Ace Combat side story of 5 -The chained war-   作:びわ之樹

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設定資料集(後編)

・こちらでは、小説本編に関わりのある登場人物や部隊設定を補足的に記載させて頂きます。また、ストーリー進行の点で独自解釈部分が多くなりますので、参考までにゲーム原作中のうち関わりが深い出来事と、小説本編の出来事をまとめた年表も併せて記載します。

 いずれも適宜更新を行って参りますので、本編をお読みになる際の参考にしてやって下さいませ。

・なお、本資料集は前編(~21話)のネタバレを含みます。未読の方はご注意下さい。

 

【登場人物】

《サピン王国空軍》

〇エリク・ボルスト(25)

・元レクタ共和国空軍第2航空師団第8戦闘飛行隊、通称『ハルヴ隊』の2番機を務めていた空軍中尉。レクタ北部の出身で、空軍士官学校卒業後からパイロットとして従事していた。当初は実戦経験に乏しい青年士官だったものの、ラティオとの戦争、敵エース部隊との死闘、そして対ラティオ戦の天王山である『テュールの剣』攻防戦を経て、レクタを代表するエースパイロット部隊の一翼へと成長する。

・2010年11月18日、新任地であるスヴィレフホイゼン空軍基地への移動中に、突如スポーク隊の裏切りに遭う。多勢に無勢の中でハルヴ隊の僚機は全員戦死し、辛くも戦線を離脱したエリクも負傷。ラティオ領サピン軍勢力圏内で不時着した所をサピン軍に救出され、とある前線基地に収容される。

・誠実ながら快活な性格だが、細かい点を気にしないややズボラな部分もある。外見は色白の肌に赤みがかった金髪のショート2ブロック。スポーク隊の裏切りに遭った際の負傷で、左目を失った。

 

〇カルロス・グロバール(36)

・サピン王国空軍第7航空師団第31戦闘飛行隊『ニムロッド隊』隊長。第7航空師団はサピン空軍内では傭兵で構成される部隊であり、彼の本属はレオナルド&ルーカス安全保障会社の少尉相当官である。

・15年前のベルカ戦争では同じく傭兵として参戦し、数多のエースを見、その信念に触れる。多くの激戦と離別の中で『死なない、死なせない』ことを己の信念として定め、ベルカ戦争やその後の『国境なき世界』との戦闘を生き抜いた。その後は自由エルジア等戦地を転々とするも、数年前に再びサピンへと戻る。ウスティオ・レクタとの開戦後はエリク達ハルヴ隊と『円卓』で矛を交えた。

・乗機は翼端を黒く染めたMiG-21UPG(MiG-21-93)『ディビナス』。ミサイルを搭載せず、代わりにチャフ弾を装填した23㎜2連装ガンポッドとフレアディスペンサーポッドを装備している。基本的には友軍との連携を主とし、敵の妨害や僚機の支援を行うことが多い。

・外見は、黒い短髪に褐色肌。ベルカ戦争以来の戦歴を宿すように、躰には至る所に古傷が刻まれている。

・彼が率いる『ニムロッド隊』の構成は以下の通り。

 ニムロッド2:オズワルド・ベイカー曹長(31)

 ニムロッド3:フラヴィ・ゴール曹長(25)

 ニムロッド4:ブラッド・バンフィールド軍曹(27)

 ニムロッド5(予備搭乗員):アレックス・ウルフ伍長(18)

 

《レクタ共和国空軍ハルヴ隊》

〇ロベルト・ペーテルス(44)

・『ハルヴ隊』隊長機を務める空軍大尉。レクタ生まれベルカ育ちという変わった経歴を持ち、長いパイロット歴の経験を活かして臨機応変の指揮を行う。戦場を見据える観察眼と動体視力に長けており、状況に応じて編隊を4機編制、2機×2編制、単機編制(散開)などに組み分けるという定型を持たない戦術が得意。

・15年前の『ベルカ戦争』の際には戦闘機パイロットとして参戦していたらしく、時折自慢げに話題に上らせる。本人曰く、激戦が繰り広げられた『円卓』での空戦も経験があるとのこと。

