クトゥルフ神話TRPGをやったらPLが酷かったりファンブルが出まくったりしたのでKPの胃が大変です 作:釣りキチ
「なぁKPさんよ…アンタこの十数話何してた…」
「何って…導入だよ雑賀くん」
「ああ、確かにアンタが書いてたのは導入だ…でもな俺が言ってるのはそこじゃねえ…」
いつにも増して雑賀さんの中の人はキレ気味のようである。
「俺が言いたいのはだな…この十数話で導入までしか終わらなかったことだよォ!」
「仕方ないじゃないか!二ヶ月のセッション保留期間!そして集まらない探索者!始まらない本編!ここで尺を伸ばさなきゃ早々に物語が終わっちゃうよ!他の人が書いたら4話くらいで終わっちゃう内容を番外編とかも書きながら内容を薄めつつ頑張ってきたんだ!褒めて!私を褒めてよ!!」
…こちらは半狂乱状態であった。
まぁ無理もないだろう。
第2部がリプレイ不可という事実を突きつけられたのは、つい先日の出来事である。
そんな中彼が取った方法は第3部のシナリオ製作と並行しての新第二部のシナリオ製作であった。
いや、まぁ半分自業自得でもあるのだが。
「ええい!!うるさい!お前が歩夢にリプレイ可能かを聞かなかったのが悪いんだよ!自業自得だゴラァ!」
「ああ!確かに私の自業自得だ!もっと嬲れ!嬲れよオイ!」
「やだ変態ですよこの人!鈴風さん!変態ですよこの人!」
「キモーい!ドMでいいのは40代からよねー!」
「ええい!貴様には言われたくないぞサノバビッチ!」
最早カオスである。
「…まぁあれっすよ。第2部の製作頑張って内容濃くするから許してヒヤシンス」
「…濃いってどんくらいよ?」
「仮面ライダー4号です」
「ちょっと何言ってるかわからないです」
「TSUTAYA行ってこい」
分からない人はwiki見てTSUTAYAに行こう
「ねーねーKPさーん」
「ハイなんでしょうショタコン」
「私と三枝さんの出番が無かったような気がするんですけど」
「え?だって内容薄かったし…9割水のカルピスと同じくらい薄かったし…」
「ひ、酷い!あれでも私頑張ったよ!初の女性探索者で頑張ったよ!今からでも遅くないからほら!リプレイしようよ!」
「ええ…しょうがないなぁ…」
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「何にもないですねえ…」
「ああ、何にもないな」
三枝と鈴風は暗い道を歩く。しかし暗闇のためか何も発見することが出来なかった。
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「終了」
「確かに内容うっすいなこれ…」
「確かに薄いですね…」
「そもそも目星失敗しなけりゃもう少し出番あったんすよ?原液ぐらいあったんすよ?」
「えぇ…じゃあせめてショタ下さいよ…」
無茶振りである。
それにしても内容が薄過ぎである。最早水だ。
「てかさー、最初のあの歩夢さんの回想いるか?」
「ぶっちゃけいらんな…超いらない…」
「何でさーショタ殺しちゃうかなー」
「だって…だってショタ殺さないと尺稼げなかったんだもん…」
「ほう、何故だね?」
「だってあのセッションの日やったのって茶番だけじゃん…」
「…すまんかった工藤」
「誰だよ工藤…」
あとは茶番だったため割愛。
茶番は本編終了後にやろうと思います