その輝く君に永遠を誓う   作:ヨーソローはやて

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Aqoursの皆さま1stライブお疲れ様でした!!
生Aqours・生しゅかしゅ~マジで見たかったですorz

早くブルーレイでないかなぁ♪


第5話 ~自覚したら その2~

「俺ダイヤの事が好きだ・・・一人の女の子として・・・」

 

 俺は果南、マリー、ルビィのおかげでダイヤに対する自分の気持ちが恋心だとやっと理解することができた。

 

「やっと素直になりましたネ♪」

 

「でもどうしよう・・・・。」

 

「どうしようって?悠君はいったい何に困ってるの?」

 

「この後俺はどうしたらいいんだ?」

 

「ピ、ピギッ!?」

 

「よくよく考えたら俺、初恋だわ・・・・この後俺はどうしたらいいんだ?な、なぁ果南この後とどしたらいいんだ?俺はまず何をすればいい?」

 

 テンパった俺は果南の肩をつかみ思いっきり揺さぶっていた。そう、俺はお恥ずかしながら今まで女の子を好きになったことがないのだ。彼女欲しいなぁと思ったこともあるし、女の子に対して可愛いとか思うことも普通にあるが恋をしたのは初めてだった。

 

「えぇ!?初恋なの!?てか悠君少し落ち着きなよ!!」

 

「いや、しかしだな急に恥ずかしさがこみ上げてきてだなぁ・・・。」

 

「そ、そういう時は深呼吸だよお兄ちゃん!」

 

「ハイ、吸って~・・・吸って~・・・吸って~・・・吸って~・・マダマダ吸って~・・・」

 

「ぶばはぁ!!!!はぁはぁはぁ・・・・死ぬわ!!!なにお決まりなことやらせてんだ!!」

 

「アハハ~ゴメンナサイネ♪でも少し落ち着いたんじゃない?♪」

 

「う、うむ・・・まぁ確かに・・・。」

 

 マリーのお決まりの深呼吸のおかげで何とか落ち着くことはできたが、さっきまでの真剣さとは違いまた俺をからかって楽しみ始めたなこの女は・・・・。

 

「しかし今まで好きな子がいなかったのは意外だなぁ・・・いいなぁと思う子とかいなかったの?」

 

「なんでだろうな?かわいいなぁと思うことはあっても好きになったことはないなぁ・・・」

 

「されはきっとお姉ちゃんが小さいときから好きだったんだよきっと!!お姉ちゃん小さいときからとても美人でルビィの自慢のお姉ちゃんだったし!!だから他の女の人は目に入らなかったんだよ!!」

 

 ふむ、やはりそうなのだろうか?実は子供のころから俺はダイヤが好きで気づいていなかったと?どんだけだ俺・・・。

 

「そうなのかなぁ?それはそうとマジで俺はこの後どうしたらいいんだ?」

 

「まぁ普通は告白かなぁ?」

 

「こくっ!?いや、それはいきなりすぎないか?」

 

「そうね~、ダイヤからしたらユウはお兄さんかもしれないんでしょ?振られたりして~」

 

「やっぱりそうかなぁ・・・初恋は実らないというしなぁ・・・」

 

「こら鞠莉、あんまりからかわないの!!悠君もそんなに落ち込まないっ!それはさっき悠君が自分で言ってたことでしょ?」

 

「Sorry☆」

 

「そうでした・・・。」

 

「まぁ、でもいきなり告白するのは確かにハードルが高いかもだし、まずはデートに誘ったら?」

 

 デートかぁ・・・でもそれって普段も似たようなことしてるような…・・・二人で買い物行ったりしてるし・・・

 

「お兄ちゃん、ルビィはそれは少し違うと思うよ?普段お姉ちゃんと買い物してるのは食材の買い出しでしょ?それはちょっとちがうような・・・・」

 

 ルビィに心を読まれてしまった・・・。しかしそうか、これは違うのか・・・。難しいなぁ・・・。

 

「とりあえず、そろそろダイヤも戻ってくるだろうし話はここまでかなぁ?とりあえず試練だと思って頑張って考えてみなさい☆」

 

 と、マリーが話を切ると、入口の方からパタパタと歩いてくる音が聞こえた。まずい緊張してきた・・・。俺今までどうやってダイヤと話してたっけ?

