血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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皆様本当にごめんなさい………怠惰のクソ悪魔です。理の神様は何を見るが従兄弟の勝手な操作により削除されてしまいました。本当にごめん


第8話 家族

玲音は紅魔館から出て1年ぶりとなる町へと戻ってきた。

 

玲音「………紅魔館から出るのも1年ぶりになるん

   だな」

 

かれこれ拉致されて1年、本当に久々に町へと出た。こうしてみると対して町は変わってはいない。

 

玲音「さてと………」

 

玲音には行くべき場所があった。そのためその場所へと向かった。

 

玲音「相変わらずの金持ち野郎の屋敷だな」

 

そこは自分に紅魔館の住人を捕獲しろと命じたクソ野郎の屋敷だ。というかこいつが依頼しなければ拉致されなかったかもしれない。

 

? 「あらこんな所に来て何をするのかしら?

 

さっきみたいにこいつが話しかけてくる。玲音は落ち着きを払いながら、

 

玲音「今回はお前が喜びそうな事をするかもな」

 

? 「珍しいわね貴方にしては

 

玲音「ほっとけただなるとは限らないからな」

 

そうして玲音は門を開けた。すると屋敷から1人の白髪がまじった老人もとい屋敷の執事がやって来る。

 

執事「これはこれは玲音様、1年ぶりでござい

   ましょうかね?」

 

玲音「この館の主人に会わせろよ」

 

執事「かしこまりましたすぐにアポを取って

   まいります」

 

そうして執事は屋敷へと入り数十分近くなると、

 

執事「どうぞ此方でございます」

 

執事は玲音を案内を始める。そうして屋敷へと入りこの館の主人こと淫獣野郎の部屋に連れて行かれる。

 

執事「ご主人様、参りました」

 

主人「通せ」

 

その言葉と共に扉を開き入れとジェスチャーする。玲音は中へと入りソファーへと腰かける。そして主人も向かい合うようにソファーへと座った。

 

主人「1年半ぶりな訳だが依頼は達成したん

   だろうな?」

 

やはりまずはこの質問がとんでくる。自分はただこの事を伝えたくて来ただけだ。

 

玲音「依頼を破棄すると言いに来たんだが?」

 

そう依頼を破棄しに来ただけだ。基本的にダークハンターは忠誠を誓わない。だが金を貰う依頼においてはしっかりと受ける。破棄する。断り。それらを伝えるのは大切な事だ。その仕事のプライドのために抜け出して断りに来たのだ。

 

主人「………その理由は?」

 

主人は怒気を含んだ目で見てくる。その理由を述べたいがちょっと気恥ずかしい。

 

玲音「………ダークハンターは確かにやりがいは

   あっただがよ」

 

僅か1年半の事を思い返す。紅魔館の住人が自分に親切にしてくれたことを。自分のために怒ってくれたことを。笑ってくれたことを。それがこれまで冷たい、憤怒、恨みという真っ暗な見えない道を照らしてくれた光になってくれた事を。それはここまで来る道のりで考えていた事だ。

 

玲音「だから俺は今日でダークハンターを引退

   させてもらう酒場には言伝で伝えておい

   てくれや」

 

主人「そうか……はは…落ちぶれたものだな凄腕

   とは聞いていたがあれは嘘か」

 

玲音「言っておくが凄腕なんて肩書きは誰かが

   勝手につけただけだ」

 

主人「そうか…ならお前はもう役立たずだ」

 

その言葉と共に後ろの執事は銃を後頭部に当てる。

 

主人「元々、仕事だけこなせば殺す予定だった

   だがそれでも毒殺で楽に殺してやろうと

   思っただが貴様のような無能なら与える

   死はただ1つ頭ごと割れて死ね!」

 

その言葉を聞くと執事が引き金を引く。

 

バンッ!!

 

銃声がなり見事に弾丸は自分の後頭部を貫き風穴が空くとどうじにそこから血が吹き出す。

 

主人「ふんっ従っておればそんな死に方もしな

   かったのに」

 

執事「そうでございますね死体の処理を……」

 

と、執事が言おうとしたその瞬間だった。

 

玲音「いってぇな………」

 

執事「なっ!?」

 

主人「何だと!!」

 

自分は何も無かったかのように立ち上がる。勿論、空いた風穴も蒼炎で塞いで、

 

玲音「お前らよ炎ってどういう意味があるか

   知ってるか?それはよ再生と破壊だよ」

 

そう呟くと同時にガンブレードを床へと突き刺すと、

 

玲音「てめぇの地位も合わせて燃えカスとなれ!」

 

玲音は自身の蒼炎を溜め込みそして一気に解放する。

 

玲音「炎技 蒼哀火葬(そうあいかそう)

 

技名を発すると同時に、

 

ドガーーーーーーーン!!!

