【本編完結】影とうたわれるもの~二人の白皇再構成~   作:しとしと

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オボロ防壁は頼りになる。


第十九話 救出するもの

 帝都にある地下深い牢獄の中で、ハクはその男と対峙する。

 

「お前も捕まっちゃったか、デコポンポ」

「……なぜ儂がここで、お前はそっちで自由に動いているにゃも」

 

 檻を挟んだ鉄格子の隙間から、鎖に繋がれるデコポンポと目を合わす。

 

「……いやあ、ライコウに従わないと拷問して洗脳するって言うし、ウォシスはなんか耳舐めてくるし気持ち悪くてさ。裏切ることにしたんだ」

「儂が言うのも可笑しいにゃもが、何とも外道な漢にゃも」

「何とでも言え。生き残るのが一番だ……それにしても、なんでお前は金子の在り処を言わないんだ? もう我慢する必要もないだろうに」

「ボコイナンテがここにおらぬからにゃも」

 

 心底悲しそうにそう告げるデコポンポ。

 

「……まさか、お前」

「ボコイナンテが、暗号化した記帳を持っているにゃも……」

 

 なるほどな、自分だけでなくボコイナンテも助けようとしたのか。通りで自分たちにも金子の在り処を秘密にし続けたわけだ。

 しかし、不幸中の幸いだ。ボコイナンテが知っているなら、オシュトル達にもまだ勝機はあるかもしれないな。

 

「とりあえず、助ける機会があれば助けてやりたいが、自分も監視されている身でなあ。それに、このまま自分に助けが来なければ、ナコクを滅ぼしてライコウに忠誠を誓わないといけないんだよ」

「ナコクを、にゃもか?」

「ナコクは、今のところオシュトル側に忠誠を誓っているからな。見せしめがいる」

「……いつ発つにゃも」

「明後日にはミカヅチ軍を率いる。一月かけずに滅ぼせなければ、今度は自分が見せしめだ。ナコクの者達には悪いが、早々に滅ぼさせてもらう」

 

 そう、ライコウの采配師として、ナコクをどれだけ早く落とせるかを量られている。

 大事なもの以外は全て捨てる気でいないと、ここでは生き残れない。

 

「ってなわけで、ナコクの立地を見ながら策を練る必要がある。またな、デコポンポ」

 

 そうして牢から別れを告げ、監視員らしき三名の少年兵に連れられてライコウ、ミカヅチのいる会議室へと赴く。

 

「ライコウ様より命令だ。寄り道をせずに真っ直ぐ来いとのことだ」

「はいはい、行きますよ」

 

 しかし、こっちに来てみて改めてライコウの手管による情報収集能力と管理能力に驚いている。

 ライコウを舐めていたつもりはなかったが……ライコウが操る部下たちは、文字通りライコウの意のままに従う超効率的部隊だ。全ての情報が通信兵等により瞬時にライコウに集約し、すぐさま各々に命が下る。そして、ライコウの命令が生きている限り、ライコウ自身がそこにいなくとも、いるに値する脅威となる。

 ライコウを分断したつもりが、本当はこっちが分断されていたとはな。

 

 ――オシュトルは大丈夫だろうか。

 

 その情報だけは、誰からも聞くことができない。必要な情報とそうでない情報はしっかりと分けられ、自らへと降りてくるからだ。

 

 ――しかし、今度はこちらが囚われの身になるとは、立場が逆になっちまったなぁオシュトル。

 

 今必死で助ける策を練っている頃だろうか。

 オシュトルのことだ。見捨てる選択肢なんて奴の王道思考からはないんだろう。こんな時こそ思考を柔軟にして、あいつはあいつで上手くやって内部から破壊してくれる筈だ、とか期待してくれてもいいんだけどな。

 

 まあ、こんな監視だらけの場ではできることは少ないが。傍にいるのは少年兵といえども、実力は折り紙付きなのだろう。絶対に逃がしてはならない自分をたった三人で見る時点で、その信頼度が窺える。

