四葉家の死神   作:The sleeper

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序章
1話 デート


 1話 デート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  旧山梨県の山間部。

 

  そこには国内のみならず、世界中から『触れてはならない者達(アンタッチャブル)』として恐れられている四葉家の本邸がある。

  その本邸の最深部。四葉家当主 四葉真夜の書斎にて、その部屋の主はとある少年と、束の間のティータイムを楽しんでいた。

 

  その少年こそ、今作の主人公 四葉 董夜である。

 

 

「董夜さん、明後日の入学式の準備は大丈夫かしら」

 

「もちろんですよ、楽しみにしてましたから」

 

 

  世界中から『極東の魔王』と恐れられている彼女の問いに、董夜は特に臆した様子もなく落ち着いた様子で答えた。

 

 

「達也さん達の事も頼みましたよ」

 

「勿論です」

 

 

  ここ数日で何度も繰り返された問答に、両者から苦笑が漏れた。

 

 

「ここからだと学校に行くのも不便でしょうから、達也さん達の家の近くに住居を用意しておいたわ」

 

「お気遣いありがとうございます。一層明日が楽しみになりました」

 

「それは良かったわ。それと四葉家(こちら)から一人メイドも出しておくわ」

 

 

  董夜は、四葉家に所属している国家公認の戦略級魔法師。つまり四葉の最高戦力にして最終兵器である。安全、そして監視のために、本家が董夜にメイド()を付けるのは当然だろう。

 

 ーーーーしかし

 

 

「必要ありません。あちらには雛子だけを連れて行きます」

 

「あらそう。まぁ雛子さんなら大丈夫ね」

 

 

  董夜は毅然とした表情でこれを断った。

  彼としては、四葉の息のかかったメイドより自分で獲得して、尚且つ自分を信頼してくれている雛子の方が都合がいいのだ。

  さらに、董夜は他人には見せられないような資料などを家に保管する予定であり、自分が学校に行っていて家を空けている間、家の警護を任せられるのも雛子の他にいない。

 

 

「母さんと毎晩続いたこのティータイムも、今日で最後ですね」

 

「あら、寂しいのかしら?」

 

「あはは、勘違いなさらず。葉山さんの紅茶を飲めるのが当分先になるのが寂しいんですよ」

 

 

 感慨深そうに紅茶を飲む董夜に、真夜がとても高校生になる息子がいるとは思えない美貌で微笑む。しかし、董夜はそれを軽くいなした。

 身贔屓を抜いても葉山の紅茶は絶品である。これを飲むために、董夜は今まで毎晩真夜の愚痴を聞きに来ていたと言っても過言ではない。

 

 

「もう、最後まで素直じゃないのね」

 

「え、いや、本当に…」

 

「なにかしら?」

 

「いえ、なんでも」

 

 

 世界最強クラスのプレッシャーを受けた董夜は、ティーカップの中身を一気に口の中へと流し込んだ。

 

 

「ありがとう葉山さん、美味しかったです」

 

「恐縮でございます」

 

 

 董夜の言葉に、真夜の後ろで控えていた葉山は恭しく頭を下げた。葉山としても、いつも微笑ましく思いながら聞いていた二人の会話を聞けなくなるのは寂しいのかもしれない。

 

 

「それじゃあ、俺は明日の為に早めに寝るとします」

 

「そう……おやすみなさい」

 

 

 空になったティーカップを置いた董夜が、扉へと歩いていく。その背中にかけられた母親の声が、いつもより暗い事を感じながら。

 

 

「巣立ち………ですな」

 

 

 董夜が部屋を出ていき、足音が部屋から遠のいていくと同時に葉山が呟いた。

 

 

「えぇ、思ったよりも寂しいものね」

 

 

 真夜は幼い時に大亜連合に拉致されて生殖機能を失い、人生に価値を見いだせていなかった。

 そんな彼女に届いた『冷凍していた卵子を使って人工授精することができる』という知らせは人生最大の歓喜を彼女にもたらした。

 

 拉致事件によって拗れていた姉の深夜との仲を元通りにしたのも、何を隠そう董夜である。そんな董夜が自分の元を離れて行こうとしている現実に若干涙ぐみ、鼻をすする真夜。

 そんな彼女に、葉山はそっとハンカチを手渡しした。

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

 その頃、司波家では夕食を終えた達也と深雪がいつも通り居間でコーヒーを飲んでいた。

 何気ない日常の雑談をして過ごす、兄妹だけの時間。そして、その話題は達也がなんの前触れもなく突然切り出した。

 

 

「あぁ深雪、明日董夜がこの近くに越してくるから。夕食はウチで食べるらしい」

 

 

