ファンタシースターStrikerS NOVA 作:ライダーファイト(ただいま療養中)
私に皆さんの力(感想)をお与えください。
それともう1つ、作者は英語が分かりませんので!
「はぁっ!」
その言葉とともに俺は先陣を切ることにして、フォトンアーツではなく俺達に宿ったグランの力・グランアーツを発動させる。
「ソニックアロウ!たぁっ!」
そう言いながら俺は、弓を引くように
だが全てを倒すことは出来なかった。
「な、なにあれ!?」
「あんな魔法見たことないわよ…………」
「す、すごい…………」
「あれだけいたガジェットをたった一発で」
「あなたたち、一体何者なんですか!?」
小さい妖精が俺達が何者か聞いてきたため、俺は機甲種モドキを倒しながら簡潔に答える。
「君達の味方だよ!」
そう簡潔に答え、俺はルティナ、セイル、イズナに指示を出す。
「ルティナ、お前はそこにいる人達にレスタを掛けて、回復が終わったら俺の援護をお願い!」
「任せて!」
「セイルとイズナは後方の機甲種モドキをお願い!くれぐれも先行しすぎず、ルティナの回復が届く範囲にいてくれ!イズナ!セイルの援護を頼む!」
「おう!」
「分かりました!」
ルティナは4人と小竜と妖精の回復に向かい、セイルとイズナは後方にいる機甲種モドキの殲滅に入る。
「グレネードシェル!」
イズナは素早く着弾炸裂する弾丸をサイレントバイオレットに装填し、発射する。爆発にも攻撃力があり、多くの目標を巻き込むことが出来るフォトンアーツではなく、グランアーツ・グレネードシェルを機甲種モドキに発射した。
機甲種モドキ一体に着弾し、爆発すれば周りにいた機甲種モドキも巻き込み葬るのである。
煙が機甲種モドキの視覚を封じる中、セイルはその隙を狙って煙から出て来て、グランアーツを放つ。
「スライドシェイカー!」
セイルが持つアーリーブルーの槍先が光出し、セイルはアーリーブルーを振り回すことで、自身の周囲に存在する機甲種モドキを破壊していく。
「うぉおぉぉぉぉぁぁぉあ!!!!」
「みんな大丈夫?」
ルティナは機甲種モドキに襲われていた少年と少女
達、妖精と小竜の回復へ行った。
「ねえ、あなた達は一体何者なの!?」
と青い髪の少女は聞くが、対するルティナは。
「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!じっとしてて今傷を治すから!」
質問に答えるのを拒否して精神を集中させようとすると、下から巨大な球体の体を持ち、ベルト状のようなもので出来ている腕を屋根に付けて、そこから機甲種モドキが現れた。
いきなり現れた機甲種モドキに2人の男の子と女の子は驚いた。
「ガジェット!?」
「そんな、このガジェットがまだ残っていたなんて!?」
何か2人が叫んでいたが気にせず、俺はルティナの名を呼ぶことを先決にした。
「ルティナ!」
「! サ・フォイエ!」
ルティナは素早くチャージして、中級の炎属性テクニック・サ・フォイエを発動した。サ・フォイエとはフォトンに相互干渉を行わせ炎の波を発生させるテクニックである。
しかし、前方扇状の範囲を持つため、射程はかなり短く接近戦向けであり、上下方向の範囲は狭く角度補正もないため、ルティナがサ・フォイエを使ったのは軽いダメージと目眩ましのはずだ。
(本命は次にあるはずだ)
「ギ・バータ!!」
(ほら、やっぱり)
ルティナは次にロッドから、氷の礫を噴射させるテクニック・ギ・バータを発動させ、大型の機甲種モドキを氷の礫まみれにした。
