血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、仮免に落ちたために勉強している怠惰のクソ悪魔です。それとやはり来週の月曜日から1週間ですがお休みします。申し訳ございませんがお願い致します。では本編へどうぞ。


第144話 いざ魔界へ

真昼の太陽が飛行する聖輦船を照らす。そこから眺める景色はまた何時もとは違う景色だと感じる。

 

蓮 「船なんて乗ったことないからこうして

   見るとゆったりしてるんだね…‥飛行船

   だけど………」

 

早苗「あれ?修学旅行とかでは乗らなかったの

   ですか?」

 

蓮 「えぇ両親や祖母が残してくれた保険金と

   古い家で慎ましく暮らしていたもので…」

 

現代の遊覧船など船などは一切乗ったことがない。修学旅行では乗らなかったのかというと生活するためのお金が勿体なかったため修学旅行には行っていない。そのためこうした船や飛行機?等は少し憧れてはいたのだ。

 

早苗「あっその…ごめんなさい」

 

蓮 「あぁうん良いよ全然♪」

 

悲しくはないと言ったら嘘になるが両親は物心つく前にこの世を去っているため同級生の親などを見ていると羨ましくはなった。しかし育て親の祖母がいたため悲しくはなかったがもうかれこれ約7年ぐらい前に天寿を迎えて旅立った。それは流石に寂しくて泣いたがもうそこまで気にはしてない。何故なら、

 

霊夢「ゆっくりと動く船も良いものね♪」

 

霧雨「だな♪」

 

こうして数多くの友人そして霊夢に会えたためもう寂しくも悲しくもない。すると、

 

水蜜「間もなく魔界へと突入するよ♪」

 

その言葉と共に歪みが現れる。聖輦船はそこへと突入するみたいだ。

 

霧雨「魔界か何年ぶりかな」

 

霊夢「かれこれ………何年ぶりなのかしらね?」

 

蓮 「ねぇ魔界って何があるの?」

 

一応、魔界には何があるのかを聞いてみると、

 

霧雨「え~と魔族や魔獣は勿論いてそれから独自

   生体の魔法植物もいるし後はう~ん…‥最悪

   な場合だととんでもない大物悪魔や魔竜に

   も会えるぜ♪」

 

霊夢「レアって言ったら神綺だとかもレアって

   言えばレアの部類よねアンラッキーとも

   言うとは思うけど」

 

蓮 「神綺?」

 

霧雨「あぁ魔界の最高神なんだがよとんでもない

   ぐらいにカリスマ性がなくて魔族の殆どは

   呆れてるレベルの魔神だぜ♪」

 

それを最高神にして良いのかと思うが気にしたら負けだろう。というか自棄に詳しすぎる。

 

蓮 「でも魔界に言ったことあるって聞いたけど

   あんまり行ってるようには見えないけど?」

 

霊夢「あぁそれは魔界への不法入国が多くなった

   からって理由で神綺が対策して前よりも世

   界と世界との狭間の隔たりが大きくなった

   のよ」

 

霧雨「そんなこんなで魔界には中々行けなくなっ

   ちまったけどな」

 

早苗「………世界って本当に不思議ですね」

 

早苗の言う通り世界にはまだまだ色々な不思議があるなと感じた。だがそんなこんなで話をしているともう歪みへと聖輦船は入りそうだ。

 

水蜜「とりあえず何処かに掴まって!」

 

そう言われ蓮達は船の手すりに掴まるとやがて聖輦船は歪みへと入るのだった。そして歪みの光を越えると青空の景色から紫色の空となり世界がガラリと変わった。

 

蓮 「ここが魔界………」

 

霧雨「久々だなここも」

 

霊夢「そうね」

 

早苗「あんな所に見たことのない生物が!あっ!

