血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、モンストで勝てていたエデン
に勝てなくなっていた怠惰のクソ悪魔です。
何故だろうサタンが何故かハッスルして体力MAX
から半分にするんです。まぁそれはさておき今回
もお願いしますね♪ではどうぞ♪


第115話 喧嘩は程々に

雷雨が降り注ぎ自分達の肌に雨の滴が強く当たる。蓮、霊夢、魔理沙の3人は雷雨の中をただ一直線に上へと飛んでいた。

 

霊夢「次はこっちよ!」

 

霧雨「ひぇ~雷が恐いぜ」

 

蓮 「当たったら確実に死亡ルートだから気を

   つけてね!!」

 

霊夢の勘を頼りに雷を避けながら後ろについていく。もし少しでも離れようものなら雷に直撃して感電死する未来しかない。そのため蓮と魔理沙は必死だ。

 

霊夢「あんた達!もうすぐ出口よ!」

 

そういわれ前を見ると確かに光が漏れ出していた。

 

霊夢「全速力で抜けるわよ!」

 

霧雨「おう!」

 

蓮 「了解!」

 

そう叫び3人は更に加速し光指す場所へと向かう。そして遂に3人は真っ黒の雷雲を抜け光指す場所へと辿り着いた。

 

蓮 「………ここが天界?」

 

霊夢「そう…ね……」

 

霧雨「こいつはすげぇラ(ピー)ュタは本当に……」

 

蓮 「魔理沙それは言っちゃダメ!」

 

先程の空を覆い尽くしていた雷雲も肌に強く当たっていた雨も天界には降ってはいない。そこに写る光景は桃を実らせた木々が多く育ち川は流れそして大地と雲が合わさったかのような地形を形成していた。

 

蓮 「ある意味で幻想的だね」

 

霧雨「その言葉には納得だぜ」

 

霊夢「そうね……」

 

読者様から見れば幻想郷も幻想的と思えるだろう。だが幻想郷の景色を見慣れると此方の方が幻想的に見えてしまうのだ。そして蓮たちは天界の地に足をつけた。

 

蓮 「あっここは対して地上と変わらないんだね」

 

霊夢「あら本当ね」

 

霧雨「もっとふんわりとした大地かと思ったぜ」

 

魔理沙の言う通り自分もそうだと思っていたため少しがっかりしたのだが、

 

蓮 「だけど綺麗な事には変わりないね」

 

と、言うと魔理沙はケラケラと何か企んでいらのか笑いながら、

 

霧雨「霊夢とこの天界だったらどっちが綺麗なん

   だよ♪」

 

霊夢「はぁっ!?」

 

唐突だったためなのか驚きの声を霊夢は上げた。そして魔理沙の質問に対しての答えは、

 

蓮 「う~ん霊夢かな♪」

 

霊夢「へぇっ!?」

 

またまた驚きの声を上げて顔を真っ赤にさせ顔をとろけさせた。どうやら今の一言は先程まで不機嫌だった霊夢を一気に上機嫌にしたようだ。

 

霊夢「ふふっ♪」

 

霧雨「おぉ~おぉ~分っかりやすいな……」

 

霊夢「うるさいわ!」

 

蓮 「まぁまぁ……」

 

また不機嫌になるのもあれなのでなだめる。そんな雑談をしている時だった。

 

? 「ふふっようこそ天界へ♪」

 

と、声をかけられ3人は声のした方向を見るとそこには1人の少女がいた。しかもその少女の特徴としては青髪に帽子を被っているが何よりもその帽子には桃が乗っていた。恐らく目の前にいる少女がこの異変の元凶だろうとすぐに分かった。

 

蓮 「貴女が今回の異変の首謀者で間違いない

   ですよね?」

 

霧雨「帽子に桃を乗せてる…まんま情報通りだな」

 

霊夢「あんたね…うちの神社を壊したのは!」

 

やっと機嫌が良くなったのにまた振り出しに戻ってしまった。そして目の前の少女は楽しそうに笑いながら、

 

? 「ふふふっ以下にも私は比那名居家の娘

   比那名居天子よ♪」

 

天子と名乗った少女は不敵な笑みをしながら此方を見て、

 

天子「聞いてるわよ異変解決をする博麗の巫女に

   その差し押さえ役の葛ノ葉 蓮でしょ?」

 

霊夢「えぇそうよ」

 

蓮 「僕達の事を知ってるんだ……」

 

霧雨「なぁ私は?」

 

天子「ごめんあんたは分からないわ」

 

霧雨「おっおいおい私は普通の魔法使い霧雨

   魔理沙だぜ!覚えておけよ」

 

と、自分だけ知って貰えてなかったのか少しムキになって魔理沙は自身の名前を答えた。

 

蓮 「それで何故、異変を起こしたんですか?」

 

何故異変を起こしたのかという理由を聞きたくて聞いた。元々、異変は何か理由がなければ普通は起こさない。紅霧異変は空を覆い尽くしてレミリア達が昼でも自由に動けるようにするためにお越し春雪異変は西行桜の根に埋まる物を見つけたいがために起こし永夜異変は月の使者を来させないために起こしと色々な理由がある。故に気になったのだ。すると天子は、

