血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、今日起きたら昼の12時になっていて驚いた怠惰のクソ悪魔です。もう少し早く起きれないものか………失礼では本編へどうぞ。


第191話 大乱闘

大空洞での決戦。自分達は仙人と呼ばれる青娥と使いのキョンシーである芳香そしてまさかもう戦わないだろうと思っていた理久兎との戦いが行われていた。

 

理 「ほらほらどうした?」

 

霊夢「こいつ!」

 

蓮 「前よりも手加減してますよね!」

 

理 「うん♪」

 

霊夢「あんた前に私達にボコられてまだその

   余裕をかませれるね!」

 

本当にそうだ。理久兎さん自信が引き起こした異変で自分達いや正確には理久兎の母親に手助けはしてはもらったがそれでも敗れた筈なのにも関わらずこの余裕ぷりっだ。逆に感心してしまう。

 

理 「慢心せずして何が神か♪」

 

霊夢「本当にムカつかせるのは大の得意よね

   あんたは!」

 

何処ぞの慢心王を思わせる台詞を吐いてくる。いや実際本当に理久兎は慢心と言うか手加減しているのは確かだ。証拠に何時も使う筈の刀だったりを使用していないのだから。だが霊夢は理久兎に無策で挑むき満々だ。

 

蓮 「霊夢!落ち着いて理久兎さんの策に嵌

   まってるから!」

 

理 「そういえば地底での入り口の古典的な光

   を利用した罠に血が出てたけどまさか」

 

蓮 「あれも理久兎さんですか!!!?」

 

あの時の恥ずかしいトラップに掛かった時を思い出す。まんまと引っ掛かり鼻血を出したのを。今思い出すと本当に腹が立ってきた。

 

蓮 「1回斬られてください理久兎さん!」

 

理 「やなこった♪」

 

ムカついたため自身の刀もとい神楽を構えて唱える。

 

蓮 「式符 神楽の悪念!」

 

手に持つ神楽は光だすと同時に神楽の分霊が2体出現する。神楽を理久兎へと向けると2体の分霊は理久兎目掛けて襲いかかる。

 

理 「おっと」

 

だがやはりあっさりと攻撃を回避されるのだが霊夢がスペルを放つ。

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

4つの光弾が追尾して理久兎へと襲いかかる。これならいけるかと思ったその瞬間、

 

ピチューーン!!

 

何処からともなく矢いや矢の形をした弾幕が神楽の分霊を射抜き神楽の分霊は消滅する。それだけでなく、

 

ビィカァ!!

 

落雷が霊夢の光弾へと落ち弾幕は消えてなくなる。肝心の理久兎はピンピンしていたが、

 

理 「おいおい射つなら言ってくれよ?」

 

布都「そうかなら射つぞ♪」

 

理 「いや遅えよ!?」

 

どうやら布都と屠自古という仙人?に邪魔されたみたいだ。

 

霊夢「大丈夫蓮?」

 

蓮 「うん大丈夫」

 

霊夢が此方へと飛んできて心配してれるが自分は大丈夫だ。理久兎達は何かを話すと此方を向くと霊夢が叫ぶ。

 

霊夢「やっと乱入するのねまとめて相手してあげ

   るわ!」

 

確かに攻撃したということは乱入するという意思表示だ。つまり戦う気は満々だろう。

 

蓮 「理久兎さん容赦はしませんよ?」

 

神楽を構え言うが理久兎は、

 

理 「まぁ良いけどまず2人を倒したらねそんな

   訳なんで2人共無理はしないようにな♪」

 

布都「分かっとるわい♪」

 

蘇我「たく…仕方ねぇやってやんよ!」

 

そう言い下へと下がっていった。追いかけようとしたが布都と屠自古に妨げられる。

 

布都「主らの相手はワシらじゃ♪」

 

蘇我「一発くらってきな!」

 

霊夢「上等よ!まずはあんたらから退治してやる

   わよ!」

 

蓮 「理久兎さんを相手する前にお二方を倒させ

   てもらういます!」

 

そうして理久兎に代わり布都と屠自古との弾幕ごっこが始まった。

 

布都「ならワシから行くぞ乗れ屠自古!」

 

蘇我「しっかり操縦しろよ!」

 

そう言うと布都は何処からともなく船を出現させると、

 

布都「天符 天の磐舟よ天へと昇れ」

 

その舟に布都と屠自古は乗り込むと布都は立った状態で乗りまるでサーフィンをするみたくゆらゆらと飛び回りながら弾幕を撒き散らしていくが更に屠自古も援護なのか弾幕を撒き散らす。

