血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、ここ最近またアプリゲームの
東方異想空にはまっている怠惰のクソ悪魔です。
過去のデータが吹っ飛んだので初めからプレイ中
です。とりあえず今回も本編へどうぞ。


第117話 積乱雲は謎を生む

天子との戦いが終わり蓮と天子はお互いに見合っていた。

 

天子「さっき何なの?」

 

蓮 「僕にもさっぱり………」

 

蓮と天子は何が起こったのかがよく分からない状態だった。突然の巨大な真っ黒の衝撃波というのか斬擊波というのかは天子の緋想の剣の力をも破り更にはその一撃は天界の大地を抉るほどの一撃を秘めていたのだから。そして真っ黒の衝撃波というか斬擊波が飛んできた場所を見ると、

 

蓮 「積乱雲………」

 

遥か先には何層にも重なった入道雲が稲光を発していたかと思うと、

 

ビィカーーー!!!

 

と、特大の落雷が落ちたのだ。この光景には天子ですらも目を疑っていた。

 

天子「まさかあれ衣玖?いや衣玖はあんな荒々

   しくはない筈」

 

蓮 「………………」

 

そう呟いていると積乱雲は何事も無かったかのように雲は散らばり消えた。だがこの時、蓮はある予測をしていた。

 

蓮 (隠者がここにいたのか?)

 

自分が越えたいと願う相手である隠者がここにいたのかと思ってしまうが、

 

蓮 (でも隠者がここに来る理由が思い付かない)

 

だが何故ここに来るのかという理由が思い付かないのだ。

 

蓮 「はぁ何時も彼奴の事ばかり考えちゃうな」

 

それほど屈辱的に負けたのが悔しかったのか今も引きずってしまうのが事実だ。

 

天子「知り合い?」

 

蓮 「えっいや……敵対者ですかね?」

 

天子「敵対者ねぇ……」

 

と、言っていると空から霊夢とボロボロになった魔理沙が降りてくる。

 

霧雨「クソ負けたぜ……」

 

霊夢「さぁそこの天人、私と………あれ?」

 

ボロボロになっている天子と自分を霊夢は見てくる。そして此方を細目で睨んでくる。

 

霊夢「ねぇ蓮……まさか貴方、私達が弾幕ごっこを

   してる最中、こいつ(天子)と弾幕ごっこしていた

   訳ないわよね?」

 

蓮 「えっ!?えぇと………」

 

これは明らかにヤバい。無理もないだろう。元凶と戦う気満々だったのにも関わらず魔理沙とどっちが戦うのかと争っている間に自分が天子と戦い決着をつけてしまったのだから。言ってしまえば獲物を横取りしたのと変わらないのだ。

 

蓮 「すみません弾幕ごっこをしました!」

 

頭を下げて謝る。そっと上を見上げると、

 

霊夢「………それ横取りって言うけど知ってる?」

 

笑顔で言ってくるが目は笑ってはいない。冷や汗が流れてくる。すると天子が、

 

天子「あんたらが時間をかけ過ぎなのが悪いのよ

   もっと速く決着つけてくれないかしら?」

 

霊夢「何ですって!」

 

もう空気が悪すぎる。そっと離れて魔理沙に、

 

蓮 「まっ魔理沙…どうすればいい?」

 

霧雨「う~ん一応は決着をつけたんだそれなら

   神社の復興をするように天人に頼んだら

   どうだ?」

 

蓮 「つまり話題をそらすって事?」

 

霧雨「まぁ言っちまえばな♪」

 

それを聞くと霊夢と天子の間に入ると、

 

蓮 「えっと天子さん神社の復旧作業はしては

   くれるんですよね?」

 

天子「えぇ勿論よ♪」

 

霊夢「………そう復興をしてくれるなら良いわよ」

 

今の言葉を聞いて霊夢の怒りは若干だが下がった。そしてここから霊夢の怒りのボルテージは見事に下がる事となる。

 

