体は子供、頭脳は大人   作:クマのPohさん

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お母さんは嫉妬しています!

いいぜ……来い……来いよ…俺は、ここにいる!スケェェェイス!……どうも、雪ノ下八幡です。現在俺はとあるゲームをやっています。それでなんですけど、草原に入った瞬間から主人公を5分間放置したらドッペルゲンガーが出現するのですがどうしても勝てません。マジで○トリ弱い。まぁ、そんなことは置いといて

 

ママのん「八幡くんはゲームが下手ですね」

 

八幡「良いんですよ下手で、だってその方がより長くゲームを楽しめるんだから」

 

ママのん「そういうものなのですか?」

 

八幡「まぁ、俺の中ではそう言うものになってますね」

 

ママのん「あら、もうこんな時間?お母さんはお昼ご飯の準備をしてきますね」

 

八幡「昼飯は何?」

 

ママのん「八幡くんは何が食べたいですか?」

 

八幡「ん~、なんでも良いや」

 

ママのん「なんでも良いって言うのは1番難しいです」

 

八幡「だって本当になんでも良いんだもん、母ちゃんの作った飯は何でも旨いから」

 

ママのん「急いで作ってきます!楽しみにしていてください!」(/ω\)キャー

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

八幡「あーもう!!勝てねぇよ!何なんだよコレ、攻撃している最中に回復されるこのウザさ!もう、諦めようかな、ドッペルゲンガー倒すの……」

 

ママのん「八幡くん、ご飯が出来ましたよ!」

 

八幡「……コレ倒してから行くー!」

 

ママのん「ご飯が冷めちゃいますよ」

 

八幡「もー、分かってるから。もう少し待っててよ」

 

ママのん「ダメです!いい加減にしなさい!」ポチ

 

八幡「ギャー、なんで電源落としたんだよ!セーブもしてないのに!」

 

ママのん「お母さんは八幡くんに早くご飯を食べて貰いたいんです!」

 

八幡「いやさぁ、その事は悪かったと思うけどさ、少しくらい待ってくれても良いじゃんか」

 

ママのん「確かにやり過ぎた感はありますけど、それでも早くご飯を食べて貰いたいんです❗1番はお母さんでゲームは2番目です!」

 

八幡「ちょっとタイム!」

 

ママのん「?」

 

八幡「母ちゃんさもしかして、ゲームに嫉妬してる?」

 

ママのん「……そんなことないもん」

 

八幡「いやいや、嘘つかなくて良いから」

 

ママのん「嘘なんかついてないもん!本当だもん!」

 

八幡「はぁ、わかりましたよ。取り敢えず行こう、ご飯を食べに」

 

ママのん「はい!」パァァ

 

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

八幡「やっぱ、母ちゃんのご飯は美味い!」キャッキャッ

 

ママのん「それは良かったです」ニコッ

 

八幡「早くゲームの続きやりたいな~」

 

ママのん「ゆっくり食べてくださいね?」

 

八幡「は~い」モグモグ

 

                        続けたい


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