僕って、頭固い?」

翌日、昼休みに学校の屋上で一緒に弁当を食べながら、勇太はミサに質問する。

急に変な質問をされたことにびっくりしたのか、ミサの食べる手が止まっている。

「ごめん、忘れ…」

変なことを言ってしまったと思い、すぐに撤回しようとする。

「うーん、どうだろう。…固いんじゃない?」

「うう…」

正面から、さらにチームメイトから正面から言われたことで少しへこんでしまう。

「ねえ、どうしたの?急にそんな質問をして」

「それは…」

「私たち、チームでしょ?君の問題は私の問題。一緒に解決しよ、ね?」

笑いながら首を傾けるミサを勇太はじっと見つめる。

屈託のない、無邪気な笑顔がとても魅力的に感じられた。

そんな自分にないものを持つ彼女をうらやましいと思った。

「うん。実を言うとさ…」

勇太はミサに昨日のことを話す。

覚醒を思うように発動できなかったうえに、その力に振り回される形になってしまったこと。

タケルとの特訓で、彼にまたもいいようにやられてしまったうえ、先ほどの欠点を指摘されたことを。

それをミサは口を挟むことなくすべて聞いた。

「…なんだか、安心したよ」

「え…?安心した?」

予想外の言葉が返ってきたため、目を丸くする。

自分の悩みは安心させるどころかむしろ不安にさせるものなのに、どうしてそう思うのかわからなかった。

「あ、もしかして悩んだりすると思った?もー、だから頭が固いって言われるんだよ?」

「うう…反論できない…」

「でもよかった!だって勇太君ってとっても強くて、私にとってヒーローみたいな存在なんだよ?でも、私みたいに悩んだり欠点があるってわかって、安心したの。私でも、雄太君にできることがあるんだってわかったもん」

「ミサちゃん…」

「だから、一緒に頑張ろう。ロボ太やカドマツもいるんだしさ!」

「…うん」

根本的に解決はしていないが、ミサの言葉、そしてロボ太とカドマツという新しい仲間の存在が勇太を安心させた。

タケルはイメージと思いが覚醒をコントロールするのに重要だと言っていた。

だが、発動のさせ方は教えてもらえなかった。

これはそれらとは別問題なのか、それとも同じなのか。

でも、ミサ達と一緒に悩んだ進んでいけば、見えてくるかもしれない。

論理的ではないが、なぜか勇太にはそう思えた。

「なぁなぁ、あの2人って…」

「やっぱり、付き合ってるんじゃない?2人っきりで一緒に屋上でお弁当って…」

「ああ。もしその弁当が井川さん手作りなら完璧よねー」

屋上の出入り口のドアの後ろ側から、野次馬たちが見ていたのに勇太達は気づいていなかった。

 

そして、それから2週間がたち…。

(ハーイ、みなさん!今シーズンのMCのハルでーす!全国20か所の会場に同時中継でご挨拶していまーす!)

東京都の東京ドーム周辺に設置されたテレビにハルの姿がある。

彼女は朝のお天気キャスターで、快活なキャラで人気を集めている女性だ。

ガンプラバトルについては現在勉強中とのこと。

(タウンカップから始まったガンプラバトルカップはこのリージョンカップを経て、ジャパンカップへと続きます!)

そう、この大会にはタウンカップ優勝者だけが集まっている。

タウンカップの時のような軽い空気はここには存在しない。

きっと、ジャパンカップでは強いプレッシャーを感じることになるだろう。

(皆さんの素晴らしい戦いを全国のファンが見守っています!参加チームのみなさん、頑張ってくださいね!)

「…なんか、緊張してきた」

ハルの中継を見て、改めてミサは緊張を覚える。

タウンカップ予選落ちを繰り返していて、リージョンカップのような雰囲気はミサにとって初めての体験なのだから、無理もないだろう。

「そんなに気負うなよ。日本だけで20か所もやってるんだぞ?」

去年のリージョンカップに参加した経験のあるカドマツが笑いながらミサの緊張をほぐすために言う。

確かに20か所もある会場で行われる試合だと、テレビで中継されない試合のほうが多い。

だが、彼女が緊張する理由はそれではない。

「絶対に負けられない理由がある!」

「まー、そうだな。来年にはあの商店街なくなってるかもしれないからな」

「そんなこと言うな!!」

カドマツの冗談を真に受けたミサが怒りを見せる。

「負けませんよ。僕たちは…」

「おー、言ってくれるな。勇太」

「当然ですよ。僕たちが一緒に戦うんですから」

この2週間、勇太はチームを巻き込んで覚醒の特訓をした。

あえて危機的状況に追い込んだり、イラトに依頼して閉店後から朝までバトルを続けたり、お寺へ行って座禅をしたり…。

その特訓のおかげか、数回だけ覚醒を発動できたことがあるが、任意で発動するのはまだまだ難しい。

積み上げたという実感があるためか、今の勇太は自信に満ちていた。

「おー、頼もしいことを言うなぁ」

「おい、カドマツ!」

カドマツの半分くらいの身長で白衣姿の少女が大人であるカドマツにタメ口で話しかけてくる。

「ん?」

「なんで負けチームのアンタがここにいるんだよ?」

彼がハイムロボティクス所属だとわかっているため、彼女がカドマツの関係者であることがわかる。

親しく話している2人を見て、ミサが唐突に質問する。

「誰、この子?カドマツの娘さん?」

ロボ太のことで根に持ったのか、それとも呼びやすいからか、すっかりミサはカドマツを呼び捨てで呼ぶようになっていた。

勇太は君付けで読んでるのに、不公平だだの、年長者の威厳がないだの、カドマツは当初、呼び捨てにされるのが不快だったのか、よく勇太にそのことについて愚痴をこぼしていた。