・臨機応変を体現しているのか、物事に拘泥しない性格で、適当な部分も目立つ。人当りは軽く、常に笑っているような細い目と刈り上げにした金髪が特徴。小太りの体格も相まって、外見的にはその辺にいる一般人のおじさんといった雰囲気を醸し出している。

・後に、上記の経歴は偽りであったことが判明する。その正体は、15年前のベルカ戦争でベルカ空軍エースパイロット部隊の一つとして名を馳せた『グリューン隊』の2番機、グリューン2ことファビアン・ロスト。ベルカ残党との繋がりは無く、戦争の後も空を飛びたい一心で、身分を偽ってレクタ軍に入隊した。

 アルヴィンの正体と目的に勘付きサピンへの亡命を企図するも一歩遅く、それを察知したスポーク隊の裏切りに遭い、アルヴィンの手によって戦死。

 

〇ヴィルベルト・ブロック(45)

・『ハルヴ隊』3番機で、階級は曹長。生粋のレクタ育ちで、輸送機パイロットを経て戦闘機部隊へと転向した経歴を持つ。堅実な飛び方が特徴で、ロベルトとエレメントを組む際には僚機としてその背をサポートする。

・15年前の『ベルカ戦争』時には既に従軍していたが、レクタ共和国の参戦は戦争の終盤であり、かつ当時は輸送機のパイロットでもあったので、直接戦場には立っていない。

・色黒の肌に黒いパンチパーマ、厚い唇にいかつい体格とかなり強面な外見だが、丁寧な物腰と思いやり深い性格で隊を支える縁の下の力持ち。隊の最長老ということもあり、小隊メンバーからは『ヴィルさん』と慕われている。ちなみに、外見に似合わずかなりの甘党。

・スポーク隊の裏切りに遭った際には、被弾した機体から脱出した所を狙い撃たれ、戦死した。

 

〇クリスティナ・ファン・レイデン(20)

・小隊唯一の女性パイロットで、『ハルヴ隊』4番機に当たる伍長。パイロットとなってから日が浅く、技量も心許ないものの、いざという時の度胸は人一倍。2番機のエリクとエレメントを組むことが多く、散開して自由戦闘となった際にも無意識に誰かの後方に就く傾向がある。

・外見は色白の肌に、栗色のボブヘア。明るく真面目な性格だが、軍人となって日が浅いこともあり甘さや緩さも目立つ。ややおっちょこちょい。エリクを先輩として慕うと同時に、好意も覚えている模様。

・後のスポーク隊の裏切りに遭った際には、ベルカ残党の無人機X-02『ワイバーン』に立ち向かうも敵わず、エリクの目の前で包囲され撃墜、戦死した。

 

《レクタ共和国空軍スポーク隊》

〇アルヴィン・ヴィレムセン(48)

・レクタ共和国空軍第5航空師団第99教導飛行隊、通称『スポーク隊』を率いる空軍少佐。演習などで仮想敵役を務める、所謂アグレッサー部隊に所属し、年齢に似合わぬ鋭い機動を以て演習相手を翻弄する。その優れた技量と指導力で、パイロット達の技量向上に貢献してきた。基本的に通信ではコールサイン『スポーク1』を用いるが、後席のフィンセントと区別を図る際にはTACネームの『アウル(フクロウの意)』を用いることもある。

・搭乗機は、レクタ仕様に改良された『グリペンD』。アグレッサー部隊らしく、緑系統のダズル迷彩という目立つ塗装パターンを施されている。

・黒髪のオールバックに鋭い目、笑みを見せない口元と、ヴィルベルトとはまた別方向で強面な外見。性格も見た目に違わず峻厳だが、身内に対しては時折思いやる素振りを見せることもある。

・後に、レクタ衰亡を企図し暗躍するベルカ残党であったことが判明する。その素性は、15年前のベルカ戦争で第3航空師団の一翼を担っていた、『グラオガイスト隊』隊長のカスパル・ゲスナー。同じくベルカ空軍に所属していたロベルトによって正体が看破されることを恐れ、ハルヴ隊が孤立する状況を作り出し彼らを謀殺する。

 

