吸血鬼になって転生⁉   作:ふわふわ

17 / 18
第十七話 ボディーガード

自分の部屋に戻ってきたカレン

 

やった~!キンジ君とお買い物ができる~!

ここでは部下も見たことのないようなテンションでいた。

 

いつ行こうかなぁ?明日?それとも明後日?

いや、キンジ君にも聞いてみよ~っと。

 

次の日

 

また遅刻だぁ~!キンジ君はどうかな?

………いないなぁ~

何してるんだろう?

わたしは一人学校への道を歩いていく。

 

(はぁぁーキンジ君がいないと力を使う気にならないけど…遅れたくないしなぁ)

 

と私は渋々力を使って学校へ行った。

 

 

学校で

 

私が学校に着くと張り紙が出ていた。

 

生徒呼び出し  2年A組強襲科、カレン、2年B組超能力捜査研究科、星伽白雪

 

ん?私何かしたっけ?…もしかして力使ったのバレた!?いや、そんなはずは

 

と私が考えていると

 

「カレン!何でお前が呼び出されてるんだ?」

キンジ君だ

 

「私にも分からないんだよ」

 

キンジ君がはっとなって

 

「まさか力を使ったのがばれたとか?」

私の考えていたことと同じだ。だが

 

「それはないと思うなぁ、」

「なんでだ?」

「確かに急に現れるけどこれを感知できる人は私しかいないから」

「そ、そうなのか」

 

安心しているように見える。

 

「それよりも時間ヤバいぞ!」

「あっ!そうだった!」

 

私たちは走っていった。

 

 

授業後

 

私は教務課の前に来ていた。

 

そこに、

 

大和撫子のような人が来た。

 

「あれっ?初めて見たけど…」

「私はカレンです。よろしくお願いします!」

「私は、星伽白雪です。よろしくお願いします」

 

と90度のお辞儀をしてきた。

 

(礼儀正しい人だなぁ)

 

「白雪さん、学科は?」

「超能力捜査研究科です。カレンさんは?」

「私は強襲科だよ~。接点がないね。何か心当たりある?」

「ううん。私にもないんだよ」

「うーん、まぁ、行ってみよう。早くしないと何されるか分からないからねぇ~」

「そ、そうだね」

 

コンコンコン

「「失礼しま(-)す」

 

「おお、来たか、じゃあ奥に来い。」

 

私たちは教務課の奥の尋問室に連れていかれた

 

奥には綴先生がいた。

部屋に入ると

(けむたっ!なんですかこのたばこのにおいは!ヤバいやつじゃないの!?)

 

綴先生が

 

「星伽ぃ~、お前最近急ぅ~に成績が落ちてんじゃないの~?…まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど」

 

(いや、よくないでしょ!)

 

「えーっと、あれ、あれだよ、うーん、あっ!変化、変化は気になるんだよねぇ~」

 

(変化って言葉くらいすぐ出しましょうよ!)

 

「ひょっとしてお前、魔剣にコンタクトされた?」

「魔剣…ですか?」

 

魔剣…超能力を持っている武偵を攫うやつだね~

 

「それはありません。しかも何で私なんかを魔剣が狙うんですか?」

「お前はもうちょっと自分に自信を持てよ~。お前はウチでも秘蔵っ子なんだぞ~?」

「そんな、私なんか」

「前から言ってるけどさ~、そろそろボディーガードつけたら?諜報科や超能力捜査研究科だってお前を狙っているっていうレポートを出したんだぞ~。しかももうすぐアシアードだ、 」

「それでも…」

「うちらはお前が心配なんだぞ~!これは命令だ、ボディーガードをつけろ」

 

フーッ

とたばこの煙を吐く

 

(ぎゃああ!コレヤバいよ!)

 

 

「「げほっげほっ」」

 

「分かりました。」

 

「あっ、そういえばなんで私も呼ばれたんですk「そのボディーガード私たちがやるわ!」

 

私が言おうとしたらアリアちゃんと…キンジ君!?

 

むきゅっ という音をアリアちゃんが出した

 

「ん~?なにこれ~?あー、この間のハイジャックのカップルじゃん」

 

「これは神崎・H・アリア  二つ名は双剣双銃のアリア。欧州で活躍したSランク武偵。だけどその手柄はロンドン武偵局の業績にされてる。協調性がないからだぁ~マヌケ~!」

 

「あ、あたしはマヌケじゃない!あたしは貴族だからそうゆう手柄を自慢しない!」

「おーおー損なご身分だねぇ~。そういえばアンタおよg」

「わーーー!違うもん!浮き輪があれば泳げるもん!」

 

(アリアちゃん泳げないんだ…)

 

「——んでこっちは遠山キンジくん」

 

「あっ、俺は来たくなかったんですが、アリアに勝手に連れてこられました」

 

「性格は非社交的。他人から距離を置く傾向にあり」

 

(なんなの子の人!みんなのデーターが全部入ってるのかな?)

 

「――しかし、強襲科の生徒の中には一目置く生徒がほとんど。潜在的にはある種のカリスマを持っている。解決事件は、猫探しとハイジャック………ねぇアンタ、なんでやることの大小が極端なのさ?」

 

「俺に聞かないでください」

「武装は、違法改造のベレッタ・M92F」

「それはこの前のハイジャックで壊されました。今は米軍払下げのものを使っています」。」

「それも装備科に改造予約してるだろ」

 

ジュッ!

