ハイスクールD×D~魔王候補の行く道~   作:姫香

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自分でも思ったのですが結構順調に投稿できていますね!
後タイトルをつけるのが難しい。
それではどうぞ!


ナイスバディーのお姉さん

~禍の団:ルフェイ拠点~

 

 

「着きました」

 

「ここがルフェイの部屋か」

 

先にルフェイが入りその後に続き荷物をもったアラタが部屋に入った。

 

「ベッドが二つあるが誰か他にいるのか?」

 

「はい、黒歌さんっていう女性と一緒に暮らしてます」

 

「俺が上がっても大丈夫なのか?」

 

「はい、黒歌さんには後で説明しますから」

 

「それなら大丈夫か」

 

荷物を持ったアラタを見てルフェイは慌てて言う。

 

「す、すみません何時までも荷物をもたせたままで。荷物を持ってくれてありがとうございます」

 

「いいってことよ。この荷物は何処に置けばいいんだ?」

 

「そこのベッドの横に置いてください」

 

「わかった。よいしょっと」

 

アラタは二つのベッドがあるうちの左のベッドの横に荷物を置いた。

 

「そうだ。ルフェイ」

 

「はい、なんですか?」

 

「こっちの世界にきて水浴びしかしてないんだが風呂を貸してくれないか?」

 

「はい、いいですよ。浴室の場所は入り口からすぐの右側のドアです」

 

『お風呂に入るんですかアラタさん?』

 

「入るぞ」

 

『なら私とソラはこちらで待っていた方がよさそうですね』

 

『ん?私はマスターと一緒に入ってもかまわないぜ』

 

「俺もかまわないぞ?」

 

『私がかまうんです!それとソラはもっと恥じらいを持ってください!』

 

『しかたないなー。そういうわけだマスター、一人で入ってくれ』

 

二人は会話が終わると人の姿になる。

 

「残念だ・・・」

 

それだけ言い残すとアラタは浴室に向かう。

 

「そういえば黒歌さんは何処に行ったんでしょう?」

 

 

~浴室~

 

 

「さてと久々の風呂だ!」

 

バンッ

 

久々の風呂にアラタは嬉しくなり勢いよく扉を開ける。

 

「・・・」

 

「・・・」

 

アラタが扉を開けるとそこには出るとこは出て、引っ込むところは引っ込んでいてスタイルがよく、黒髪で頭に猫耳があり、お尻には尻尾がついている裸の女性がいた。

 

「なんだ先客がいたのか」

 

「君は誰にゃ?」

 

「俺は春日アラタっていうんだよろしくな!」

 

「私は黒歌にゃ」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

一瞬の沈黙が流れたのちに黒歌が右腕を上げる。

 

「待って欲しい!」

 

「何にゃ?」

 

「落ち着いて聞いてくれ!!きっと俺は数秒後にはボコボコにされているハズだ、だから今の内に言っておく!!とても綺麗でした、ありがとう。そしてごめんなさい」

 

「言いたい事は終わったかにゃ?」

 

「あぁ」

 

「じゃあ、歯を食いしばって」

 

「わかった・・・」

 

ブンッ

 

バシンッ

 

「へぶっ!」

 

アラタが目を瞑り、歯を食いしばると風を切る音と共に強烈なビンタがアラタの顔に向けて放たれた。

 

ゴロゴロゴロ

 

ドスンッ

 

そのまま転がりドアに激突する

 

「鍵をかけなかった私も悪かったけど、ノックしなかったあなたも悪いのよ」

 

「い、今の音は何ですか!?」

 

「あ、ルフェイ帰ってたのかにゃ?侵入者にゃ」

 

「あ、いえ。アラタさんは私のお客さんです」

 

「ア、アラタさんだいじょうぶですか!」

 

「ラッキーだったなマスター」

 

「そんな事を言ってる場合ですか!」

 

凄い音が部屋に鳴り響きまず最初に顔を見せたのはルフェイ、その次にイリアとソラがつづく。

 

「今、治癒魔術をかけます!」

 

イリアはアラタに近寄り治癒魔術をかける。

 

「すみません黒歌さん。アラタさんに浴室を使うのを許可したのは私なんです」

 