〇フィンセント・デ・フロート(38)

・『スポーク隊』に所属する曹長。かつてはパイロットをしていたが、『ベルカ戦争』において負傷し左目の視力を失ったため、現在はアルヴィン機の後席で補助を行っている。堅実な観察眼を持ち、時として前線航空支援として管制官役を務めることもある。ちなみに、同じ機体に搭乗しているため通信では彼も『スポーク1』を名乗るが、アルヴィンとの区別のためTACネームの『カルクーン(七面鳥の意)』を用いることも多い。

・上述の理由で、左目に眼帯を付けているのが特徴。髪にはこだわりがあるらしく、茶髪の髪をソフトモヒカンに整え、折を見ては櫛で整えている。敵役を担う部隊の立場上他の部隊とは仲が悪化しがちな部分を緩和すべく、緩い物腰で立ちまわる場面が多い。

・その正体は、15年前のベルカ戦争でカスパル(アルヴィン)の僚機として活躍していた『グラオガイスト3』ことオットー・ボルツマン。ベルカ空軍、『国境なき世界』へと転戦する中で多くの仲間を失うも、隊長のカスパルと共に生き残り、レクタ内部で暗躍する。

 

〇パウラ・ヘンドリクス(20)

・『スポーク隊』2番機を務める空軍准尉。アルヴィンと彼女の父親はかつての戦友であり、父が戦死した後はアルヴィンに扶養されて育ってきた履歴を持つ。そのため、アルヴィンに対する信頼は篤い。耐G性が高く、特に近距離の格闘戦を得意とする。搭乗機はアルヴィン機同様に緑系統のダズル迷彩を施されたレクタ仕様の『グリペンC』。

・白い肌に、色素が薄く銀色に近い金髪。髪型にこだわりは無いようで、癖っ毛のショートを適当に整えている。体は歳不相応にいろいろと小さく、耐G性の高さもここに起因していると思われる。峻厳な扶養者(アルヴィン)に影響されたのか演習の相手役に対する対応は厳しく、時に辛辣。口数はやや少なく表情にも乏しいため、一見何を考えているか分からないことも多い。多くの戦場を共にする中で、エリクから父性にも似た複雑な思いを感じるようになる。また、クリスとは犬猿の仲。

・後に、アルヴィン同様ベルカ残党の流れを引く反乱勢力であることが判明する。その正体は、かつて『グラオガイスト2』としてカスパルの僚機を務めていたテオ・ニーダーハウゼンの娘、パウラ・ニーダーハウゼン。年齢も16歳だが、軍入隊の資格の関係から20歳と偽っている。ハルヴ隊謀殺の際はエリクを最後まで追い込むも、殺害することができなかった。

 

《ウスティオ共和国空軍ガルム隊》

〇パスカル・ジェイク・ベケット(21)

・15年前の『ベルカ戦争』で名を馳せた伝説の傭兵部隊『ガルム隊』の名を継ぐ空軍大尉。愛称はPJ。その甘いマスクと卓越した技量からかの『サイファー』の再来とも呼ばれ、『ガルム隊』なきウスティオを牽引する象徴として『ガルム』を名乗るに至った。ちなみに、叔父はかつて先代の『ガルム隊』と飛んでいたらしい。

・乗機は両翼端を青く染めた灰色地のF-2A。先代を思わせる鋭い機動で、『テュールの剣』攻防戦を含む多くの戦闘で活躍している。

 

〇レイモンド・レッドラップ(40)

・『ガルム2』のコールサインを持つウスティオ空軍中尉。15年前のベルカ戦争から参戦していた経験を持つベテランであり、かつてパスカルの叔父とも同僚だった。その縁と長い経歴を買われ、パスカルの補佐に抜擢される。

・乗機は片翼端を赤く染めたF-2A。かつての『ピクシー』を思わせる安定した飛び方で1番機のパスカルをサポートする。なお、『ベルカ戦争』時には『クロウ2』を名乗っていた。

 

《ルーメン・メディエイション・エージェンシー》

〇サヤカ・タカシナ(年齢不詳)