結果、機甲種モドキは屋根から腕を外してしまい、そのまま崖へと落下していった。
「よしっ、これで邪魔物は消えたね。それじゃあ今度こそ傷を治すから!」
言って、ルティナはロッドを両手で持って精神を集中させ、回復系テクニックを発動させた。
「はぁぁぁぁぁあ…………レスタ!!」
その声とともに、光の粒子がロッドから発せられ、機甲種モドキと戦っていたあの人達を包み込んだ。
光の粒子に包み込まれると、その人達の傷が治って消えていった。
「き、傷が消えた!?」
「それどころか、体力まで戻ったわ!」
「魔法力も戻りましたよ!」
「す、すごい…………」
傷が消えたことに全員は驚くどころか、さらに体力まで回復したことに驚愕を露にした。
「これなら戦えるよティア!」
「ええ、そうね。行くわよ!」
「っ、はい!」
「分かりました!」
レスタによって回復したせいか、4人は十二分にやる気満々になったが、俺は一体の機甲種モドキを倒して言葉で制す。
「悪いけど手助け無用だよ、俺達の本当の力を見せてやるって言ったんだ。俺達で倒さなきゃ意味がない」
すると、青い髪の少女が言い返す。
「確かにそうかもしれないけど…………あたし達もこれが初任務なんだよね。だから、培った訓練を無駄にはしたくないの!!」
青髪の少女はそう言って立ち上がり、俺に覚悟の目を向け腕に装備している鋼拳を見せ付ける。
俺はフッと笑い言う。
「分かった…………ただし無茶はしないでよ、せっかく回復したのが無駄になるのは嫌だからね」
「……………………善処します」
言葉に、青髪の少女は少し黙りこくると、低めの声で答えた。
(こう答えるってことは、無茶をするかもしれないって感じだな…………まあ俺達アークスも
などと思っていると、俺の後ろを狙って機甲種モドキは攻撃をしようとするが、素早く機甲種モドキの体に
『!?!!?』
「後ろを狙うとは随分と卑怯なことをするね!クルーエルスロー!」
俺は機甲種モドキを持ち上げて、機甲種モドキ大群がいるところまで投げ飛ばした。投げ飛ばした機甲種モドキはぶち当たった機甲種モドキ5体を纏めて破壊された。
「もう一発喰らえ!」
次に俺は、機甲種モドキの大群に目掛けてまたソニックアロウを放つ、放たれたソニックアロウにより10体以上の機甲種は三等分に斬り刻まれた。
「…………ソニックアロウの威力はどうだ?」
俺が機甲種モドキに人差し指を向けて言うと、何やら後ろから何かが迫ってくるような音が聞こえた。
「はぁぁぁぁぁぁぁ…………やぁ、たぁ、えい、おりぃやあぁぁ!!!」
青い髪の少女は足に装着しているジェットブーツのようなもので空中を走ると、無数にいる機甲種モドキ相手に腕に装備している
「ちょっとスバル!回復したからって先行しすぎよ!ちょっとはこっちのフォローを、考え、なさい!!」
オレンジ髪の少女も少し前に出ると、スバルと呼んだ青い髪の少女を狙う機甲種モドキを狙って、新人が使うツインマシンガンのような小さな銃からオレンジ色の弾丸を撃ち出した。
撃ち出されたオレンジ色の弾丸は、機甲種モドキを追尾しながらやがては着弾して機甲種モドキは破壊された。
「まったく、回復したから無茶はしないでって言ったのに、彼女は人の話を聞かないのか?」
2人の少女を見ながら機甲種モドキの対処をしていたが、気が付けば俺の周りには大量の機甲種モドキが囲んでいた。
腕のような機械のケーブルみたいなものが、まるでタコの触手のようにうねうねと動いていた。
その腕をうねうねと動かして一旦腕を止めれば、俺に向けて一斉にケーブルを伸ばした。
「危ない!?」
「避けなさい!」
「大丈夫だよ!