 一応、隙を見てホノカさんの居場所を探ろうともしたが、あんまりすると怪しまれるので程ほどにしている結果、未だ居場所はつかめない。

 

 会議室の前にいるミカヅチに近づき、挨拶する。

 

「おう、ミカヅチ」

「……来たか。兄者は中だ、早く入れ」

「おう」

 

 ミカヅチと監視員三名を連れ、会議室へと入る。ミカヅチが色々嘆願してくれていなければ、今頃牢の中で生活していただろうから、感謝しないとな。

 

 巨大なヤマト地図が映し出された盤上を見つめるライコウの後ろ姿に、声をかけた。

 

「来たぞ、ライコウ」

「……俺の部下とは思えぬ対等な口聞きだな。ハクよ」

「何だ、様つけした方がよかったか?」

「別に構わぬ。俺が求めているのは従順な態度ではない。結果だけだ」

 

 そして、ミカヅチの視線を追うようにナコクの地理を事細かに示した地図を見る。

 

「貴様ならこの一つしかない橋をどう攻略する? 首都ナァラは橋の直ぐ傍にあり、三方が海に面しているため、強固な城壁で囲まれている」

「そうだな……自分ならまず騎馬部隊のみで橋をさっさと渡りきりそこに陣を敷くかな。後から大軍が寄せていけば、大した難もなく攻略できると思うが」

「ほう、しかし騎馬部隊に橋の防衛を行わせるのは酷ではないか?」

「別に防衛する必要はない。ミカヅチなら奇襲して砦門が閉じる前に攻略することもできるだろう。できなくてもこのデカい橋を敵さんが落とすこともないし、そのまま首都ナァラの周辺を付かず離れず波状攻撃で攻め込んでしまえばいいと思うが」

「攻略できれば良し、できなくても大軍が寄せる時間稼ぎになれば良しか」

「もしその際に朝廷の攻城兵器を嫌って橋の出入り口を塞がれても、大軍と先遣隊とで挟撃できる。ナコク側としては挟撃の危険を減らすために、先遣隊を討つことをまずは狙うだろうな。調練中に見た騎馬部隊なら、大軍到着までは引っ掻き回せる気がするが」

「……良いだろう」

 

 ライコウは笑みを浮かべ、書簡に何事かを書き示していく。

 

「犠牲を払ったとしても、結果的に最小限に抑える貴様の策。結果が見えているからこそできる献策か。兵站はこの程度あれば足りるな?」

 

 手渡された書簡には、貸し付ける兵の数、兵站、軍備など事細かに書かれていた。

 それをさらっと一読し、頷く。

 

「十分だ。先遣騎馬隊にはミカヅチを任命するがいいな?」

「構わぬ。我が愚弟ならば雷をかけるが如く城を落とすであろう」

 

 恐ろしい決定能力。

 正しく電撃作戦。否定もないということは、ミカヅチも同じような策を考えていたのだろうか。橋に並ばれれば、いくら大軍であっても一度に接敵する数が限られ、大軍の有利が取れないとみて、さっさと橋を渡りきるのが最善と見ただけなのだが。

 

 しかし、こうも早く決まってしまうと、ナコク行きへの日程が早まってしまうかもしれない。時間稼ぎ時間稼ぎ、と。

 

「……そうだ。ナコクにデコポンポを連れてってもいいか?」

「何? 意図はなんだ」

「知らない知らない言いながらも、近くまで来たら隠した場所思いだすかもしれないだろう?」

 

 暫くライコウは考えたものの、首を振って否定を示した。

 

「一つ従順なる部下に忠告してやろう……俺は軍を動かす上で、我が強いだけの兵は使わぬ。いや、使えぬといった方がよいか」

「ん? ミカヅチは我が強くないか?」

「しかし、俺の命令には必ず従う。いくら我が強くとも、我が愚弟は俺に作戦指揮を任せるのが最善であることを理解しているからだ」

「……なるほどな」

「デコポンポを態々使わなくともよい場面で使う。その失敗を味わったばかりではないのか、ハクよ」

「まあな。だが、自分の考えはちょっと違う。人間は手足のようには動かんもんだ。自由に動くと思っていても裏切られるもんだ。しかし、その自由こそが、予想以上のものを齎すこともある」