 

「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」

 

「なんだ?」

 

「がんばルビィ!!」

 

 なにこの子、超可愛いんですけど!?こんな可愛く応援されたらあまり情けないとこは見せられいなじゃないか。さらに周りを見ると果南もガッツポーズおておりマリーは物凄いニヤニヤしていた。果南は純粋に応援してくれてるみたいだけど、マリーは絶対にこの状況を楽しんでるな?あんなに目を輝かせて・・・まるで新しいおもちゃをもらった子供みたいな目をしやがって・・・・。

 

「お待たせしました。ポットの中が丁度切れてしまって、お湯を沸かしてたら時間がかかってしまいました・・・。」

 

「NoProblem!むしろ都合がよかったわ☆」

 

「なんの事ですの?」

 

「気にしない気にしない☆こっちの話☆」

 

 その話を聞いて顔が熱くなるのを感じた。マリーはダイヤからお茶をもらいながらこちらにウインクして見せた。絶対俺がこういう反応すると思ってワザとい言ったな!!くそ~いいように遊ばれてるよ・・・。

 

「それよりダイヤ、曲の方聞かせてよ♪」

 

「そうでしたわね。今日はそのために集まったんですものね。今準備しますので少々お待ちください。」

 

 そう言うとダイヤは琴の準備を始めた。しかしアイドルの曲を琴で作曲とは斬新な気もする。

 琴を出し、簡単にチューニングをおえたダイヤは俺たちに向き直り「では、まいります。」と告げ琴を弾き始めた。曲調はとても明るくリズムもなかなかいい感じだ。初めてでこれだけできたんだから正直凄いと思う。そして最後まで弾き終えると全員から自然と拍手が起きた。

 

「どうでしょうか?」

 

「凄くいいよダイヤ!!」

 

「とってもシャイニーじゃない!!」

 

「お姉ちゃんすご~い!!」

 

「うん、リズムもいいし楽しい雰囲気でいいんじゃないか?これだけイイ感じにできてると俺がこの感じを崩さないか不安になるけど・・・」

 

「そこは悠さんを信じますわ♪」

 

 う!!そんな可愛い笑顔でそんなこと言われるとまともに顔が見れなくなるじゃないか・・・。

 

「どうかしましたか?何やら顔が赤いようですが、具合でも悪いのですか?」

 

「いや、大丈夫!!ただ、ちょっとお茶が熱かったからたぶんそのせいだから、気にすんな!!」

 

 ダイヤ熱を測ろうと俺の額を触ろうとしたもんだから物凄く恥ずかしくなって思わずそっけない態度をとってしまった。うぅ・・・なんかうまくいかないなぁ。

 

「そうですか?ならいいのですが・・・。」

 

 ほら、ダイヤが少しショボンとしちゃったじゃないか~!!俺の馬鹿~!!

 

「ダイヤ~、一応これで完成なのかしら?」

 

「そうですわね。なにか意見があれば取り入れてみようとは思うのですが・・・。何せ慣れないことなので色々試したのですが、自分ではこれでいいのかよくわからなくて・・・。」

 

「わたしは楽器できないからなんとも言えないけど凄くいいと思うよ♪鞠莉は?」

 

「ソウネ~・・・ワタシも問題ないと思うよ☆歌詞の雰囲気にの合いそうだし☆」

 

「ではこれでよさそうですわね。そしたら悠さんに譜面と歌詞をお渡ししますね♪よろしくお願いします♪」

 

「お、おう!!ここからは俺の仕事だからな!!・・・・・って、ダイヤさん?」

 

「なんですの?」

 

「あの~俺琴の譜面は全く読めないんですが・・・。」

 

 ダイヤから貰った譜面は琴の譜面だった。つまりはドレミで書かれていないのだ。流石にこれでは何もできない・・・・。

 

「あら、私ったら・・・申し訳ありません!!すぐに譜面を直しますね。」

 

 という分けでこれからダイヤは譜面を直すので今日はここでお開きとなった。譜面を直すのでそこまで時間はかからないと言うので俺はこのままここで待つことにした。マリーと果南はこの後家の手伝いやらなんやらあるらしく俺に『頑張れ』と言って帰って行った。気をきかせてくれたのだろうか?正直今は居てくれた方がありがたいのだが、本当に用事があるかもしれないから引き留めることは出来なかった。そしてダイヤは自分の部屋で直してくると言って自分の部屋に行ってしまったので、今はルビィと二人きりになってしまった。そのルビィはと言うとみんなの湯のみを片していた。

 

「なぁ、ルビィ?」

 

「なぁに、お兄ちゃん?」

 

「ダイヤをデートに誘うならどこがいいと思う?」

 

 俺はとりあえずダイヤをデートに誘おうを思ったが彼女いない歴=年齢どころか、初恋なうえ女の子と二人で遊びに行ったことのない俺はどこに行ったら喜んでもらえるかさっぱり見当がつかないのでたまたまとはいえ、ダイヤが席をはずしているのでいつも一緒のルビィに相談してみることにした。ルビィは片す手を止めて右の人差し指を唇の方にもっていき考えるポーズをとった。

 

「ん~お姉ちゃんは変な所じゃなければどこでも喜ぶと思うけど・・・水族館とかはどう?デートっぽいし可愛いお魚さんとかいっぱいいるよ♪」

 

「確かにこの辺だとそのあたりらが無難かな?後は美術館的なのとかかな?あんまりガチャガチャしたところは好きじゃないだろうし・・・」

 

「そうだね。お姉ちゃんは少し落ち着いた場所の方が喜ぶかも。後、誘うならライブ終わってからがいいんじゃないかな?」

 

「なんで?」

 

「なんでって・・・」

 

 ルビィに呆れた顔をされてしまった・・・お兄ちゃん本気で凹んじゃうぞ?