勇太もさすがにまずいとミサに注意していたが、今ではすっかり定着してしまっている。

「確かに、そうじゃないと…」

勇太もミサの予想に同意し、その少女をじっと見る。

カドマツの家族構成については聞いたことがなく、結婚しているなら子供がいてもおかしくないだろう。

ちなみに、ミサには父親であるユウイチのほかには海外で働いている母親と地方の大学へ行った兄がいる。

「俺は独身だ。こいつは望月小夜子。神奈川にある佐成メカニクスのエンジニアだ」

「佐成メカニクスって、ハイムロボティクスのライバル会社の…」

佐成メカニクスは10年前にできたばかりで、作業用ワークボット中心のハイテク商品でシェアを拡大させている中堅企業だ。

最近ではトイボットやインフォちゃんのような接客ワークボットの市場への進出も行っており、そこになわばりのあるハイムロボティクスとは必然的にライバル関係になっている。

なお、ハイムロボティクスは50年前の家電工場から始めった老舗企業だ。

そんな佐成メカニクスに自分よりも年下なのにエンジニアとして活躍していることにミサは驚きを隠せなかった。

まさかキラ・ヤマトのようなスーパーコーディネイターならぬスーパーエンジニアとなるために遺伝子操作されたのか、それとも飛び級で海外の大学を卒業した才女なのかとさえ思ってしまう。

「…俺とタメだけどな」

しかし、カドマツの言葉で一気にそのような幻想が崩れた。

モチヅキは体は小さいけれど、カドマツと同年代なのだ。

「嘘…三十路過ぎ…!?」

「体は子供、頭脳は大人っていうこと、ですか??」

「歳のことは言うな!!それからそこのガキ!誰が体は子供だ!!」

モチヅキは頬を膨らませ、2人に不満をぶちまける。

体が小さく、子供に見られることは本人もコンプレックスらしく、言われたくないらしい。

だが、2人のそばにいるロボ太とハロを見て、表情を元に戻す。

「ところでカドマツ、こいつらは何だ?もしかして…」

「わが社の来季主力商品となるかもしれないアレだ。ちなみに、ハロは勇太のだから違うぞ?」

モチヅキは噂だけだが、このような高性能はトイボットをハイムロボティクスが開発しているという話は聞いていた。

そして、その噂が現実であることを示すかのように、目の前にはロボ太がいる。

目を輝かせたモチヅキはドライバーとスパナを白衣から取り出す。

「本当かーーー!?ばらしていいか?」

「いいわけねえだろ!?」

彩渡商店街ガンプラチームのメンバーであり、機密情報が詰まったロボ太をライバル企業のエンジニアに解体されていいわけがないとカドマツは片手でモチヅキを持ち上げる。

必死になって振りほどこうとじたばたしているのを見ると、やっぱり何も知らない人が見たらカドマツとモチヅキは親子なんだろうと思われてしまうかもしれない。

「それよりもカドマツ!負けチームのお前が何でここにいんだよ!?もしかして、私のチームの勇姿を見るためか?」

「んなわけねーだろ?今は彩渡商店街ガンプラチームのエンジニアとしてレンタル移籍中だ」

おろされたモチヅキはカドマツの話を聞き、彼がここにいる理由に納得する。

そして、彼の存在に彼女の闘争心が燃え上がった。

「なるほど!カドマツには悪いけど、そういうことなら容赦しないぞ!予選でコケるなよ?」

「お前もそこらでウロチョロしてコケるなよ?」

「子供か!?」

それから2人の夫婦漫才のようなトークが始まった。

勇太とミサ、そしてロボ太とハロは2人から離れ、近くのベンチに座る。

「まさか…あんなに小さな人がカドマツさんと同年代で、しかもエンジニアだなんて…」

「本当に不思議なことってあるよねー」

水筒のスポーツドリンクを飲みながら、相槌を打つミサを勇太はじっと見る。

「ん?何か私についてる?」

「あ、いや?なんでも…」

「ふーん、怪しー…」

悪い笑みを見せたミサはゆっくりと顔を近づける。

(あはは…とてもここでミサの貧乳を口にはできない…)




機体名:グフ・スカルカスタム
形式番号:MS-07B3SC
使用プレイヤー:景浦武
使用パーツ
射撃武器:ガトリングシールド(盾兼)
格闘武器:ヒートサーベル(グフ・カスタム)
頭部:グフ・カスタム
胴体:グフ・カスタム
バックパック:アカツキ(シラヌイ)
腕:グフ・カスタム
足:高機動型ザクⅡ(トライブレード×2 ニースラスター×2、ヒートサーベル(グフ・カスタム)装備)
原案:夜戦夜叉さん

景浦武が制作した近接戦闘型ガンプラ。
08MS小隊で活躍したノリスのグフ・カスタムをベースとしており、今回は近接戦闘主体という形を維持しつつ、より汎用性を高めた設計となっている。
グフの弱点である遠距離戦闘能力の不足をガトリングシールドだけでなく、攻防一体のオールレンジ攻撃を可能とするシラヌイユニットの搭載で補っている。
また、彼自らが改造したアセンブルシステムの恩恵でドラグーンシステムの操縦をしつつ、猛スピードかつパワフルな接近戦を行うことも可能となっている。
勇太との特訓の際に使用されたが、仮に彼が本気を出した場合、バルバトスは閉店前に敗北していたことは容易に想像できる。
なお、彼が制作したガンプラであるため、色彩は灰色が勝っており、胸部にはドクロのマークが刻まれている。

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