 

 嘲笑するライコウ。

 

「くくく……何を言うかと思えば、それが滅びだとしてもか」

「ああそうだ。ライコウ、あんたが見ている道の先には勝利が見えているんだろうな。だが、その道を歩いているのは一人だけだ……つまり、あんたが負けた時点で、全ては終わる」

「貴様達は違ったとでも言うのか?」

「どいつもこいつも歩く道はてんでばらばらだが、意志だけは同じだ。同じ勝利を求めて、幾人もの同志が数多の道を歩く。誰かが滅びようとも、誰かが勝利の道を歩いてくれる」

「……貴様の心は、未だオシュトルにあると言っているようなものだな」

「いやいや、旗印として些か許容が足りないんじゃないかと、部下として提言しているだけだ。その考えのままだと、いつか足元掬われるぞ」

 

 ライコウはこちらの真意を探ろうとはしたものの、暫くして諦めたように嘆息した。

 

「……ふん。調子の狂う男だ。良かろう、デコポンポを連れていくがいい。俺は最善の結果さえついてくるのであれば、手段は問わぬ」

「ああ、任せてくれ。御忠告に反しないように、改めてまた策を考えとくよ」

 

 そう言って、席を立つ。

 

 ミカヅチとともに会議室から出ると、ミカヅチが咎めるように話しかけてくる。

 

「余り兄者を楽しませるな」

「ん? どういう意味だ?」

「……」

 

 ミカヅチは口を噤み、そのまま踵を返すと会議室へと戻っていった。

 

「何だったんだろうな? なあ?」

「「「……」」」

 

 少年兵たちに聞くも、帰ってくるのは沈黙のみ。

 

 まあいいか。

 

 さて、デコポンポと自分が何とか逃げられる策を考えないとな。

 そう思い、監視員たちと与えられた自室へと戻ろうとしたときだった。

 

「「「ぅっ」」」

 

 三人の監視員である少年兵が同時に小さなうめき声と共に崩れ落ちた。

 闇夜の中には、誰もいない。

 

「おいおい……誰だ」

「……お前が、ハクだな? 妙な仮面をつけているが」

「……違うと言ったら?」

「……時間がない。早く言え」

「……確かに自分はハクだが、何か用か?」

 

 姿が見えぬまま、闇に声を投げかけるも返事は帰ってこない。

 しかし、耳元で怨嗟の籠った声がした。

 

「クオンは、貴様のせいで国に帰りたがらない」

「は?」

「死ね」

「うぐっ!?」

 

 腹部に大槌で殴られたかのような衝撃が走り、思わず倒れ込む。

 倒れこんだ自分を顔を隠した謎の男はひょいと抱え上げ、どこかへと走る。

 

「こんな、ひょろひょろの男に……ベナウィとクロウめ、何が女皇がお認めになった、だ」

 

 ぶつぶつ呟かれる恨み言を聞きながら、どこかへと運ばれていく。

 ある一室に運ばれ、どさりと乱雑に放られる。その瞬間、いなかった筈の存在がそこに現れた。

 

「っ、ハク!」

「「主様!」」

「!? ……クオン! ウルゥル、サラァナ!」

 

 そこには、久々に見たクオンの姿と、双子の姿があった。

 

「心配……したかな。ハク」

「……ああ。ったく来るのが遅いぞ」

「む、それが助けに来てあげた人への言葉かな!?」

「……すまん。助かった。これで命を救われるのは何度目だろうな」

「そんなことは気にしないでいいの。それよりも私のいないところで、無茶しないでほしいかな」

「ああ……そうだな」

「未経験」

「貞操がご無事で何よりです」

「……何を心配していたんだお前達は」

 