「うわっち!」

 

(あつそ~だな~)

 

「で、最後にカレンさん」

 

(私かい)

「性格は協調性あり。勉強の成績も良い。」

「あはは」

「しかし、強大な戦闘力を持っている。」

 

(わお~)

「その戦闘力はSランクもを凌ぐと推定。現在Bランクだがそれは虚偽だ。」

「まじですか」

「ちなみに、お前……超能力使えるだろ」

「えっ?」

「急に現れたりすることが多々。」

「あはははは。身に覚えが…」

「教師にも実は見られてんだぞ~!」

 

(あはは~ばれてた~!)

 

「ちなみに超能力のグレートは推定30。」

「「「30!!!」」」

 

「世界最強と言っても過言ではない。なんか一つぐらい見せてくんない~?」

「えへへ~。何がいいですかぁ~?」

「あの、神崎と戦った時に使った急に銃弾が飛び出してくるやつ」

「ああ~!じゃあ強襲科へ行きましょう!」

 

「その前に、お前もボディーガードをつけろ」

「私には必要ないですよ~」

「じゃあ遠山、お前がやれ」

「お願いします!」

「なんでだよカレン!お前まで!」

「えへへ~!キンジ君に護衛してもらえるなんて~!じゃあ行きましょう!」

 

「ちょっと!あたしも行くわ!」

「私はいったんSSRに帰ります」

 

全員移動中

強襲科体育館

 

ここは強襲科。卒業時の生存率が97.1パーセントと、約3パーセントの生徒が死亡するため、「明日無き学科」とも呼ばれる。

 

そこへ四人の人が入ってきた。

 

「蘭ちゃん。ちょっとこの三人借りるわ~」

「おお?綴か!お前が自分から動くなんて初めて見たわ~!何人か殺しとけ!ん~?遠山か!お前らが来るなんて珍しいな。さっさと死ね!」

 

(ほんとに死ね死ね言ってますねぇ~)

 

「ちょっと射撃レーン借りるよ~」

「ああ、いいだろう。誰が撃つ?」

「カレンだよぉ~」

「ほぉ、あいつがが……おい!一年!カレンの射撃を見ろ!」

 

ざわざわざわ

多くの生徒が集まってくる。

中には

「おい!遠山キンジだよ!」

「あいつが強襲科2年の首席候補か!」

「んん?なんだあの女の子?」

「あの人も2年の先輩かな?」

「上勝ち行けるんじゃね?」

「確かにあの体型じゃあ格闘や接近戦に持ち込めば余裕だな!」

 

と口々に言っている。

 

「じゃあ行きましょう!」

 

 

キンジside

「蘭ちゃん。ちょっとこの三人借りるわ~」

「おお?綴か!お前が自分から動くなんて初めて見たわ~!何人か殺しとけ!ん~?遠山か!お前らが来るなんて珍しいな。さっさと死ね!」

 

蘭豹先生かよ

 

「ちょっと射撃レーン借りるよ~」

「ああ、いいだろう。誰が撃つ?」

「カレンだよぉ~」

「ほぉ、あいつがが……おい!一年!カレンの射撃を見ろ!」

 

ざわざわざわ

多くの生徒が集まってくる。

中には

「おい!遠山キンジだよ!」

「あいつが強襲科2年の首席候補か!」

「んん?なんだあの女の子?」

「あの人も2年の先輩かな?」

「上勝ち行けるんじゃね?」

「確かにあの体型じゃあ格闘や接近戦に持ち込めば余裕だな!」

 

と口々に言っている。なんか俺のことも言われているが…カレンについては全く戦力差が分かっていないな。

 

「じゃあ行きましょう!」

 

カレンが言った

 

射撃レーン

 

「じゃあカレン~…あの銃撃を見せてみろ~」

 

綴先生が言った。

でもあれは感知できないんだよな

 

「分かりましたぁ~」

 

一年だけでなくあのランク考査に来ていた2年や3年の先輩までいる

 

「じゃあいきま~す」

 

バシュッ!

 

「「「「はっ?」」」」

 

聞こえたのは弾が的に当たった音だけだ。銃撃の音は聞こえない

 

「おいカレン~何をした?」

「綴先生だけ…キンジ君も見せてあげるね~。…」

 

まただ。

あの無機質な白黒の時間が見える。

 

「これは……なんだ?」

綴先生も声が堅い

 

「時間を停止させているんですよ~」

「なんだって!?」

「じゃああの時計を見てください」

「なんっ!」

 

時間は確かに動いていない。

「この時間で撃てば音も聞こえずに急に着弾しているように思えるんですよ~。じゃあ綴先生、蘭豹先生の横に移動してみてください。」

「何でぇ~?」

「もし時間が止まっているのなら急に移動してきた綴先生に驚くはずですから」

「ん~?確かにねぇ~」

 

綴先生が歩いていく。

 

「キンジ君!今銃撃をしてみて」

「ん?」

「とても面白いよぉ~!何回でも撃てるからね~」

「あっ、ああ、やってみる」

 

バンバン

俺が撃つと確かに音がする。

だが、着弾する直前で止まっている。

試しに12発すべて撃ってみる。

 

「じゃあ綴先生!横に来ましたか?」

「来たよぉ~」

「じゃあ時間を動かすね~」

 

ダンダンダン

着弾するのが見えるが発砲音は聞こえなかったようだ。

 

「綴!?」

「おおー蘭ちゃん~」

 

綴先生もびっくりしているようだ。

 

「こんなことが出来るんですよ~。これでいいですか?」

「良いよぉ~」

「それじゃあ私は戻りますね。キンジ君行こ!」

「あっ、ああ」

 

俺たちは外へ出て行った


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。