「そんなのかにゃ?」

 

「はい。すみません」

 

「謝る必要は無いぞルフェイ」

 

「アラタさん」

 

治癒魔術で復活したアラタがルフェイに話しかける。

 

「風呂に入る前にルームシェアをしている事を聞いていたのに。ノックをして確認しなかった俺の落ち度でもある。それに・・・」

 

「それに?」

 

「ナイスバディーの姉ちゃんの裸も見れたしな!」

 

「マスターは本当にぶれないな!」

 

 

~再びルフェイの部屋。ルフェイと黒歌の部屋~

 

 

風呂に入った後、アラタは服とパンツを着替えて再び部屋に戻りルフェイと黒歌に今までにあった事を話した。

 

「つまり異世界に帰る方法を見つけるのと今より強くなるためにルフェイに弟子入りしたのかにゃ?」

 

「まぁそういう事だ」

 

「アラタさんをおいてもらえますか?」

 

「その前に質問を一ついいかにゃ?」

 

「おう、じゃんじゃん質問してくれ!」

 

「君はこっちの魔術を知り、強くなったら私たちに害を加えるのかにゃ?」

 

黒歌は殺気をだしアラタに自分の力をどのように使うかを問う。

 

「いいや加えない」

 

殺気を出す黒歌にアラタは笑顔で答える。

 

「俺はさ・・・俺を気に入ってるやつがのびのび笑ってられるのが大好きなんだよ。だからさ俺は自分の力を俺が大切にしている奴のために使いたい」

 

「マスターらしいな」

 

「アラタさん・・・カッコをつけているとこ申し訳ないのですが・・・」

 

「素晴らしい想いだと思うんですけど・・・」

 

「「いい加減ズボンを履いてください!」」

 

「ん?忘れてた」

 

イリアとルフェイはズボンを履いていないアラタに同時に突っ込んだ。

 

「にゃははははは!君面白いにゃ。ここにいてもいいよ、私も気に入っちゃったし」

 

「本当か!?」

 

「本当にゃ。しかし異世界から来たとはびっくりね。だからその子も知らない治癒魔術を使っていたのね」

 

「俺からすればこっちの魔術が珍しいがな」

 

「アラタさんはいつからこちらの魔術を勉強しますか?」

 

ルフェイはアラタに魔術の勉強の希望の日程を聞く

 

「すぐにでも始めたいんだが。明日からでも大丈夫か?」

 

「今日じゃなくてもいいのですか?」

 

「今日はルフェイも疲れているだろ?さすがに悪い」

 

「そうですか。ではお言葉に甘えさせてもらい私も休ませてもらいます」

 

「おう。それよりも俺は何処で寝ればいいんだ?」

 

「それは・・・どうしましょ?」

 

「ソラとイリアは魔道書になればいいんだが」

 

「よかったら私と一緒に寝るかにゃ?」

 

「いいのか!」

 

「大歓迎にゃ!」

 

「絶対だめです!」

 

「じゃぁルフェイが一緒に寝ればいいにゃ」

 

「え!?私ですか」

 

「アラタと一緒に寝るのが嫌なのかなにゃ?」

 

「いえ、嫌というわけではないのですが。でも、なにかあったら・・」

 

「ルフェイはどんな想像をしているのかにゃ~」

 

「ど、どんな想像って!何もしていません!」

 

「にゃはははは。どう?アラタ君、ルフェイはからかいがいがあるでしょ?」

 

「うむ、大変可愛いらしい」

 

「黒歌さんもアラタさんもいい加減にしてください!」

 

「「はーい」」

 

「とりあえずアラタさんは今日は床に布団を敷いて寝てもらいます!」

 

「わかった」

 

「やっぱり私の布団に・・・」

 

「絶対駄目です!諦めてください!」

 

「わかったにゃ」

 

「じゃあ、俺の布団の方にくるか?」

 

「その手があったにゃ!」

 

「二人ともいい加減にしてくださあぁぁぁい!」

 

この後もしばらくルフェイをからかう時間が続いた後、三人は眠りについた

 

 

 

 




聖剣の章で原作介入させたいのでヒロインにイリナを追加したいと思います。

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