   あっちにも!」

 

早苗の言葉を聞くと蓮も魔界の地上を見る。そこには多種多様な見たこのない生物達がいた。

 

霧雨「気を付けろよ魔界の生物は基本凶暴だか

   らな下手すると頭からガブリとか植物型

   だったら捕まろうものなら就職先は永久

   苗床だからよ?」

 

早苗「きっ気を付けます………」

 

蓮 「やっぱり凶暴だったよ……」

 

魔界の生物達には気を付けようと思いながらも景色を眺める。

 

霊夢「幻想郷も良いけどたまにはこういった

   景色もいいわね♪」

 

蓮 「そうだね♪でも僕からしたら霊夢の方が

   幻想的で綺麗だけどね」

 

霊夢「もっもう蓮ったら…恥ずかしいじゃない」

 

顔を赤くして霊夢は恥ずかしそうだ。それを見ているギャラリーは、

 

霧雨「ったく何処に行ってもイチャイチャしや

   がってよ」

 

早苗「うわぁリア充ですね…乙です」(ーωー)

 

霊夢「外野共うるさいわよ!」

 

蓮 「何でだろう僕まで恥ずかしくなってきた」

 

言った自分が恥ずかしくなってきた。慣れないことをするのはあまりよろしくはないのだと感じてしまうのだった。そんなこんな話をしていても聖輦船は進んでいく。そして急に森などの植物は消えて見たことのない景色へと変わる。

 

蓮 「地面に模様が…ここは魔界の何処なの?」

 

見た感じルビン坪みたいな模様が大地から浮かぶこの景色。それについて聞いてみると、

 

霧雨「………悪いがここまでは来たことないんだ

   よなぁ」

 

霊夢「以下同文それでここは魔界の何処なのよ?」

 

霊夢が村紗達に聞く。

 

村紗「え~と何処だっけ?」

 

ナズ「まったく…ご主人説明を……」

 

寅丸「え~とここは魔界の一画で法界と呼ばれる

   場所ここに聖が囚われています」

 

どうやら目的地の場所には辿り着いたようだ。このもう少し先に聖と呼ばれる人?が囚われているらしい。

 

一輪「思えば長かった………」

 

水蜜「聖とは別に地底奥深くの血の池地獄に封印

   されあれから速1000年ようやく願いが

   成就される」

 

雲山 (ー_ー)

 

寅丸「あの時は庇えれなかっただけど今度こそは」

 

ナズ「あぁ………」

 

と、皆はそれぞれ思いを込める。

 

霊夢「まぁ今はそんな気難しく考えずとも幻想郷は

   人間、妖怪は平等だけどね……」

 

霧雨「確かにな」

 

蓮 「………中には神様もいるしね」

 

早苗「えぇ丁度ここに現人神ならいますから♪」

 

3人「えっ誰が?」

 

早苗「ちょっと!霊夢さんや魔理沙さんはともかく

   蓮さんまで乗らないでくださいよ!」

 

そんな会話をしながらも聖を救うために聖輦船は残り少ない目的地へと向かうのだった。だったのだが、

 

? 「さてと魔界に入った侵入者とやらは誰なん

   だろうな黒♪」

 

黒 「さぁな……俺は俺の目的を優先するからな

   主よ」

 

と、あるもの達もまた魔界にいるのだが蓮達は知るよしもなかったのだった。

 




怠惰「それでは今回もありがとうございました」

狗神「やっぱり休むんだな」

怠惰「えぇやっぱり休みます」

鈴蘭「でも1週間で復活するんでしょ?」

怠惰「うんそのつもりだよ♪本当に失踪はないから
   ね!?もう一度言うけどそれは絶対にないか
   ら安心してね!?」

神楽「しつこく言いますね………」

怠惰「まぁ言っておかないとねそれとあっちの
   古い話は1週間休むけどでも出来上がっ
   たらその章で投稿するからよろしくお願
   いします」

狗神「つまりあっちはちょくちょく投稿するっ
   て事か?」

怠惰「まぁそう言う事だね♪それまでにシャド
   バは少しでも強くなっておいてね♪」

狗神「うっせ!」

鈴蘭「本当に怠惰のヴァンパイアはエグいから
   嫌だ」

神楽「それは分かります」

怠惰「酷い言われようだなぁまぁ良いやとりあ
   えず今回はここまで♪」

狗神「後、明日の外伝篇は投稿するから安心し
   てくれよ」

鈴蘭「それじゃ読者様♪」

神楽「また明日の外伝篇で♪」

怠惰「そんじゃバイバイ♪」

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