 

霊夢「この!」

 

霊夢が御札や針を投擲するが全くもって当たらない。あれだけ不規則に動くとなると霊夢でも難しそうだ。

 

蓮 「霊夢!思いっきりあの船まで投げ飛ばし

   て!」

 

霊夢「はぁ!?まぁ良いわそれに賭けるわ!」

 

そう言うと服を掴み何回転か回ると舟まで投げ飛ばされる。すぐに鞘に納められている神楽の柄を持って構えて、

 

蓮 「抜刀 神楽一斬!」

 

神楽を常人では目にも見えぬ速度で抜刀し船を斬り神楽を静かに鞘に納める。

 

カチンっ

 

と、鞘に納めれた音がなったその瞬間、

 

ドゴンッ!

 

布都「何と!」

 

蘇我「船を縦に真っ二つにしやがった!?」

 

どうやら上手く決まったみたいだ。証拠に舟が真っ二つに割れた。

 

布都「見事!」

 

蘇我「感心してる場合か!」

 

霊夢「そうよ動かなかったら当たるものね♪」

 

怯んだ隙を見て霊夢が2人へと近づき無数の御札と針を投擲する。

 

蘇我「ちっ!今の状態で札は不味い!」

 

布都「針も当たったら洒落にならんぞ!」

 

そう言いながら霊夢の弾幕を避けていく。

 

霊夢「蓮!」

 

蓮 「了解!行くよ狗神に鈴蘭!」

 

式神札【狗神】【鈴蘭】を構えて彼女達を解き放つ。すると犬型の狗神は屠自古を鈴蘭は布都へと襲いかかる。

 

蘇我「何だてめぇ!」

 

狗神「安心しろすぐに逝かせてやる!」

 

布都「これは道術か!」

 

鈴蘭「残念これは陰陽術だよ!!」

 

狗神は屠自古を追いかけ回し鈴蘭は布都へと連続蹴りを与えようとするが上手くギリギリで避けられる。

 

布都「この蝶はしつこいのぉ!」

 

鈴蘭「ストーカーじゃないからね?」

 

蘇我「いい加減にしろ!!」

 

狗神「その程度の落雷すぐに避けれるぞ亡霊?」

 

と、争っているその時だった。

 

青娥「邪符 ヤンシャオグイ」

 

何処からか青娥の声が聞こえてくる。それもスペルを唱えた声がだ。

 

霊夢「なっ何よこの弾幕!」

 

蓮 「霊夢!」

 

突然霊夢へと真っ黒の弾幕が迫ってきたのだ。すぐに霊夢は逃げるがしつこく霊夢を追いかけていくため後ろに割って入り神楽で斬ったその瞬間、

 

オギャーーー!!

 

と、赤子の泣き声が聞こえ消滅する。

 

蓮 「何これ!?」

 

霊夢「ちょっ何で私ばっかり!」

 

しかも良く見てると霊夢をずっと追尾していて自分には向かってこない。更に周りを見てみると、

 

早苗「来ないで!!」

 

妖夢「何なんですかこれ!」

 

霧雨「面白いけど滅茶苦茶怖いな!?」

 

何故か女性陣それも自分達異変解決組の女性だけがこの弾幕に追いかけられていた。

 

狗神「気を付けろこいつら人間のガキの霊だ!」

 

鈴蘭「これはまさか!胎内回帰の禁術!?」

 

どういう事だと思っていると不敵に笑う女性の声が聞こえてくる。

 

青娥「ふふっどうかしら私の弾幕は♪」

 

どうやら青娥が操っているみたいだ。しかも何故か自分はノーマークなため話は速い。鞘に納刀されている神楽の柄に手を置きそして、

 

蓮 「斬符 抜刀一閃!」

 

すぐに刀を抜刀し巨大な斬撃波で青娥に向かって放つ。それに気がついたのか青娥は回避するが、

 

バキンッ!