「はい、わかりましt……………………へ?」

 

 

  一瞬頷きかけた深雪の顔は固まり、ピクリともしなくなった。そんな様子を見ていた達也は流石にここまでの反応をされると思っていなかったのか、少し呆れたような口調で続けた。

 

 

「落ち着け、実はさっき叔母上から連絡があってな。第一高校に通うことになったらしい」

 

「は、初耳です!それに受験の時もそんな話」

 

「混乱を避けるために別室で受験していたらしい、気付かないのも当然だろう」

 

「な、なるほど」

 

 

 何故、彼は自分に知らせてくれなかったのか、と不満そうな顔をした深雪だが、その頬はほんのり赤く染まっていた。

 

 

「それで、董夜に気持ちは伝えたのか?」

 

「うっ…!」

 

「あいつは鈍いんだ、生半可なアピールじゃあ気付かれもしないだろう」

 

「う、うぐぅっ!」

 

「それにあいつも四葉の次期当主候補だ、お見合いの話も頻繁に来るだろう」

 

「う、うぅ〜〜っ!」

 

 

 実の兄に恋愛事情を指摘され、深雪がどよん、と暗い雰囲気を纏って俯く。そんな妹に達也は一度ため息をついた。

 

 

「感情のほとんどない俺が言うのも可笑しな話だが、まぁ深雪は深雪のペースd「お兄様!」……ん?」

 

 

「明日、董夜さんをデートに誘います」

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 明朝 四葉家本邸 正面玄関前

 

 

 朝も早いこの時間。四葉家の正面玄関前には、黒塗りの車と黒服の男が一人待機していた。そして玄関では真夜と董夜が言葉を交わしている。

 

 

「それじゃ、いってきます」

 

「いってらっしゃい………、たまには帰っていらっしゃいよ!」

 

「はいはい、了解です」

 

 

 珍しく見ない真夜の慌てた顔に、董夜と葉山は顔を見合わせて笑みを浮かべる。真夜の目が少しだけ赤く腫れていることから、恐らく夜な夜な泣いていたのだろう。しかし、この場でその事に触れる無粋な人間はいなかった。

 

 

「雛子さんも、董夜さんの事お願いね」

 

「はい、お任せください」

 

 

 最後に雛子と真夜が言葉を交わすと、董夜たちは玄関をくぐって、車に乗り込み出発していった。

 二人を乗せた車が見えなくなるまで、真夜は目で追い続けていたのだった。

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

 数時間後

 

 

「着いた〜!」

 

「意外と早くついたな」

 

 

  道路が意外と空いていたこともあり、予想していたよりも早く董夜と雛子は新しい家に着いた。

 

 

「広いな………これは掃除が大変かもしれない」

 

「大丈夫っ!これぐらいで根を上げる私じゃないから!」

 

 

 家の中は現代風な家具が揃えられており、古風な外見とのギャップで董夜と雛子はしばし面食らった。

 

 

「さて、次は地下だな」

 

「そだね」

 

 

 董夜が階段を降りて地下に行ってみると、そこは地上階よりさらに近代的な空間が広がっており、演習場まで完備されていた。

 

 もうすでに引越しの荷物は全て運び終わり、キチンと整理されていたので、その後二人は司波家に向かった。

 おそらくここからだと歩いて五分もかからないはずである。

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 数分後 司波家 玄関前

 

 

 

「予想よりも達也たちの家近かったな」

 

「ほんとだね、歩いて5分かからなかったぐらいかな」

 

 

 真夜から達也たちの家と近いと言われていたが、まさかここまでとは思わなかった二人は少しだけ玄関の前で固まった。

 

 

「さて、早い事入っちゃおう」

 

「そうだな」

 

 

 四葉の次期当主筆頭候補である董夜が、司波家に訪れていると知られてしまったら達也たちの正体がバレてしまう危険性があるため、二人は高密度の認識阻害術式をかけている。

 しかし、念には念を入れて早く入ろうと董夜がインターホンに手を伸ばそうとした瞬間。

 

 

「いらっしゃいませ、董夜さん!!雛子!」

 

 

 ドアが開き、満面の笑みの深雪が出て来た。

 

 

「あ、ありがとう」

 

「お、お邪魔します」

 

 

 深雪の余りに絶妙すぎるタイミングに、董夜と雛子が若干引いていると奥から達也が顔を出した。

 気配に敏感な達也よりも早く深雪が出て来たことに驚愕する二人だったが、取り敢えず中に入った。

 

 

「長旅ご苦労様です。さ、お茶をどうぞ」

 

 

 リビングで董夜と雛子がすすめられた椅子に腰をかけていると、深雪が自分も含めた四人分のお茶を持って台所から出て来た。

 それと同じタイミングで達也が深雪と雛子にアイコンタクトを送り、2人はそれに頷いた。

 