 わかっている。こいつらがずっと心配してくれていたのは、微弱な声をずっと届けてくれていたことからもわかる。

 夢の中で一体何度呼ばれただろうか。だからこそ、どんなことをしても生きねばならないと思ったのだ。

 

「……おい、感動の再会もそれくらいにしろ。一匹強いのが近づいてきているぞ」

 

 黒衣の外套に身を包んだ男がそう言う。

 誰だろうか。腹を殴られたこと謝られてないんだが。それどころか、未だにこっちに殺意を向けてきているんだが。というか、帝都でお会いしたことありましたっけ? どこかで聞いたことのある声だ。

 

「わかったかな。ウルゥル、サラァナお願い」

「はい」

「了解しました――ッ!?」

 

 道を再び作ろうとしたその刹那、落雷のような音を立て乍ら壁が吹っ飛び、一人の男が現れた。

 

「ミカヅチ――!」

「……やはり来たか、鎖の巫女よ。兄者の命により捕える」

 

 そう告げ、剣を構えるミカヅチ。剣先から放たれる電の柱が双子へと向けられた。

 

 ――まずい、今双子が攻撃されれば逃げられなくなる!

 

 身を挺してミカヅチの攻撃から双子を守ろうと前に出ると、それ以上に前に出る存在があった。

 

「――オボロ防壁!」

「ぬっ!」

 

 ミカヅチの電撃の刃を刀に吸わせるオボロ。びりびりと体に稲妻が走るも、平気な様子で刀を構えている。

 助太刀とばかりにこちらも鉄扇を構えようとしたが、視線で制される。

 

「フン……弱い癖によく飛び出す男だ。貴様を見ていると昔の俺を思い出して苛立つ。さっさとこいつを俺の前から連れて行け、クオン! 俺一人ならば抜け出すのは訳ない」

「ほォ……この俺から逃げられるとでも思っているのか」

「フン、舐めるなよ。この程度の窮地何度も凌いで来た。兄者にもう一度会うまで、俺は死ぬつもりはない」

「兄者……?」

「ッ、任せたかな!」

 

 煙玉を破裂させ、ハクと双子を連れて逃げる。

 身を隠せる場所まで逃げ込み、位相を擦らす道を開いてもらう。

 

 遠くから響く剣戟の音。

 何とか逃げ果せてくれればいいが。

 

「いいのか、クオン」

「彼なら、大丈夫かな」

 

 すると、遠くから閃光の光と濛々と上がる煙が見えた。

 

「ほらね。彼は百戦錬磨かな」

「ああ……」

 

 閃光から目を反らしながら、宮廷地下への道を歩く。慌ただしく行き交う兵たちの直ぐ傍を通りながら、かつて潜入した地下水道まで辿り着く。

 

「ここまで来れば、大丈夫か」

「まだかな。悪い予感がする」

 

 双子の力もギリギリだった。見れば唇は蒼白で、無理をしていたのがよくわかる。

 しかし、逃げきれたのだ。

 

 双子に術を解除させ、ここからは慎重に道を進むが、何かの存在は確認できない。

 何も起こらぬまま、あの旅籠屋へ通ずる扉に行きつき、あの懐かしい白楼閣の匂いが鼻腔を擽った。

 

「良かった。悪い予感は当たらなかったみたい」

「ああ、そうみたいだな」

 

 入り口の戸を開け、中へ入ると眩い光が地下になれた目を襲う。

 そしてそこには――

 

「クーちゃん! お帰りなさい!」

「あ、え? ふ、フミルィル!?」

 

 暗闇に目が慣れていたからだろうか。そこには後光が刺したように光輝く絶世の美女がいた。

 

 

 ○ ○ ○ ○ ○

 

 

 デコポンポは、暗い牢の中で誰かの声を聞いた。

 その内の一人である中性的な声は酷く聞き覚えがあった。確か名前は――。

 

