体は子供、頭脳は大人   作:クマのPohさん

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おねぇちゃん、初めての反抗

どうも、雪ノ下八幡です。……すみません。現状、皆さんにいつもみたいな前置きは出来ないんです。何故なら……

 

  PM7:05

 

ママのん「ウゥッ」プルプル

 

八幡「ほら、母ちゃん泣かないで」( *´・ω)/(;д; )

 

ママのん「陽乃さんがーー」(´;д;`)

 

そう、母ちゃんが泣いているからだ……こうなった経緯をお伝えしたいと思います。

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

  PM6:00 雪ノ下家 リビング

 

八幡「ねぇちゃん帰ってくるの遅いね」

 

ママのん「えぇ、そうですね……心配ですから連絡だけでもしてみましょうか?」

 

八幡「いやでも、ねぇちゃんにも友達付き合いってもんもあると思うし、もう少し待とうよ」

 

ママのん「……分かりました」

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

  PM7:00

 

ママのん「……遅いです!」

 

八幡「ん~……流石に心配だな、連絡してみようか」

 

ママのん「はい!」

 

  Prrrr Prrrr

 

ママのん「出ません……」シュン

 

  Prrrr ガチャ

 

陽乃『……もしもし?』

 

ママのん「陽乃さん!早く帰ってきなさい!何時だと思ってるんですか!?」

 

陽乃『あ~……ごめんね』

 

ママのん「大体あなたは…『五月蝿い!ババァ!』………」

 

陽乃『私だって友達と遊びたい時くらいあるの!そのくらい分かってよ!このクソババァ!』

 

ママのん「ババァじゃないもん!お母さんだもん!」

 

陽乃『五月蝿い!ババァ』

 

  ガチャ ツーツー

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

そして、今の現状に至るわけだ。なんとも、めんどくさい事をしてくれたな?元魔王よ

 

  Prrrr Pi

 

八幡「はい?もしもし?」

 

陽乃『あっ!八幡?お母さん今どこにいる!?』

 

八幡「何処に居るも何も、泣き疲れして今は俺の膝で寝てるよ!何て事してくれてんの!?マジで、大人をあやすって状況をよくも作ってくれたなコノヤロー」(゚Д゚#)

 

陽乃『だって』p(`ε´q)ブーブー

 

八幡「だってじゃねぇよ」

 

陽乃『ごめんなさ~い』

 

八幡「本当に大変だったんだぞ!?母ちゃんがいきなり泣きながら「ババァじゃないもん!お母さんだもん!」とか言い出して「そうだね、お母さんだもんね」って良いながら頭を撫でて、そうしたら「お母さんじゃないもんママだもん」とか言い出して、本当は悲しくねぇんじゃねぇか?って親を疑いそうになっちまったし!」

 

陽乃『ん?……最後の方は私のせいじゃないよね?ね?』

 

八幡「いや、元を辿ればねぇちゃんのせいだから、取り敢えず早く帰ってきて!わかった!?」

 

陽乃『は~い』ガチャ

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

陽乃「ただいまーー!!」

 

ママのん「ババァじゃないもん!」

 

八幡「わかったから、ほら、ねぇちゃんが帰ってきたよ」

 

陽乃「八幡?私のもう一回出掛けてきて良い?」

 

八幡「……俺の苦労をねぇちゃんも味わえ」( ゚∀゚)ノシ

 

ママのん「お母さんだもん!」

 

陽乃「嫌だ~!!」ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

 

こうして、ねぇちゃんはもう反抗をしないと誓ったのであった。

 

                      続けたい


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