 

玲音がいる位置を中心部に大爆発が起こり部屋から廊下、そしてエントランスと蒼炎が包み込みそして屋敷全体を蒼炎が包み込んだ。

 

主人「熱い!熱い!!」

 

執事「がぁーーーーーーー!!」

 

主人と執事は苦しそうに蒼炎に包まれて転げ回る。

 

玲音「じゃあな……」

 

玲音はそう言い窓へと向かって勢いよく突っ込み、

 

バリンッ!!

 

と、ガラスを割って外へと出る。そして見事に着地して蒼炎に包まれた屋敷を見ながら、

 

玲音「結局こうなっちまったな」

 

? 「あらでも私はこの方が好きよ炎に包まれて

   のたうち回りながら悲鳴のハーモニーを聞

   く本当に最高ね♪

 

玲音「けっ下らね芸術だな」

 

回れ右をして歩き出す。

 

? 「玲音、何処へ行くの?」

 

玲音「新しい職場には目をつけてるからよ」

 

そうして玲音はまた歩き出すのだった。そして時間は夕方へと変わりここ紅魔館では、

 

美鈴「玲音さん………」

 

レミ「はぁ安心しなさい美鈴」

 

美鈴「だってもう……」

 

花壇で花が咲く中庭でレミリアと日傘をレミリアへと指している美鈴は立っている。それは玲音の帰りを待ってだ。

 

レミ「ふふん大丈夫よ♪」

 

と、レミリアが行っていると人影が映る。レミリアと美鈴はその人影をよく見てみると、

 

玲音「………………」

 

それは玲音だったからだ。

 

美鈴「お嬢様、傘を………」

 

レミ「行ってきなさい」

 

レミリアは傘を持つと美鈴は玲音の元へと走っていく。

 

玲音「………よっよぉただい……」

 

美鈴「この………大馬鹿者!!

 

玲音「がふっ!!!?」

 

美鈴はただ単に飛び蹴りをするためな助走をつけたのだ。それを顔面でくらった玲音の鼻は曲がり更には首に限っては180度回った。しかもそれだけでは終わらない。胸ぐらを美鈴は掴むと、上下に動かして、

 

美鈴「私を蹴り飛ばして何処へいなくなるなんて!

   心配したんですよ!!聞いてるんですか!」

 

玲音 チーーン………

 

美鈴「ってあれ?」

 

ようやく美鈴も気づいたようだ。自分の首が180度回転して首が真っ青に内出血していることに。

 

美鈴「玲音さん起きて!すぐにリジャネして

   ください!!」

 

そうして数秒間、美鈴に上下に振られながらも炎で再生した。

 

玲音「お前なぁ!!」

 

美鈴「すっすみません……って何で私が謝るんです

   か!?」

 

レミ「それはそうね…」

 

玲音「………悪かったよ……最後にけじめをつけに行

   くのに蹴り飛ばしちまってよ…許さないとは

   思うがよ………」

 

あんまり真面目に謝罪をしたことがないから少々下手くそだが謝る。

 

美鈴「良いですよ玲音さんがこうして帰ってきて

   くれたんですから♪」

 

玲音「あっあぁ……なぁ…」

 

レミ「何よ?」

 

立ち上がりレミリアに向かってある条件を話すことにした。その条件は、

 

玲音「いくらで俺を雇う?」

 

そう改めて執事としていくらで雇うのかを聞いた。レミリアは笑って、

 

レミ「3食つきで住居というか1部屋ありで

   60000円どう?」

 

玲音「良いぜそれで……なら改めてよろしくな

   お嬢」

 

レミ「様をつけなさいよ………まぁ良いわなら改め

   てようこそ紅魔館へ雨月玲音♪私達紅魔館

   の住人は貴方を歓迎するわ♪」

 

そうして玲音はダークハンターを止め紅魔館で執事として働くこととなったのだった。

 




怠惰「うわぁーーーーーーーーーーん!!」

狗神「何だ!!」

神楽「たっ怠惰様…………?」

鈴蘭「どうしたの?」

怠惰「ぐすんっ………もう1個の作品が消えたん
   だよ!!」

狗神「は?」

鈴蘭「嘘でしょ!?」

神楽「そんな…」

怠惰「従兄弟にスマホをとられたせいで………ごめん
   なさい読者様今回はここまでです………」

狗神「おっおい!」

怠惰「ではさようなら………」

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