「こっちはずっと応援してきたんだよ!」
「今まで値貢献してきたと思ってんの!?」
「ハッピーエンドにしないと運営燃やす!」
「今回のロンパは荒れてんな!」
「こういう超展開は好きじゃないんだよ!」
はい! キーボ君! 私、作者の気持ちそのものです!
ちなみにこの作品は推理要素や探偵要素はありません。
無理やり設定を合わせた感じなので公式設定を無視しています。
また、私は「ニューダンガンロンパv3」のオチ自体は好きです。けれども、あのオチをシリーズものでやるのが嫌いです。最初の作品でやるべきだと思います。
あのオチのせいでこれまでのシリーズが茶番のような気がして嫌になります。
しかも、最後の「あのオチ」自体が嘘かもしれないことを匂わすなど、ただの逃げだと思います。
私は許さない!
では本文をご覧ください。
「何を言っているのかわからないよ? 最原くん」
白銀さんは呆れたように言った。
「僕は疑問だったんだ。白銀さんは確かに首謀者だと思う。だけど……これまでの白銀さんが全部演技だとは思えないんだ」
「はい?」
「え?」
「何を言っておるんじゃ?」
「そうですよ。最原くん」
「全く、何を言っているんですか貴方は」(カムクライズル)
「白銀さん、ちゃんと自分で聞いて、自分の言葉で話して」
白銀はやや疑問に思いながらもコスプレするのをやめた。
「疑問って何が本当は私は優しい人だと思っているの?」
「確かに君は首謀者だと思う。けれど少しだけ疑問に思うんだ」
「何が?」
「白銀さん。君はフィクションの存在しかコスプレできないんだよね?」
「そうですよ」(舞園 さやか)
「そうね」(霧切 響子)
「そうですね」(セレスティア・ルーデンベルク)
その言葉―――切ってみせる!
「白銀さんが言っていることが真実だと一つの疑問があるんだ」
「一つの疑問って何? 最原?」
「春川さん。それはね―――白銀さん、君は僕たちのことを、希望ヶ峰学園の事を、ダンガンロンパのことを嘘の…フィクションの存在と言ったよね?」
「そうだね。それが何?」
「じゃあ、何故、赤松さんのコスプレをして赤いぶつぶつができたの?」
「――――ッ?」
「そういえばそうじゃの? さっきからフィクションフィクションって言っていたのに、なんで赤松のコスプレはできたのじゃ?」
「それはね。赤松さんは生きていたからだよ」
「それは嘘だね。というより、信じない」
「信じない?」
「みんな、聞いてくれ。僕は探偵としての自分をやめる」
「やめる?」
「何を言っておるんじゃお主?」
「そうですよ。最原くん」
「いや、今はこれが正しい。記憶を操り、何が真実で何が偽りかが判断できない以上、自分が正しいと思える真実を信じればいい」
「何言ってんだこいつ?」(桑田 怜恩)
「みんな――僕の事だけを信じて、僕の言葉に納得出来たら、僕を信じてくれ!」
「―――最原」
「最原ぁ」
「最原くん」
みんなが僕を信じてくれ。
「白銀さん、僕たちのことをフィクションと言っている君に赤松さんにコスプレして、ぶつぶつができた理由がわからない、君こそ記憶を上書きされた人間じゃないのか?」
「記憶を上書きって、そんなわけないじゃん」
「いや、あり得る。君は言ったね。プラシーボ効果、暗示、催眠、それを君自身が首謀者だと思い込んでいるんじゃないか? 黒幕は別にいるんじゃないか?」
「黒幕って―――」
「白銀さんが本当にぶつぶつができるのか、本当は実在する存在にコスプレできるのか、そんなことの真偽はどうでもいい。けれど、君が言っていたことは矛盾している。本当は自分でもわからないんじゃない? 記憶を弄られて」
「………」
「最原――黒幕って」
「それは断定できない。けれど、怪しい人がいる」
「「「怪しい?」」」
そう、一人だけ、みんなとは違う死に方をしている。あまりにも突発で、殺した方も殺された方も、他のコロシアイとは違う事件。
根拠はない、ただもしかしたらという可能性の問題。けれど、あの人なら黒幕の可能性がある。
さぁ、本当の黒幕は誰なのか?
皆さま予想してみてください。
明日の18時に投稿します。
残り13日13話―――お楽しみください。
ご感想などがあったらお願いします。
改稿による追加
この作品はサクサク展開が進むので黒幕はすぐにわかります。
なので、黒幕予想の感想はたくさん来てほしいです。
なぜならば、毎日投稿する以上、期間が短いのですぐ展開がわかっちゃうからです。
私もすぐに返信するので感想などがありましたらよろしくお願いします。
評価も来たら嬉しいなぁ……(乞食)