・調達代行業者ルーメン・メディエイション・エージェンシー(L.M.A.)に所属する20代後半と思しき女性。にっこりと微笑を崩さない表情にきっちり纏った黒いスーツと、傍目には何を考えているか分からない、得体の知れない人物と思われることが多い。主に武器弾薬類の調達仲介のため、ヴェスパーテ空軍基地に出入りしている。

 

【歴史】

注)〇はゲーム本編での出来事、☆は本作品での出来事を示す。

 

〇(1985年以前):ディトリッヒ・ケラーマン率いるベルカ空軍ズィルバー隊、マインツ山脈においてレクタ解放戦線の戦闘機隊と交戦、制空権を奪取。解放前線が居を構えるコールへの侵攻を確実なものとする。

〇1988年2月8日:ゲベートがベルカから独立。

〇1988年5月12日:ウスティオがベルカから独立。

〇1991年8月:ファトがベルカから独立。

〇1991年8月29日:ベルカ連邦の経済悪化に伴い、五大湖と北方諸島をベルカからオーシアへ割譲。

〇1991年8月~12月:レクタがゲベートから独立。

〇1991年8月~12月:ラティオがウスティオ東部を併合。

〇1995年3月25日:ベルカ戦争開戦。モーデル制圧戦でベルカ空軍とファト空軍が交戦、ファトのF-14D部隊、インディゴ隊により壊滅。

〇1995年4月3日:オーシア軍、反攻を開始。以降、周辺国が次々と参戦する。

〇1995年5月28日:ベルカ-ウスティオ国境付近の空域『円卓』にて大規模な制空戦が発生。激戦の末、オーシアを始めとする連合国が制空権を確保する。

〇1995年6月5日~6日:バルトライヒの決戦。ベルカ軍による核の使用により戦況は混乱し、凄惨な消耗戦となる。ベルカ軍、バルトライヒ山脈の北方へ撤退。

〇1995年6月20日:ベルカ戦争終結。

 

☆2010年8月30日:レクタ共和国ヘルメート空軍基地に教導隊『スポーク隊』が赴任し、演習を開始する。

☆2010年9月21日:レクタ・ウスティオ・ラティオ国境付近にて、国境で対峙していたウスティオ・ラティオ軍機による領空侵犯未遂事件が発生。ラティオ軍機撃墜から戦闘に突入し、レクタ空軍『ハルヴ隊』とラティオ航空部隊が交戦。ラティオ航空部隊を退ける。

〇2010年9月23日:オーシア領西端のサンド島へ国籍不明機接近。編隊長バートレット他1名を残し、出撃部隊が全滅。

☆2010年9月27日:ラティオ共和国、ウスティオ共和国ならびにレクタ共和国へ宣戦布告。ラティオ軍は開戦と同時にヘルメート空軍基地へ空襲を行い、その戦力を半減させる。同日午後、ラティオ軍は機甲部隊を進発させ、レクタ各地へ進軍を開始。ハルヴ隊、レクタ中部へ進軍したラティオ部隊を辛くも退ける。

〇2010年9月27日:ユークトバニア、オーシアへ宣戦布告。同日中にオーシアのセント・ヒューレット港へ空襲が行われる。

☆2010年9月30日:レクタならびにウスティオ、対ラティオ攻勢作戦である戦域攻勢計画8601を発令。これに伴い、レクタ軍はラティオ北西部へ侵攻。謎のレーザー兵器による攻撃を受け損害を受けるも、ラティオ領内に橋頭保を築くことに成功する。

〇2010年9月30日:オーシア領内イーグリン海峡にてユークトバニア軍の奇襲。同時に展開していたユークトバニア軍戦闘潜水空母シンファクシにより、オーシア軍航空母艦バルチャー、バザード撃沈。

〇2010年10月4日:ユークトバニア軍によるサンド島上陸作戦。同島航空部隊の活躍により上陸は阻止され、シンファクシが撃沈される。

☆2010年10月21日:ウスティオ・レクタ連合軍、『ラグナロク』作戦を発動。ウスティオ軍エース部隊『ガルム隊』とエリクら『ハルヴ隊』の活躍により、ラティオ軍が擁する多塔式高層化学レーザー兵器『テュールの剣』の破壊に成功。10月28日には残存部隊を撃退し、その占領に成功する。