 

「この後お兄ちゃんは編曲してそれが完成したらお姉ちゃんたちは振り付けとか初ライブに向けて練習すると思うから、しばらくは誘ってもデートに行く時間ないと思うよ?」

 

「そ、そうだな、確かにそうだ・・・。」

 

「それに、ライブ終わってからの方が、頑張ったご褒美とか理由つけて誘った方がお兄ちゃんも誘いやすいと思うし、お姉ちゃんも喜ぶと思うんだ♪」

 

 ふむ、確かにルビィの言う通りだ。いきなりデートに誘っても変に思われるだろうし、何より俺がうまく誘えないかもしれない。しかし、さっきは恋愛のことはよくわからないとか言ってた割にはよく色々なことに気づくなぁ?

 

「そうだな、ありがとう。しかし俺のが年上なのにアタフタして情けないなぁ・・・。」

 

「そ、そんなことないよ!!ただルビィは友達の影響で色々な本を読んでるから、こういうのいいなぁって憧れてたりしてるからこんなのどうかなぁって思っただけだから。」

 

「へぇそうなんだ?でも、助かった。ありがとうな♪またなんかあったら相談していいか?あんまり俺の周りにはこういうの相談できる人いなくてさ。」

 

 そう、俺の周りはほぼ彼女なし。何人かは彼女いるけど、相談してもなるようになるさ的な返答をしてくれないだろうし、智也にいたっては論外。マリーは面白がるだけだろうし、果南はまぁ一応は相談には乗ってくれるだろうけど・・・。てかそれ以前に二人の連絡先知らないし・・・。

 

「うん!!あまり役に立てないかもだけどルビィでよければいつでもいいよ♪」

 

 ルビィは快くうなずいてくれた。俺はいい妹をもったなぁ・・・。お礼に頭を撫でて上げよう。

 

「うゆ~」

 

 ルビィは気持ちよさそうな声を出していた。本当に小動物みたいだな・・・。そして俺とルビィはメアドを交換して、ルビィは湯のみを片づけに行ってしまった。俺はと言うとやることが無くなってしまったのでボーっと庭を眺めていた。相変わらずよく手入れされた庭だなぁなどと思っていると譜面を直し終えたダイヤが戻ってきた。

 

「お待たせしました。これで大丈夫ですわ。」

 

 渡された譜面をざっと確認して大丈夫そうなのを確認した俺は譜面と歌詞を丁寧にバックにしまった。ダイヤ達の大切な曲だ、イイものに仕上げるぞと、自然と気が引き締まる。

 

「頑張ったな!!後は俺が頑張って絶対にいいものに仕上げて見せるから期待しててくれよ♪」

 

「あ・・・////」

 

 そう言うと俺は自然とダイヤの頭を撫でていた。

 

「あ、悪い・・・嫌だったか?」

 

「い、いえ、別に嫌とかでは・・////」

 

 なんだかすごく恥ずかしくなってきた。自覚する前なら気にしないで撫でていただろうけど自覚した今では何気なくいつもやっていたことでさえ恥ずかしくなってくる。

 

「そ、それじゃ俺もそろそろ帰るな?」

 

「え、えぇ・・・」

 

 と二人の間に気恥ずかしい空気が流れてしまい困っていたところに丁度片づけを終えたルビィが戻ってきた。

 

「あれ?お兄ちゃんもう帰るの?」

 

「あ、あぁ。帰ってさっそく編曲作業をしようと思ってな。」

 

「そっか。それじゃ帰らないとね。お兄ちゃんがんばルビィ!!」

 

「おう!!」

 

 そう言って俺は玄関へと向かった。

 

「とりあえず、休み明けまでには形になると思うから、出来たら一度連絡入れるな?」

 

「分かりました。悠さんもお忙しいと思いますがよろしくお願いしますね。」

 

「おう!!任せておけ!!そんじゃ、お邪魔しました。」

 

 俺はダイヤの笑顔を見て気合をガッツり入れて黒澤家を後にした。玄関を出るときダイヤの後ろでルビィが何やらジェスチャー付きで口パクのがんばルビィの応援もしてくれた。

 よし!!!ダイヤを喜ばせるためにも絶対イイものに仕上げてやる!!!そんでもって目指せ初デート!!

 気合も新たに俺は家に帰りこの日は徹夜で作業に没頭してしまった。いや~、愛の力って凄いね!!




いかがでしたでしょうか?

悠君とダイヤ様をいつくっつけようか悩んでますが、まずは早くデートをさせてあげたいですね♪

ちなみに初ライブはあまり掘り下げません。曲名や歌詞を考えるようなセンスも頭もないので・・・orz

次もよろしかったら見てやってください。

UA2000超えました皆さまありがとうございます。こちーやさん評価ありがとうございます!!これからもがんばります!!

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