蓮 「ねぇ霊夢………」

 

霊夢「何よ?」

 

蓮 「神社が復旧するまで何処で寝ればいいの

   かな?」

 

霊夢「えっ?……それは…テントやら張って野宿

   するしかないわね?」

 

そう現在、母屋も倒壊してしまっているためテントを張って寝るしかないのだ。

 

蓮 「成る程なら寺子屋の仕事は1週間ぐらい

   有給をとろうかな?」

 

霊夢「うん……ん?」

 

この時、霊夢は思った。つまり1週間近くの殆どを蓮と一緒に過ごせなおかつ上手く行けばすぐ同じテントでも寝れると。

 

霊夢「ふふっ♪」

 

もう霊夢はお花畑に言ってしまったのか凄く幸せそうな顔になった。

 

霧雨「………相変わらずチョロい奴だなにしても

   お前もだいぶ霊夢の扱いが上手くなった

   よな……」

 

蓮 「まぁ同じ屋根の下で生活してればね……」

 

喜怒哀楽の感情が激しい霊夢の扱いがここ最近、上達したなと蓮でも思うほどになった。だがこうして誰かに言われると苦笑いが浮かんでしまう。そして天子は不思議そうな顔をしていた。

 

天子「えっと………どういうこと?」

 

霧雨「あぁ霊夢と蓮は恋仲なんだよ」

 

それを聞くと天子は何故か霊夢と自分を交互に何度も見てくる。

 

天子「………なんか馬が合わなさそうだけどそこは

   大丈夫なの?」

 

蓮 「まぁ基本は僕が譲るって感じかなぁ……」

 

霧雨「旦那の鏡だな」

 

蓮 「そんな鏡だなんて…ただ出来るだけ霊夢を

   自由に生きさせたいだけだよ♪」

 

霊夢の幸せそうな顔や無垢な笑顔を見るのは蓮にとっての活力の源なのだ。それにそんな彼女の笑顔を守りたいとも思えてしまうのだ。そして夢を見るかのように幸せそうな霊夢は、

 

霊夢「さぁ帰って復興作業よ!」

 

蓮 「アハハ……霊夢らしいや」

 

霧雨「お前、本当に良い男を見つけたよな」

 

霊夢「えぇもう幸せよ♪」

 

こうして地震の元凶を倒し今回の異変は解決をしたのだった。だったのだが、

 

天子「………ふふ計画通り♪」

 

と、1人の天人は策略を張り巡らせそしてとある一画では……

 

? 「さぁ~て思わぬ邪魔は入ったが目的を果た

   すと致しますかね~」

 

と、ある者は暗躍をするのだった。




怠惰「久々にやってみると面白いよねぇ」

狗神「ほうゲームか…これ脇巫女やら魔女っ子
   やらが出てるな」

神楽「それにさっきの天子さんもいますね……」

鈴蘭「あっ華仙ちゃんもいるね」

怠惰「ん?あぁ結構いろんなキャラが出てくるん
   だよねだから好きな東方キャラと冒険する
   って感じのゲームかな?」

狗神「ほう……」

怠惰「気になったらやってみるのも良いかも
   しれないね良作のゲームだし♪」

神楽「でも怠惰さんRPGは苦手ですよね?」

怠惰「まぁ飽き性だから長時間やるのは苦手
   なんだよね………それでもドラクエ9は
   結構やったけどさ」

鈴蘭「それモンハンも同じじゃない?」

怠惰「いやでもモンハンは操作ミスだとか運
   だとかで変わってくるからそんなでも
   ないんだよね♪現にモンハンだと怠惰
   さんのリアルラックが反映されたから」

狗神「苦労もせずに激レア素材を手に入れや
   がって」

怠惰「アハハ……おっと時間だねそれじゃ今回
   はここまでね♪」

鈴蘭「それじゃ読者様♪」

神楽「また明日お会いしましょう♪」

怠惰「それじゃあね♪」


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