血を受け継ぎし者   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読書様、帰ってベッドにINしたら眠って
しまった怠惰のクソ悪魔です。では本編へどうぞ


第84話 第2回戦 VS諏訪子

早苗との弾幕ごっこに勝った霊夢は満足の表情で、

 

霊夢「勝ちました♪」

 

蓮 「何かスッキリしたみたいだね……」

 

霊夢「それはもう♪」

 

霧雨「霊夢が勝ったならこのまま勝ち越しで

   いきたいから頼むぜ蓮♪」

 

蓮 「分かったよ」

 

そう言い前へと出ていく。そして隣の早苗達は、

 

早苗「すいません負けました……」

 

洩矢「あーうー……まぁ頑張ったよ早苗は…次は

   私だね負けた分を取り返すかな♪」

 

八坂「えぇ頑張ってちょうだい」

 

そう言い諏訪子は前へと出て蓮とお互いに向き合うと、

 

蓮 「よろしくお願いしますね…え~と諏訪子

   さんですよね?」

 

洩矢「うん♪合ってるよ♪それとこちらこそね」

 

八坂「それじゃお互い良いわね?」

 

審判の神奈子が手を挙げながらお互いを見ると、

 

蓮 「はい!」

 

洩矢「いいよ神奈子」

 

2人の返事を聞いた神奈子は手を振り下ろして、

 

八坂「試合開始!!」

 

その言葉と共に弾幕ごっこが始まるのだが蓮は即座に抜刀し神楽を構えるが諏訪子の方が少し早くスペルを構えて、

 

洩矢「開宴 二拝二拍一律」

 

諏訪湖はレーザー弾幕を放ち壁を作りそれを徐々に徐々にと縮めていく。しかも更には諏訪子は蓮に向かって大、中、小の様々な大きさの弾幕を放つ。先程、早苗が使ったモーゼの奇跡の上位格だと蓮は思った。そして避けつつ、

 

蓮 「式符 神楽の悪念」

 

その言葉と共に蓮の両サイドに2体の神楽の分身を召喚する。するとその分身は両手から弾幕を作り諏訪子へと放つ。それはまるで自動式ビットンのようだ。そのため蓮は避けることに専念でき攻撃は神楽がしてくれるため非常に便利だ。

 

洩矢「面白いねその弾幕♪」

 

神楽から放たれる弾幕を回避しながら楽しそうに述べると、

 

蓮 「いきますよ!」

 

神楽を峰にして諏訪子へと斬りかかり諏訪子のスペルをブレイクして連続斬りをするが、

 

ガキンッ!!

 

それをまさかのいつの間にか持っていた鉄の輪を使って諏訪子は右手だけで防いだ。

 

洩矢「確かにさっきの博麗の巫女が言った通り

   良い身体能力だね正直言って早苗よりも

   強い……だけど私相手だとそれははちょっ

   とキツいかな?」

 

その言葉と同時に神楽の分身が諏訪子を挟み込むように左右に立つと大弾幕を諏訪子へと放つ。だが諏訪子はここでスペルを唱えた。

 

洩矢「神具 洩矢の鉄の輪」

 

唱えた瞬間、左手に持っている鉄の輪が輝き出しその輪から弾幕が放たれる。しかもその形は持っている鉄の輪を表したかのような形だがその輪は諏訪子を中心に辺り一面を飛び回る。その結果、

 

蓮 「くっ!!」

 

蓮は被弾する恐れがあるため直ぐ様、後退するが、

 

悪念「がぁーー!!」

 

悪念「ぎゃーー!!」

 

悪念は被弾して弾幕を放つことが出来なかったが直ぐ様、蓮の両サイドに戻る。だが諏訪子が放ったスペルは蓮へと向かってきていた。

 

蓮 「そんなもの!!」

 

蓮は縦横無尽に飛び回り鉄の輪を回避していく。そして回避に専念している間も神楽の分身が弾幕を打ってくれるため凄く便利だ。

 

洩矢「へぇ~流石にここに住んでるだけあるね」

 

と、何故か諏訪子は感心している。そこに蓮は、

 

蓮 「式符 狗神の呼応!!」

 

狗神「出番だな!!」

 

巨体な獣、狗神を召喚し諏訪子へと襲いかからせる。だが諏訪子も蓮と同じように飛び回り逃げるが狗神の執念からは逃れるのは難しい。

 

洩矢「君しつこいね祟り神辺りが向いているん

   じゃないの!」

 

狗神「うっせぇ!!」

 

狗神は追い続けるが諏訪子は合唱の構えをとると、

 