 

「あー、すまん董夜。言い忘れていたが俺と雛子はこの後九重寺に行って先生に稽古をつけてもらう予定なんだ」

 

「そう言うわけで二人はお留守番ね」

 

 

 実は昨夜、深雪の決意を元に、達也が雛子に連絡。3人は口裏を合わせていたのだ。

 

 

「稽古?それなら俺も見学ーーー

 

「いや、今回は先生に長時間稽古をつけてもらう予定だ。そんな時にお前を付き合わせるわけにはいかないだろう」

 

「まぁ、達也がそう言うなら」

 

 

 董夜が頷くと、達也は早速雛子を連れて、九重寺に向かってしまった。

 玄関から出て行く際、雛子に『深雪、二人きりだかって董夜と変なことしてちゃダメだよ』とニヤつき顔で言われて深雪は顔が真っ赤になった。

 

 

「あの、董夜さん」

 

「ん?」

 

 

 達也と雛子に取り残され、どうしたもんか、と考える董夜に深雪が強い決意を込めた眼差しを送る。

 

 

「この後、私とデー、…………()()()()に行きませんか?」

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

 その頃九重寺では

 

 

「いやぁ〜雛子ちゃんも、強くなったねぇ〜」

 

「その割には全然当たらないですけど…………………ねっ!」

 

 

 達也と雛子が二人がかりで九重八雲と対峙していた。

 しかし、二人の全力の体術も武術も、八雲にことごとく避けられるのだった。

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

「んー、なんかいい店はないもんかね」

 

「沢山あると迷ってしまいますね」

 

 

  お買い物(デート)先のアウトレットに着いた二人は、お昼を済ませるために案内マップが表示された仮想型の端末を片手に歩いていた。

 

 

「それにしても董夜さん、そのメガネは?」

 

「あぁ、これ?」

 

 

  顔を横から覗き込む深雪に、董夜がメガネを軽く持ち上げる。

 

 

「沖縄の一件以来、だいぶ顔が世間に晒されるようになってきたからさ、割と声かけられたりするんだよ」

 

「なるほど、とてもお似合いです!」

 

 

 ありがと、と笑う董夜に、深雪は自身の顔が熱くなるのを感じていた。しかし、そんな深雪も絶世の美女。必然的に二人には視線が集まっていた。

 

 

「もうここの洋食屋さんにしよう。お腹空いたし」

 

「そうですね、ここにしましょう」

 

 

 散々マップ片手に迷っていた二人だったが、周囲からの視線が多くなり、結局目に付いた洋食店に入った。

 

 

「いらっしゃいま………せぇ」

 

「あのー?」

 

 

 入店音を聞き、元気よく迎えた店員だったが。入店してきたのが余りの美男美女だったため、だんだん尻すぼみになり、固まってしまった。

 

 

「あの、?」

 

「は、はいっ!こちらのお席にどうぞ!」

 

 

  正気を取り戻した店員に窓際の席に案内され、二人は椅子に座りすこし休憩するとメニューを開いて店員に注文をして、料理がくるまでの間雑談していた。

 すると深雪が意を決した様に董夜を見つめた。

 

 

「あの、董夜さん、その……………今日は一日恋人のフリをしてくださいませんか?」

 

「なんで?」

 

 

 真っ赤な顔で俯く深雪を、董夜は首を傾げながら見つめた。

 

 

「いや、その、交際している殿方と休日に二人でデートすることに憧れていて………………そのダメでしょうか?」

 

 

 上目遣いで董夜を見つめる深雪に『あぁ』と納得すると、一度うなずいた。

 

 

「デート……、深雪もそんなお年頃か」

 

「と、董夜さんと同い年ですっ!」

 

 

 涙目で抗議する深雪に、董夜はいつも通りの表情で受諾した。

 そこに注文していた料理が運ばれ、取り敢えず昼食をとることになった。

 

 

「このステーキ、割と美味いな」

 

「はいっ、このオムライスも美味しいです」

 

「確かに、ふっくらしてて美味しそうだね」

 

 

 董夜と二人きりの外食に、深雪が嬉しそうに微笑む。周りから見れば交際を通り越して、夫婦のようにすら見える雰囲気が、深雪をいつもより少しだけ大胆にさせた。

 

 

「それなら、すこし食べますか?」

 

「いいの?それじゃあ」

 

 

 董夜が深雪の皿に、新しくとったスプーンを伸ばすより早く。深雪が自身のスプーンでオムライスを一口分すくった。

 

 

「ど、どうぞ………あ、アーン」

 

 

