どうも、雪ノ下八幡です。突然ですが、自分の実年齢は17歳なんですよ!だから小学校に行く必要は無いと思うんですよ。って言うか小学校に限らず今更、義務教育なんて俺には関係無いと思うので、俺は今から母ちゃんを説得してやろうと思います!
八幡「ねぇ、母ちゃん?」
ママのん「どうしたんですか?八幡くん」
八幡「俺ってさ実年齢は17歳じゃん?」
ママのん「えぇ、そうですね」
八幡「だから、今更さ義務教育なんて俺には関係無いと思うんだけど」
ママのん「まぁ、確かに実年齢的には義務教育の過程は終わったかもしれませんが、その身の丈でその様な事を言われてもですね?何だか説得力が……」
八幡「……わかりました!義務教育どうこうは、もう良いとします。でも!今日だけは休ませてください!」
ママのん「ふふ……ダメです」ニコッ
クソッ!こうなったらアレを使うしかないのか
八幡「……お願いだよ~」ウワメヅカイ
ママのん「くっ……そんなあざとい攻撃をしてきても私には聞きませんよ?」
これでもダメなのか……それなら最終奥義だ!しかしこれを使うと俺のメンタルも相当削られる……しかしやるしかないのか
八幡「お願いだよ~ママ~」ウルウル
この奥義はつい最近やっとの事で習得したのだ!これならいけるはず!
ママのん「…こ、こここ今回だけですよ?」
っしゃー!勝ったぜ!
八幡「えーっと?今の時間は……うむ8時か……よしっ、外で遊ぼう」
ママのん「……ママ」ニヘラ
八幡「んじゃー、行ってきまーす!」
ママのん「えへへ、ママだって」ニヘラ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
公園
八幡「最近の一番の楽しみは、読書やゲームなんかより、やはり公園でブランコや滑り台で遊ぶことだな。ブランコや滑り台は大人の遊具であって、子供が使うには早すぎると俺は思う」
取り敢えず、ブランコで靴飛ばしをして、最長記録を目指すとするか
八幡「やっしゃー、頑張って記録を伸ばしてやるぜ!」
ブランコを8~9回ほど漕いだで、おりゃーっと靴を飛ばした
八幡「よっしゃ!記録を伸ばすことに成功したぜ!そして飛ばしすぎて取りに行けなくなっちまったぜ……」
俺が途方に暮れていたところに、1人の女性が俺の靴を持って俺の所に来た
??「あんた、見た感じ小学生みたいだけど、こんな時間に学校に行かないで1人でなにやってるのさ?」
八幡「え、えーっと……靴飛ばし?」
??「ハァ……学校を遅刻してるあたしが言えた義理じゃないけどさ、小学校くらいサボらないでちゃんと行きな」
八幡「わ、わかりました。川なんとかさん」
沙希「川崎だよ!あんた何回言ったら覚えるんだ!……って、え!?」
やっべー、これは不味いな……
八幡「そ、それじゃあ、自分は帰るんで……失礼します!」ダダッ
沙希「ちょっと待ちなっ!」グイッ
八幡「ぐえっ………な、なにすんだよ!おねえちゃん!」
沙希「なに今更、誤魔化そうとしてるのさ、あんたは……」
これは本格的に不味いことになってしまった……
沙希「比企谷だろ?」
あっちゃー……バレちった。
続けたい