洩矢「蛙狩 蛙は口ゆえ蛇にのまるる」

 

1つの弾幕が辺りに飛び交うとそこから無数の小粒弾幕が現れる。狗神は不意をつかれた。

 

狗神「クソっ!!」

 

蓮 「戻って狗神!」

 

蓮は狗神を直ぐ様に戻すが高密度の弾幕が蓮へと襲いかかるのだが蓮は式神札【鈴蘭】を構えて、

 

蓮 「式符 鈴蘭の鱗粉」

 

その言葉と共に鈴蘭が現れると鈴蘭は楽しそうに、

 

鈴蘭「アハハ♪踊り狂っちゃえ♪」

 

そう言うと鱗粉を振り撒く。すると密集した弾幕は蓮の目の前を通りすぎていく。まるで蓮を避けているかのように、

 

洩矢「何それ!?」

 

《活性を操る程度の能力》を利用して密集した弾幕を反らして道を作ったのだ。行ってしまえば諏訪子の弾幕はNとしたら鈴蘭の鱗粉がNとなり反発しあうという事だ。

 

鈴蘭「もう時間切れ~」

 

蓮 「ありがとう鈴蘭」

 

だが弱点もありそのスペルは僅か数秒しか使えない。防御スペルのため仕方がないのだが鈴蘭のおかげで諏訪子のスペルも時間切れで消えた。

 

蓮 「これなら行ける!!」

 

鈴蘭のおかげで道ができた所に蓮は勢いよく神楽を持って再度斬りかかるがその時、諏訪子はニヤリと笑った。

 

洩矢「祟符 ミシャクジさま!」

 

諏訪子はスペルを唱えた。しかもそのスペルは全方位に交差する小粒の弾幕を無数に放った。蓮はその時、ミスってしまったのだ。諏訪子のそのスペルは広範囲に渡るスペルだ。つまり勢いに乗った蓮には止められなかった。

 

蓮 「ならこのまま行けばいい!!」

 

止められないなら行けばいいそう思った蓮は更に加速する。

 

蓮 「頼むよ神楽!」

 

神楽を盾にして向かってくるスペルを防ぎ空いた場所へ蓮は刀を振り下ろすがその時だった。急にその弾幕の密度があがったのだ。

 

蓮 「しまっ!!」

 

ピチューーン!!

 

これには反応が追い付けず被弾してしまった。そして蓮は地面に落ちた。

 

蓮 「うっ痛たた……」

 

八坂「勝負あり勝者、洩矢諏訪子!」

 

蓮はこの試合に負けてしまった。そして蓮は立ち上がり降りてきた諏訪子に、

 

蓮 「ありがとうございました」

 

洩矢「いいよ♪それと強かったよ♪」

 

そう言いお互いは待機場所へと戻る。

 

蓮 「ごめん負けた……」

 

霊夢「良いわよよく頑張ったから♪」

 

霧雨「そうだぜ次でその仮も返してやるぜ♪」

 

蓮 「ならお願いね魔理沙」

 

霧雨「任せておけ♪」

 

魔理沙は胸をはって言うと前へと出た。

 

そして守矢陣営も、

 

洩矢「早苗の仮は返したよ♪」

 

早苗「ありがとうございます諏訪子様」

 

八坂「さてと次は私ね……諏訪子、審判を

   お願いね」

 

洩矢「分かった♪」

 

神奈子は前へと出て魔理沙と顔を見合わせる。

 

八坂「お互い楽しくやりましょう♪」

 

霧雨「勿論だぜ♪」

 

洩矢「そんじゃ私が神奈子の代わりに審判を

   務めさせてもらうね」

 

そうして先程の神奈子と同様にお互いが見合う。そして諏訪子の腕が下ろされ、

 

洩矢「試合開始!!」

 

その言葉と共に魔理沙と神奈子の弾幕ごっこが開始された。

 




鈴蘭「神様強かった……」

狗神「かぁー完敗だ!」

神楽「やっぱり古代から生きてる神様は強いです
   ね……」

怠惰「お疲れさん♪あっそれと次回から色々と
   おかしくなるとだけ言っておくね♪だから
   休んでおきなよ♪」

狗神「なっ何が起こるんだよ」

怠惰「さぁ何だろうね♪とりあえず今回はここ
   まで」

神楽「きっ気になる所で……」

鈴蘭「怠惰ったら汚いな!」

怠惰「ではまた次回!さらばだ!」

3人「本当に終わらせた!?」

怠惰「バイバイ♪」

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