 フー、フー、とオムライスを冷まし、真っ赤な顔で董夜にスプーンを伸ばす深雪に、董夜は一度軽く息を吐くと差し出されたスプーンを咥えた。

 

 

「う、うぅ」

 

「…………」

 

 

 董夜がスプーンを咥えた瞬間、深雪の肩が跳ねたが。董夜は気にせずオムライスを咀嚼した。

 

 

「んん、美味しいね」

 

「…………………も」

 

「ん?なに、聞こえない」

 

 

 オムライスに舌鼓を打ち、再び自分のステーキを食べ始める董夜に、深雪が俯き加減で何かを呟いた。

 

 

「………………………たし、も」

 

「もうちょっと大きく」

 

「わ、私にもアーンしてください!」

 

「ちょ、声おっき」

 

 

 深雪の声が店内に響き渡り、周りの客が驚いた顔で二人を見つめる。

 

 

「はい深雪、アーン」

 

 

 熟れたトマトのような深雪は、さっきの恥ずかしい発言を周りに聞かれた羞恥心と、董夜から『アーン』をしてもらえている歓喜でものすごい顔になりながらフォークの先のステーキを口に入れた。

 何故か、周りからは『オオォーーー』と声が上がった。

 

 その後は料理を食べ終わるまで、深雪が終始無言だった為。少し気まずい雰囲気なったが、そろそろ店員がデザートを運んでくるだろう頃にはいつも通りに戻っていた。

 

 

「はい!カップル限定パフェです!おまたせしましたー!」

 

 

 ショートケーキとチョコレートケーキを注文していた董夜たちに、店員から頼んだ覚えのない品が運ばれてくる。

 

 

「サービスです!!」

 

 

 満面の笑みで去っていく店員を、絶句しながら見送った董夜たちはお互いに顔を見合わせた。

 

 実は、窓際に座っていた董夜たちの甘い雰囲気に誘われ、いつもよりも店内が繁盛していたのだ。

 パフェは、無意識とはいえ店の売り上げに貢献した董夜たちに対する、店長の粋な計らいだった。

 

 

「まぁ、下げて貰うのも悪いし、食べるか」

 

「そ、そうですね」

 

 

 そんなこんなで美男美女が二人で一つのパフェを食べてる姿により、このパフェも周りの客から飛ぶように売れたのはまた別の話。

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

  会計を済ませ、長蛇の列が出来ている店を後にし、董夜と深雪は早速ショッピングに向かった。

 

 

「本当にいいのですか?服まで買っていただいて」

 

「いいよ気にしないで、俺としても綺麗な服を着た深雪が好きだから」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 

 さりげない董夜の言葉に、深雪の顔がまたも赤く染まる。

 

 

「はい、深雪」

 

「…………?」

 

 

 手を差し出す董夜に深雪がコテン、と首を傾げた。すると今度は董夜の頬が赤くなる。

 

 

「デートなら手ぐらい繋ぐかと思ったけど、繋がないならいいや」

 

「え、あっ!董夜さんっ!」

 

 

 差し出した左手をポケットにしまい、恥ずかしそうに歩き出す董夜に、深雪がハッとする。

 

 

「繋ぎます!董夜さんッ!手ッ!繋ぎましょうッ!」

 

 

 早足で歩き去る董夜の背中を、深雪が慌てて追いかけた。

 

 

 

 

  ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

  数時間後、買い物を済ませた二人はコミュターに乗って司波家に向かっていた。

 

 

「明日の入学式楽しみですね」

 

「そう?俺はスピーチ頼まれてて憂鬱だよ」

 

「私は聞きたいですよ、董夜さんのスピーチ」

 

「こんなことなら少し加減して成績落としとけば良かった。そうすれば深雪が総代だったろうに」

 

「いけませんよ、真剣な方々の中で手を抜くなんて」

 

 

 言語道断ですッ、そう言う深雪に董夜は静かに笑った。

 

 

「それにしても、お兄様が二科生だなんて」

 

「しょうがないよ、第一高校は『魔法師のライセンス取得』を主に置いてる高校だから」

 

 

 達也は自身の魔法演算領域の殆どを『再生』と『分解』で埋められているため、他の魔法が得意ではない。

 

 

「それでも」

 

「深雪の言いたいことはわかる。もし達也が武術を主に置いてる高校や、魔工師育成を主に置いてる高校なら主席だったろうけど、俺達が通うのは一校だからね」

 

 

 深雪はあまり納得していない様子だったが、コミュターが司波家の最寄りに着いたため。二人は会話を切り上げてコミュターを降り司波家に向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  運命の歯車が回り始めるまで、あと一日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 、






はよ原作ストーリーいけや

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