していた怠惰のクソ悪魔です。
熱気が凄かったです……
これはもう捨ててさて今回も本編へどうぞ
十五夜の月のような美しさを持っている月の光に照らされて迷いの竹林では弾幕ごっこが繰り広げられていた。
鈴仙「すいませんがここで倒さないと師匠に
色々と言われるので!!」
そう言い鈴仙は手を銃のような形にして蓮達に向けるとそこから弾丸型の弾幕が放たれるが蓮は鞘から抜けぬ刀に霊力を纏わせて、
パシン!パシン!パシン!パシン!
それらを全て弾き飛ばし蓮は鈴仙に、
蓮 「それぐらいの弾幕なら見抜けますよ!」
と、言うと蓮の後ろにいた萃香は跳躍して腕に岩を萃めて、
萃香「一式 投擲の天岩戸!」
そう唱えて鈴仙へと投げつけるがそれを鈴仙は見事なバクテンで回避した。
鈴仙「それ本当に弾幕ですか!?」
これには鈴仙も困惑はしたが即座に蓮が竹刀を持って鈴仙目掛けて走る。
鈴仙「このっ!!」
さっと先程と同じように手の形を銃のようにして蓮へと弾丸型弾幕を放つ。だがそれを蓮は鞘から抜けぬ刀で弾き更にはステップで避けつつ鈴仙へと進行を途絶えない。すると鈴仙はそこから跳躍して、
鈴仙「幻波
鈴仙の両方の瞳が紅く煌めくと2つの円が現れる。その円は無数の弾丸型で出来た円だ。それらは彼方此方に飛んでいく。それには蓮もヤバイと思ったのか後ろへと後退するが、
蓮 「なっ!弾幕が消えた!?………いや今が
チャンスだ!」
突然蓮の目の前に光る弾幕が忽然と姿を消したのだ。蓮は好機だと思いもう一度特効をしかけようとしたその時だった。
蓮 「弾幕が!!」
消えたと思った弾幕がまた現れたのだ。まるで有幻覚と幻覚の両方を見ているかのようだった。
鈴仙「どうですか!」
と、鈴仙が言ったその時だった。突然後ろに気配を感じ後ろを即座に振り向くと、
萃香「余所見はよくないよ~♪」
鈴仙「なっ!」
萃香がほろ酔い笑顔で拳を振り上げていたのだ。
鈴仙は即座にスペルを放つのを止めて萃香の目に自分の目を合わせる。すると突然……
萃香「うぐっ!」
理由は分からないが突然萃香は頭痛がしだし即座にそこを離れた。だが萃香の時間稼ぎで蓮は一気に間合いへと入ると鞘から抜けぬ刀を振るった。
蓮 「籠手!!」
鈴仙「いつの間に!!」
体を捻らせバク宙で蓮の攻撃を避け先程と同じように手で作った銃から放たれる弾丸型弾幕で反撃をするが、蓮もその弾幕が飛んでくると同時にバックステップからの右にステップをして避ける。
蓮 「はぁはぁ中々やりますね……」
鈴仙「これでも色々と訓練は受けていたので」
先程から避けて攻撃、避けて攻撃といった感じで流石に体力も持っていかれる。それでいて相手の動きや攻撃方法が咲夜と同じトリックタイプであるため予測しにくい。すると萃香は蓮の隣へとやって来る。
蓮 「大丈夫ですか萃香さん?」
萃香「ふぅ~ようやく頭痛が収まってきたよ」
鈴仙「もう治ったんですか!?」
それを聞いた蓮は少し疑問に思った。最初に人里で出会った時、鈴仙は蓮とは目を合わせようとしなかったことそして萃香を凝視した時に萃香が頭痛を起こしたこと。それら全てを合わせて蓮はもしかしてと思い、
蓮 「鈴仙さん貴女の能力はもしかして生物の
波長を狂わせる事が出来るんですか?」
それを聞いた鈴仙は驚いた。何故ならピンポイントで自分の能力について当てたからだ。
鈴仙「あってますよ……私の能力は『狂気を操る
程度の能力』なんですよ……」
蓮 「そうでしたか……」
鈴仙「でもこの能力色々と便利なんですけどね!」
そう言い鈴仙は跳躍してスペルを唱えた。
鈴仙「狂視
鈴仙が唱えたと同時に青と赤の弾丸型弾幕が壁のように放たれ蓮と萃香の移動出来る範囲を制限するかのように弾幕を放ってくる。
蓮 「ここっ!!」
萃香「なら私は♪」
蓮は僅かな隙間に入り弾幕を回避し萃香に限っては気体となって弾幕を回避する。最早、萃香が一番のチートに思えてきた。だが蓮は僅かな隙間に入り回避すると先程と同じように弾幕が消える。
蓮 「なっ……今が……いやっ!」
蓮は先程の事を思い出し自分のいた位置から少しズレルと消えた弾幕が一瞬で現れて先程いた蓮の位置から弾幕が通りすぎていった。
蓮 「あっ危なかった……」
鈴仙「やりますね」
だが蓮もただやられている訳ではない。鞘から抜けぬ刀を構えて蓮もスペルを唱えた。
蓮 「夢符 夢炎の剣!」
蓮の持つ鞘から抜けぬ刀は紅く光出すと蓮はそれを振るって鈴仙から放たれる弾幕を切って道を作る。
鈴仙「そんなことも出来るんですか!?」
だが蓮の作った道のおかげで萃香はそこで固体化して萃香もスペルを唱えた。
萃香「百万鬼夜行!」
そのスペルを放つと自身の周囲を回る霧弾から楕円弾を放ち波紋上に弾幕を放っていく。鈴仙は即座にそこから回避するが、
蓮 「そこっ!」
鈴仙「そんなもの!」
蓮の鞘から抜けぬ刀が鈴仙へと凪ぎ払われるが鈴仙はアクロバティックにロンダートをしつつかわす。そうして鈴仙はまた新たなスペルを唱えた。
鈴仙「散符
鈴仙が放った弾丸型の弾幕は鈴仙を中心に周りに放たれる
蓮 「恐らく……」
蓮はこの時こう思っていた。それは一瞬消えると……そしてそれは当たることとなる。弾幕は一瞬消えると小弾幕が現れて避けれるエリアを減らしていくが蓮はその隙を狙いもうスピードで鈴仙へと突っ込んだ。
鈴仙「まさか私のスペルを見抜いた…!」
蓮 「鈴仙さんこれで……終わりです!!」
そう言い鈴仙の頭に鞘から抜けぬ刀を振り上げそして、
蓮 「面!!」
ガツンっ!! ピチャーン!!
それは鈴仙の頭にヒットし鈴仙との弾幕ごっこは幕を閉じたのだった。
怠惰「はいはいそんじゃまぁ今回もやって
いこうね後書き回……」
狗神「まぁ今回は私の出番はなしと思えば」
怠惰「まぁまぁ♪まだ本命との戦いがあるから
今は温存しておきなよ」
狗神「……仕方ないか」
怠惰「そうそうそれでいいよ♪」
狗神「おい貴様何か隠してないか?」
怠惰「う~んこの隠し事については次回か
それともその次回かで話すよ♪」
狗神「よく分からんがまぁいいだろう」
怠惰「さてとそろそろ終わりますかね♪」
狗神「前回が色々と長くグダったからな……」
怠惰「そんな感じだね♪」
狗神「そんじゃ読者様また明日な」
怠惰「それじゃまた明日♪」