 

スペルをブレイクしたのか音が鳴り響き真っ黒の不気味な弾幕は消えてなくなる。

 

青娥「あらあら」

 

霊夢「助かったわ蓮」

 

霧雨「恩に着るぜ!」

 

蓮 「それは良いんだけど布都さんや屠自子さん

   達は?」

 

気がつくと狗神と鈴蘭も先程の真っ黒の弾幕から逃げるのに必死だったため忘れていたのか、

 

狗神「あっ」

 

鈴蘭「えっそういえば」

 

周りを見回していると上に存在を気配を感じ向くとそこに布都と屠自古はいた。

 

蘇我「雷矢 ガゴウジトルネード」

 

布都「炎符 桜井寺炎上」

 

2人がスペルを唱えるとジグザグに黄色の矢が降り注ぎ更に炎のような弾幕が降り注ぐ。だがそれだけでは終わらない。

 

青娥「道符 タオ胎動」

 

青娥の次のスペルが発動しまた真っ黒の弾幕が襲いかかる。自分達は追い込まれ纏まってしまう。

 

蓮 「2人は戻って!」

 

狗神達に危険が及ばないようにすぐにしまう。自分や霊夢達は背中あわ

 

妖夢「どうしますかね」

 

早苗「あわわわ」

 

霊夢「うろたえないで頂戴」

 

霧雨「さて軍師様何か案はあるか?」

 

蓮 「案って………」

 

ただ耐えるそれも良いがそうなるとじり貧は確定。しかもこの密度の弾幕を長時間避けれる自信は生憎だが持ち合わせていないし結界で防いでも破られるのも時間の問題となるだろう。どうするかと考えていると、

 

蓮 「あれって」

 

芳香「あ…あ……」

 

自分は目につく。それは巻き添えをくらって弾幕を受けている芳香の姿を。

 

蓮 「………非人道的及びに非道徳的なやり方で

   良いならあるよ」

 

早苗「えっ何ですかそれ」

 

霊夢「………良いわやりなさいそれを!」

 

そう言われ自分は頷く。

 

蓮 「分かったなら皆は頑張って避けて!特に

   青娥さんの弾幕には気を付けてね!」

 

そう言いまっすぐと飛び刀を抜刀して、

 

蓮 「すみません芳香さん!」

 

ザシュ!

 

芳香の胴体を突きで貫く。

 

芳香「ん?」

 

蓮 「行きますよ!!」

 

突き刺したまま布都や屠自古へと直進する。

 

布都「なっ何じゃあやつ!?」

 

蘇我「あの野郎人の皮を被った化け物だろ!?」

 

青娥「あらあら面白いわねあの子♪」

 

と、結構ひどいヤジが聞こえるが知ったことではない。だが自分がした事は正解だったかもしれない。放ってくる弾幕が芳香へと当たるため全く効かない。そして充分な距離へと近づくと、

 

蓮 「そらぁ!」

 

振り回し芳香を弾幕代わりに青娥へとぶん投げる。まさかぶん投げるとは予測してなかったのか、

 

青娥「っ!」

 

ピチューーン!!

 

思いっきりぶつかり被弾音が鳴り響く。

 

布都「青娥殿がやられたぞ!」

 

蘇我「構うもんか!ただやるだけだ!」

 

霊夢「何がやるだけですって?」

 

布都「何と!?」

 

蘇我「上をとられた!?」

 

自分も上を向くとそこには霊夢達4人が既にスタンバっていた。この時に自分は思った。これは巻き添えを食らってしまうと。そう考えすぐに逃げたがそれは正解となった。

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

霧雨「恋符 マスタースパーク!」

 

早苗「秘術 グレイソーマタージ!」

 

妖夢「空観剣 六根清争斬!」

 

4人のスペルが一斉に発動する。先程の倍返しと言わんばかりに、

 

布都「キャー!?」

 

蘇我「おのれぇ!?」

 

ピチューーン!!ピチューーン!!

 

被弾音が鳴り響きこの勝負は自分達の勝利となったのだが、

 

蓮 「まっまきぞえぇ!!!」

 

自分にも皆の弾幕が降り注ぐのだった。




怠惰「では今回もありがとうございます♪」

狗神「なぁ彼奴さんざんと凄いヤジがとんだな」

神楽「でも天罰と言わんばかりに弾幕の嵐に」

鈴蘭「まぁ仕方ないよね」

怠惰「意外にも辛口コメントだねぇ………まぁ良
   いけどそれと次回はあっちを投稿するの
   でお願いしますね♪」

狗神「やっと休日だな」

神楽「お給料はないですが休みはありますし」

鈴蘭「お菓子や飲み物も食べ放題だしね♪」

怠惰「まぁボランティアでやってもらってるから
   それぐらいはねぇ?」

鈴蘭「これをブラックと見るかホワイトと見るか
   は読者様次第だからね♪」

怠惰「ってまた時間を浪費させるわけにもいかな
   いから今回はここまで!」

神楽「また投稿した際にはよろしくお願い致しま
   す読者様♪」

狗神「そんじゃあな読者方」

鈴蘭「まったねぇ♪」

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