「申し訳ありません、ウォシス様。予想以上の手練れで、我らでは存在を掴むことすらできませんでした」

「シャスリカ、ラヴィエ、リヴェルニ、良いのです。貴方達はよくやりました。逆に捕えてしまった方が、私にとっては不都合なのです。計画に変更はありません」

「し、しかしウォシス様。なぜ、あんなにも簡単に逃がすよう命じたのですか? 逃がしてしまえばライコウ様がお怒りになるのでは」

「一人はミカヅチでも捕らえられぬ剛の者、私たちへの咎はありません。心配いりませんよ。それに、彼はライコウと、オシュトルが共倒れになるための鬼札です。こんなところで飼い殺しにしては、オシュトルが早々に表舞台から退場されてしまいます」

 

 ウォシスは三人の少年兵が未だ納得できていないことを理解し、懐からあるものを取りだした。

 

「しかし、どうやって……ぁ」

 

 ウォシスが掌に禍々しい小さな蟲を載せて見せると、少年兵たちは納得したかのようにうなずいた。

 意思はそのままに、従順な操り人形へと変えるための、禁忌の技である。

 

「これを、お使いになったのですね」

「しかし、これは邪気を放ちすぎています。鎖の巫女に見抜かれるのでは……」

「これは、ライコウより言われマロロを操り人にするために用いろうとしたもの、彼には使えません。ですから、彼に入れたものは鎖の巫女にも見つけられぬよう、随分と苦労したのですよ」

 

 掌の蟲を優しく握り、暗い笑みを浮かべるウォシス。

 

「改良どころか殆ど新たに作ることになり時間がかかりましたが、おかげで見つけても取りだせぬものを植えこむことができました。時が来るまでは、彼の体と魂に同化し、邪気一片すらない小さく無害な種です。しかし時が来れば徐々に孵化し――私にとって邪魔なもの全てを……憤怒の黒炎でもって滅ぼしてくれるでしょう」

「しかし、本当にうまくいくのでしょうか?」

「彼がヴライの仮面を被っていてくれたことが幸いとなりました……彼の魂――人格は、きっと良く馴染むことでしょう。心配ありませんよ」

 

 デコポンポはハクが逃げ果せたことも知ったが、同時にハクが未だ危険な状態であることを理解した。

 そして、不安になる。なぜ、ウォシスは儂の牢の近くでこんな話をしているのか。

 

 こつこつと、奥から足音が近づいてきて、デコポンポの牢の前にウォシスが立つ。

 

「今日は、デコポンポ殿」

「……わ、儂に何の用にゃも」

「実はこの粗野な蟲、三つ程ご用意していたのですが、マロロの御家族に二つ使ったはいいものの、一つ余ってしまったのです」

「……そ、それがどうしたにゃも」

「……ライコウはもうあなたに興味がない様子。でしたら、私があなたを使いましょう。使い捨てられる手駒は多ければ多いほど良いですからね……」

「や、やめるにゃも……や、やめ……!」

 

 ぎちぎちと鳴く蟲が、デコポンポの体を蝕んでいく。

 

 ――今まで八柱将として好き放題してきた報いが、これなのか。

 

 劈くような悲鳴すら届かぬ深い地下の牢獄の中で、デコポンポの意識は闇へと落ちた。

 




ライコウは操り人形としてではなく、自らの仲間としてハクを欲しいと感じた。だからこそ、本心ではオシュトルの元に戻った方が良いと考えているハクにミカヅチは忠告した。逃げられるものも逃げられなくなるぞ、と。
恐るべしハクの人たらし技よ。

そしてそんなの関係ねえとばかりに余計なことをするウォシス。

操り人形、仮面形態デコポンポ。

マイペースなフミルィル参戦。

そんな複雑な人間関係で構築されていく次話以降をお楽しみください。

ただ、今回は急いで挙げた話なので、この話は、後日加筆修正する可能性があります。
その際は、前書きにその旨を掲載しますね。

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