〇2010年10月22日:和平交渉のため中立国ノースポイントへ向かうオーシア大統領ハーリングの搭乗機が墜落。8492飛行隊によって救援(拉致)される。

〇2010年11月1日:オーシア、ユークトバニアへ上陸作戦開始。

☆2010年11月2日:サピン王国、レクタ・ウスティオとラティオ間の戦争に対し武力介入を表明。同日中にレクタ・ウスティオ軍と交戦を開始する。

☆2010年11月5日:サピン軍空母艦載機、ウスティオ・レクタ領内を空爆。ノースオーシア州スーデントールからの補給路が寸断される。

☆2010年11月7日:ウスティオ・レクタ連合軍、『円卓』を強行突破し空中輸送を敢行。サピン航空部隊の妨害に遭うも、辛くもこれを退ける。

☆2010年11月12日:ラティオ軍、レクタ首都コールへ攻撃機による無差別攻撃を実施。都市南部へ損害を与えるが、攻撃部隊は全滅する。

〇2010年11月14日:ユークトバニア軍戦闘潜水空母リムファクシ撃沈。

☆2010年11月18日:ハルヴ隊、新任地であるスヴォレフホイゼン空軍基地への異動中に、密かにベルカ残党として活動していたスポーク隊の裏切りに遭う。夜明け前から早朝にかけての戦闘で、ロベルト・ペーテルス、ヴィルベルト・ブロック、クリスティナ・ファン・レイデン戦死。エリク・ボルストは不時着し、同日中にサピン軍によって発見、救出される。

〇2010年12月6日:サンド島の航空部隊を主軸としたオーシア軍、ユークトバニア軍クルイーク要塞を攻略。

☆2010年12月6日:サピン領内ピレニア山脈にてサピン軍とウスティオ・レクタ連合軍が交戦。サピン軍のレーザー兵器『カリヴルヌス』が被害を受け使用不能となる。アルヴィン・ヴィレムセンおよびヴィンセント・デ・フロート戦死。

〇2010年12月7日:スパイ嫌疑を受けたサンド島中隊、同島を脱走。同日中にオーシア空軍機によって撃墜される。

〇2010年12月9日:『ラーズグリーズ』を名乗る謎の航空部隊により、ベルカ領内に幽閉されていたハーリング大統領救出。ユークトバニア戦線は泥沼化し、オーシア軍はユークトバニア首都攻略に失敗。

☆2010年12月10日:ファト連邦、ユークトバニア陣営に加わり隣国ウェルバキアへ侵攻を開始。オーシア東方諸国の前線は泥沼化の一途を辿る。

☆2010年12月12日:エリク・ボルスト、L.M.A.のサヤカ・タカシナと共謀しヴェスパーテ空軍基地を脱走。以降、L.M.A.所属となる。

〇2010年12月19日:オーシア軍、大気機動宇宙機『アークバード』によるユークトバニアの都市攻撃を企図。ラーズグリーズ航空部隊によりアークバードは撃墜され、計画は頓挫する。

☆2010年12月19日:ベルカ残党によりグラティサント要塞跡地に幽閉されていたガルム隊の両名が救出される。

〇2010年12月22日:ハーリング大統領、秘密裏にオーシア首都オーレッドへ帰還。22日夜半から23日払暁にかけてユークトバニア元首ニカノール首相の救出作戦が実施される。

☆2010年12月27日:エリク、サヤカおよびガルム隊、ウスティオのヴァレー空軍基地を訪れる。

〇2010年12月29日:セレス海海戦発生。ラーズグリーズを有する小規模機動部隊により、交戦したユークトバニア、オーシア両艦隊が全滅する。

〇2010年12月30日:スーデントール制空戦が発生。同時にベルカ残党によるオーシア・ユークトバニア扇動の陰謀が明らかとなり、戦争は集結へと向かってゆく。翌日、ベルカ残党の計略により地球へ向け落下する戦略衛星軌道砲『SOLG』をラーズグリーズ航空部隊が迎撃、これを破壊する。

 


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