 

天子「そうねただ単に刺激が欲しかったからかし

   らねぇ?」

 

霊夢「刺激?」

 

天子「そうね…天界を見てどう思ったか教えて

   下さらないかしら?」

 

この光景を見ての感想を聞いてくる。それに3人は答えた。

 

霊夢「見た感じ桃の木しかないわね」

 

霧雨「お宝がありそうだな♪」

 

蓮 「う~ん見た感じ平和かな?」

 

天子「そう………真面目に答えてくれたのは魔理沙

   以外ね」

 

なお魔理沙に限っては盗人センサーがONになっていた。今度は何を盗むんだと思ってしまう。

 

霧雨「おいおい私は答えたぜ!?」

 

天子「まぁ答えたけど安直に言うわここ天界は

   本当に何にもないのよあっても特産品の

   桃だけよ……しかももう食べ飽きたわ」

 

天子のその言葉を聞いてあることを思い出した。

 

蓮 「そういえば確か昔に天国は平和すぎて

   それでやることは日向ぼっこしかない

   って事を聞いたことがあるなぁ……」

 

天子「そうそれよ本当に刺激が何にもないのよ

   正直な話、地上の方が何倍も楽しそうだ

   もの」

 

どうやらそんな事で異変を起こされなおかつ神社を倒壊させられたようだ。

 

霊夢「そうよく分かったわとりあえずあんたを

   退治すればいいのよね!」

 

霊夢は御札とお払い棒を構え魔理沙は八卦炉を取り出した。もう2人は闘う気は満々のようだ。

 

天子「あぁでもせめて相手は1人にしてくん

   ない?ここは正々堂々とやりましょう」

 

と、言ってきた。霊夢と魔理沙はお互いに顔を見合わせて、

 

霊夢「私がやるから魔理沙は引っ込んでてく

   れない?」

 

霧雨「おいおいこんな楽しそうな事、独り占めは

   ずるいぜ♪」

 

霊夢「そうならどっちが相手をするか弾幕ごっこ

   で決めましょう!」

 

霧雨「いいぜ!」

 

そう言うと2人は飛び上がり弾幕ごっこを始めた。これにはどれだけ血気盛んなんだと思ってしまう。

 

天子「何か抜け者にされたんだけど?」

 

蓮 「アハハハ…すみません………」

 

自分は悪くない筈なのにもう謝りたくて仕方がない。すると天子は、

 

天子「なら良いわあんたと勝負してあげるわ」

 

蓮 「えっ僕ですか?あの2人は……」

 

弾幕ごっこをしている2人を見上げながら言うと天子はクスクスと笑いながら、

 

天子「私は誰も指名してなかったわよ?今さっき

   貴方を指名するまでね」

 

天子はまるでビームサーベルを思わせるかのような不思議な剣を構え、

 

天子「さぁ相手をしてあげるわ!」

 

と、自信満々に言ってきた。蓮はしばらく考えて、

 

蓮 「はぁ……指名されたならお相手をします!」

 

神楽をすぐに抜刀出来るように構える。それと同時に晴れている筈なのに雪が降りだす。それを見た天子はニヤリと笑って、

 

天子「へぇ貴方の気質、珍しいわね風花(ふうか)なんだ」

 

蓮 「僕の気質ですか?」

 

チラチラと振りだす雪を見てそう答える。

 

天子「えぇあまり目立つような天気じゃないけど

   でも人を目立たせようとする気質って感じ

   それで時には自分の主張もする面白いわね」

 

天子は手のひらにチラチラと降る雪を手に乗せそして握って此方を見ると、

 

天子「さぁ私を楽しませてよね!」

 

蓮 「……面白いかは分かりませんが、いざ勝負!」

 

そうして蓮と天子の弾幕ごっこが開始されたのだった。




怠惰「では今回もありがとうございました」

鈴蘭「怠惰、明日から番外編が始まるんだ
   よね?」

怠惰「まぁ予定だとね♪」

狗神「時間は何時からなんだ?」

怠惰「一応は正午くらいから投稿しようとは
   思っています」

神楽「そうなんですか……」

怠惰「えぇあと見る読者様方に注意として書か
   せては貰うけどまずオリキャラは玲音を
   含めて2人出る予定ですそしてシリアス
   がちょちょろと入りますのでご了承を下
   さい」

狗神「オリキャラなぁ」

怠惰「あっ因みにもう1つの小説でもその番外
   編に出てくるオリキャラの昔話がチョロ
   っとだけ紹介されているんだよ♪」

神楽「それって基本的には本とかですよね?」

怠惰「そう♪だから本を購入する回だとかは
   そこを気にしてみるのもいいかもね♪」

鈴蘭「歴史は本を見て学ぶってやつだよね?」

怠惰「まぁそういう事だね♪てなわけで今回は
   ここまでね♪」

神楽「それでは読者様」

鈴蘭「また明日ね♪」

狗神「そんじゃあな……」

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