クトゥルフ神話TRPGをやったらPLが酷かったりファンブルが出まくったりしたのでKPの胃が大変です 作:釣りキチ
私ですか?勿論爆死しましたよ
「…SANチェックですか」
「SANチェックですね」
「…幾つですたい?」
「1/1d3ですたい」
雑賀 SAN51
1D100=14
「1の喪失だよ雑賀君」
「危ねえ!ははは!勝った!勝ったぞ!」
「じゃあアイデアでどうぞ。成功したら発狂です」
「えぇ…?」
六割の確率で発狂である。発狂しろ。
雑賀 アイデア65
1D100=30
「ああああああん!!!」
「発狂!発狂!……あれ、これ白澤も危ないんじゃ…」
「よかった…上代といてよかった…」
「やっぱり三枝さんだね。ショタ化しないかな三枝さん」
「やめろォ!俺の探索者をショタにするなぁ!!」
阿鼻叫喚の地獄絵図である。
ショタだのなんだの聞こえたが聞き間違いであろう。多分。
「じゃけん狂気ロールしましょうね〜」
「ひぇぇ…」
雑賀
1D10=8
「周りの者の動作と発言の反復ですたい」
「反復って具体的には?」
「具体的に言うと投影魔術です」
「トレース・オン!!」
そうだけどそうじゃ無い。いやあってる。
「じゃあ白澤はアイデアどうぞ。それでSANチェックするかどうか決めるんで」
「ほいさ。で、幾つだい?」
「0/1D3だ」
「やだ、意外と低い」
白澤 アイデア75
1D100=75
「わお、ぴったり」
「0の喪失だね。あと雑賀にはクトゥルフ神話技能を1進呈」
「やったぜ」
「ちなみに上代の神話技能は43です」
「なん…だと…」
「じゃあ描写しますね!!」
▼▼▼▼▼▼
「お、おい…雑賀お前…」
「お、おい…雑賀お前…」
虚ろな目でそう返す雑賀は周りの雰囲気も相まって不気味に見えた。
自らに暗示をかけているかのように白澤の挙動と発言を反復していた。
「ふざけるのはやめろよ!!オイ!!」
「…ふざけるのは…やめろよ…」
雑賀の声が震え始める。まるで何かに怯えているかのようである。
「雑賀…」
「雑賀…」
(雑賀…ーーそうだ、三枝なら!…いや、駄目だ。アイツにこの状況を打開できるとは思えない…上代とか言う奴なら…!)
白澤はポケットから携帯を出すと上代の電話番号をタップした。
◇◆
「…それにしても、薄暗いな。これじゃ街灯なんてあって無いようなものだ」
「気味が悪い…」
上代と川崎は暗い通りを歩いていた。
街灯がまるで機能しておらず、闇夜に包まれている。
▼▼▼▼▼▼
「よし、じゃあ幸運を頼む」
「わかった」
(じゃあ俺も振らせていただきますかね〜。上代の幸運値幾つだっけか」
川崎 幸運60
1D100=54
上代 幸運50
1D100=43
「出目が落ち着いてるな。早くスタンガン使いたいんですけど不審者まだです?」
「不審者は出ません。じゃあ次は目星で」
川崎 目星55
1D100=29
上代 目星75
1D100=97
「あああああああああ!何故だ!!」
「おおっと!ここでKPが今セッション最高レベルにファンブったああああああ!」
「ぶはははは!なんで自分でファンブル引いてんだ!!スタンガンの呪いィ!」
「ショタの呪いですぞぉおおおお!」
タイトル詐欺にはならなかったようである。
やはりファンブル祭りはまだまだ続くようだ。
ほらそこ、メタいとか言わない。
今回入れたかった会話(時系列的に矛盾が生じるため、断念)
K「プロトセイバー出なかったんですけど」
1「え?お前邪ンヌのために石貯めとくとか言ってなかったっけ?」
K「フリクエと配布石は実質無料ガチャだから」
1「一理ある」