吸血鬼になって転生⁉   作:ふわふわ

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第八話 シャーロックホームズとジェームズモリアーティーとオリ主2

シャーロックside

(なんなんだこの子は⁉急に私とモリアーティー君の間に現れた。これは僕の推理を覆したということだ。どうやって現れた?」

というシャーロックの考えは彼女の言葉によってすべて解決した。

「私はカレンと申します以後お見知りおきを」

 

(っ!この子が伝説の吸血鬼と言われた子か!私もこの子の情報は持っているがそれも一部分しかない。さらにこの子は一撃でアメリカの独立戦争を終わらせたのだ。っ!この子の目的は何なんだ?)

「なぜあなたのような方がこんなところへ?」

(回答次第では死を覚悟しなければならないだろう。)

 

「それはですね、あなたたち今から戦闘をしようとしていたでしょう?私はそれを見に来ただけです。どうぞ続きを」

 

(なぜ私たちが戦うのを知っていたんだ?しかし最悪の答えは避けられたから良いか。

だが私たちの戦うところを見た後に戦うことになってしまったら確実に負ける……それなら)

 

「モリアーティー君、ここは一時休戦んとしないかい?今の私たちでは彼女に到底及ばない。ここは二人で組んで彼女と戦ってみないかい?」

(頭の良い君のことだ私の意図は汲めるだろう)

 

「それは良い考えだ。私も世界で一番強い方と戦ってみたいところだ」

 

(さすがはモリアーティー君、確かにどこまでこの子に通じるかも確かめてみたい)

 

「それではお二人で私と戦うんですね。でも……負けませんよ~」

 

(まずは彼女の動きを見ながら戦うことにしよう)

「モリアーティー君、君は私の左側で、まずは相手の動きを見ながら戦おう。」

 

「ああ、しかし一瞬でも気を抜いたら殺られるぞ」

「分かっているさ、まずは銃で牽制してみよう。」

バンバンバン

 

「遅いですよ~。こんなものでは当たりません。三分は攻撃をしないであげます。せいぜい当ててみてくださいね~」

 

(攻撃しないだと⁉なめるな)

 

「シャーロック、あの子は攻撃をしないと言っていた。その間守ることは考えずに全力で攻めるぞ!お前、被弾を持っているだろう。その力も使うんだ!」

 

「了解だよ、しかし私もこの力は実はまだ完璧には使いこなせてないのだよ」

「だが無いよりはマシだろう」

「では行くぞ」

 

(モリアーティー君は全力で全範囲に銃弾を展開している。さすがにこれは避けられないだろう。その間に僕はレーザーの準備をしないといけない。)

しかし

「うーん、結構いい攻撃だけど穴があるよ~」

「どこだそんなはずはないぞ」

「残念ながら私は吸血鬼です。ブラドさんやヒルダさんとはレベルが違うんですよ。本物は飛べるんですよ~」

「なっ!」

「しか飛べるだけではないんですよ~。私の飛ぶ速度は音速なんて余裕で超えちゃうんですよ~。即ち、あなたの銃弾は全て無駄だったということです」

 

「クソっ!」

「大丈夫だよモリアーティー君、私もレーザーの準備ができたところだよ。私の視界内に入れば必ず彼女に当たるはずだよ。」

「そうか、しかしあの速度に当てられるのか?」

「問題ないよ、これは高速で飛ぶから彼女に当てられるはずさ」

「そうか、私は彼女の動きを全力で牽制する」

「頼んだよ」

 

「レーザーですか~これはちょっとまずいですね~。じゃあ私も止まります」

 

「さすがのあなたでもこれは止められないはずだよ」

「シャーロック、あの子レーザーだということを知っているぞ。これだと止める方法を知っているかもしれないぞ!」

「大丈夫だよたとえ止めたとしてもすぐには動けないはずだよ」

「しかし止まったというところには少し気になるな」

 

「私が止まった理由ですはね~私の全力の防御をここまで頑張った君たちに見せてあげようと思ってね~。いい攻撃だったら防御方法を教えてあげてもいいですよ~!」

 

「それはうれしいな。君の防御は興味があるからな」

「私もその技を身につけたいところだ」

 

「じゃあ行きますよ~はぁぁあ!」

彼女が気合を入れると今までとは桁違いの妖力が放出された。」

「「っ!」」

 

(ありえない、こんな力があるなんて!)

 

「っ!シャーロック!撃て!」

「防いでみろ~!」

 

っとシャーロックの瞳から高速のレーザーが放たれた。

 

 『クーリアンセ!

  永遠第四加護』

 

レーザーと盾が衝突して光の通ったところは地面が抉れたりしている

しかし

 

「「っ!」」

 

「なかなか良い攻撃ですね~…十枚のうち三枚突破されたことは驚きです!」

 

(あの攻撃をしても半分も突破できないとは…)

「じゃあ……一撃だけ行きますね~」

 

(あの攻撃を防いだ力で攻撃をされるとは…私もここまでか……)

 

「あっ、大丈夫ですよ~死なないようにコントロールしますから。では……天撃!」

 

ズガァアアン

っと一瞬のうちに周りは壊滅していた

 

(こんな攻撃を自分を狙って撃ったなら……)

 

「でも~これでも全力の0.1%も出でいませんけどね」

 

(なんだって⁉そんな……じゃあ100%出したらどうなってしまうんだろう)

 

「今全力でやったらどうなるんだって思ったでしょ~。多分ですけど今なら8%で地球は壊滅してしまうと思うよ~。まぁそんなことはしないけどね~!」

 

(8%で壊滅だって⁉そんなでたらめな!)

 

「あとシャーロックさんあなたにはこれからお願いをすることもあると思うからその時はよろしくね~!」

 

「僕にお願いをすることがあるとはないと思いますがその時はお受けしましょう」

「ありがとうございます!あっ、さっきの防御の方法を教えるね~」

 

少女講義中

 

「ありがとう、これはとても使えるよ」

「私からも礼を言おう」

「どういたしまして~。シャーロックさんが使った力……実は私も緋弾使えるんだ~!これは極秘だよ~」

 

(緋弾も使えるとは……)

 

「それじゃあ私はこれで、」

「そういえばどうやってここへ来たんだい?」

「それはね~空間をこじ開けてここに来たんだ~」

 

(めちゃくちゃだな~)

「呼び止めてすまない。またいつでも声をかけてくれたまえ」

「ありがとう!それじゃあまたね~」

 

「行ってしまったな」

「ああ行ってしまった。とんだ化け物だったな」

「そうだと思うよ」

 

 

しかしこのときヨーロッパではサラエボ事件が起きて第一次世界大戦が始まってしまっていたのは別の話

 

 

 

「お嬢様お疲れさまでした。」

「うん、今日はちょっと疲れたから船まで連れて行って~」

「分かりました。失礼します」

お嬢様はとても軽くあんな力があるようには思えない小さな女の子だ

 

「スースー 」

年相応の女の子のようだった

 

(お嬢様の目的は何なんだろうか)

アイギスはそんなお嬢様を見ながら考えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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