どうも、雪ノ下八幡です。以前、早朝に目を覚ましたときは目の前に知らないおっさんが居たのですが、今回は……
八幡「………誰?」
??「ひゃっはろー、八幡」
小さいねぇちゃんが居たのだった……
八幡「俺は驚かねぇぞ……絶対に」
陽乃「ありゃ、その反応はつまらないな~。でも、これならどうだ!」
そう言ったねぇちゃんが取り出したのは1つの薬
八幡「……なにそれ?」
陽乃「これはね?元に戻る薬なのだ!」
八幡「え?なにそれ……超欲しいんですけど」
陽乃「本当に欲しいの?」
八幡「うん、すっげー欲しい」
陽乃「じゃあ、あげようかな」
八幡「マジか!?」
あげると言ったねぇちゃんは薬を上に上げてイラッとする一言
陽乃「はい、あーげた」
八幡「今の俺とねぇちゃんの身長は同じくらい……つまり、俺にも勝機はある筈だ……ねぇちゃんを倒「おねぇちゃんに暴力を振るうの?」さないで話し合いで解決しようと俺は思うのだが」
陽乃「話し合い?私、八幡の言葉がわかりません」
八幡「私、日本語わかりません。みたいな言い方やめてくれる?」
陽乃「まぁ、冗談はこの辺にして、この薬は八幡には本当にあげられないんだよ」
八幡「へ?ちゃんとした理由があるの?」
陽乃「勿論!おねぇちゃんは嘘つかないよ」
八幡「面白い冗談を言いますね。嘘つかないとか……」
陽乃「信じてないでしょ?じゃあ、理由を教えてあげる」
八幡「……ゴクリ」
陽乃「それはね……八幡が大きくなっちゃったらつまらなくなっちゃうでしょ?」
八幡「おいコラ、結局、理由がしょうもねぇじゃねぇか」
陽乃「それに、お母さんが悲しんじゃうかも」
ママのん「そんなことはありませんよ!!」ドア バンッ
陽乃「ええー、お母さんは八幡が大きくなっちゃっても良いの?悲しくならない?」
八幡「ほら、大丈夫じゃないですか!早く「八幡くんが大きくなってくれたら、お母さんは、お父さんと離婚して八幡くんと結婚します」ねぇ、俺が喋ってる途中なんですけど?」
陽乃「お母さんが八幡と結婚するの?私が八幡と結婚したいなぁ」
八幡「ねぇ、これって俺の体の話だよね?俺抜きで話すのやめてくれない?いや、マジで」
ママのん「八幡くん、少し静かにしていてください」
そう言った母ちゃんは俺にマッカンを渡してきた。そんなもので俺が黙ると思っているのか?
八幡「2人で話し合ってくださいね?俺は静かにしてるんで……あと、離婚云々は、ちゃんと父ちゃんも話し合いに入れてあげてね?可哀想だから」
そこから俺は諦めてゲームをすることにした……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
6時間後
気付いたら話し合いが終わっていたみたいだ……どう言う形で終わったの?
八幡「なに?話し合いはもう、良いの?」
ママのん「はい、もう結論は出ました」
陽乃「八幡は時々、大きくなれば良いよ。あと、結婚に関してはお母さんが諦めてくれたから」
八幡「え?なに?結婚関係も勝手に決められちゃったの?」
ママのん「八幡くんは陽乃さんと結婚してくださいね?それで、お母さんとは事実婚と言う形でOKしました」
八幡「ねぇねぇ、俺の意思は「関係ないよ?」ですよね~」
ママのん「これからも、エンジョイしましょうね?色々と」
陽乃「これからが楽しみだね!八幡?」
八幡「ぶっ壊れてやがる…2人とも」
続けたい