青い髪の少女とオレンジ髪の少女が危険を口にするが、逆にルティナは俺を信じている。俺はこの攻撃を避ける気はない、むしろ逆にこの物理的攻撃を破壊すればいいだけだ。
『『『『『!?!!?』』』』』
機甲種モドキは驚いたいた先程射出した自分達のケーブルがなくなっていたことに、さらには俺がいなくなっていたことに、そして今俺がいるのは空中である。
「ツイスター………………フォール!!」
俺は衝撃波を伴う降下攻撃のグランアーツを咬まし、俺の周りにいた機甲種モドキを吹っ飛ばした。
ケーブルが俺に触れる瞬間、俺はグランアーツ・ツイスターフォールを発動し迫ってきていたケーブルを破壊し飛び上がり、周辺にいる機甲種モドキの真ん中を狙って降下攻撃を行った。
「ふぅ…………ルティナ!頼む!」
「任せて
着地した俺はすぐさま振り向きルティナに頼めば、ルティナは前に出て、身体中から雷を纏えば一気に機甲種モドキに目掛けてギ・ゾンデを放った。
ギ・ゾンデとは、今俺達が持っているグランを
『『『『『!?…………!!?!?』』』』』
ギ・ゾンデを喰らった機甲種モドキの大群は、内部の回路などが焼き切れたのか、機甲種モドキは少しうろうろすると隙間から煙を出してバタバタと倒れていった。
「な、なにあの魔法…………あれだけいたガジェットを倒した?」
「100を思いっきり越えてたのに、もう10体しかいないよ…………」
2人の少女が驚愕しているも、青い髪の少女が10体しかいないことを告げると、俺は前に出て言う。
「残り香あれだけって言うなら俺に任せて、一気に蹴散らすから」
「良いよ。ただしシフタは掛けさせて貰うね!」
「サンキュー、ルティナ!」
ルティナの気が利く配慮にお礼を言って、俺は10体しかいない機甲種モドキに突撃していく。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
俺は突撃しながら
「ノヴァストライク!!!」
チャージして俺は勢いよく回転しながら吹き飛ばし攻撃を10体の機甲種モドキに行った。
俺は
吹き飛ばされた10体の機甲種モドキは、一斉に爆発した。
「戦闘終了だな!」
「そうだね」
俺とルティナがそう言っていると、後ろにいたオレンジ髪の少女と青い髪の少女が叫ぶ。
「戦闘終了じゃないわよ!」
「そうだよ!まだ敵が残ってるよエリオ達の方にも!」
「そっちも大丈夫だよ。俺の仲間のセイルとイズナが付いてるからね!」
「当たり前だ、俺様は数だけでやってくる雑魚にはやられねえよ!」
「グランの力のおかげで簡単に倒せました」
叫ぶ2人の少女に俺が言うと、後ろからセイル達の声が飛んできた。
「セイル!イズナ!」
「ほらね!」
そこにはアーリーブルーを肩に掛けて持ったセイルとサイレントバイオレットを両手で大事そうに持っているイズナ、その後ろには赤い髪の男の子とピンク髪の女の子と小竜に妖精がいた。
「エリオ!キャロ!無事だったんだね良かった!」
「あなたたちのことだからちょっと心配したわよ」
「はい、この人達のおかげで怪我もありませんでした」
「僕も同じくです」
などと言ってはいるが、何故かセイルだけ結構ボロボロになっていた。それが気になり、聞いてみた。
「セイルその怪我どうしたんだ?」
聞いてみれば、セイルは気さくに怪我のことを話した。
「実はこのガキんちょが回復したからって無茶し出してなフォローが大変だったぜ」
セイルがそう言うと、赤い髪の男の子は吠えるように口を開いた。
「僕はガキんちょって名前じゃありません!僕にはエリオ・モンディアルって名前があるんです!」
「それは何度も言われたから分かってるよ!だけどなぁお前その武器まだ使いこなせてる感がねえぞ、そんな腕で無茶したら死ぬだけだぜ」
「ッ~………………………………!」
「セイルさん、そんなに言わなくても」
「エリオ君もそう怒らないで、この人達のおかげで私達助かったんだから、ね」
セイルの言葉に赤い髪の男の子は言い返す言葉がないのか、唇を噛み締めながらセイルを睨む。イズナとピンク髪の女の子はお互いのパートナーを宥めていた。
「そんなことより皆さん!早くレリックを持って退散しましょう!」
「そしてあなた達のことを聞きたいので私達に付いてきてくださいね!」
小さな妖精は飛んできて怒るように俺達に言ってくる。
「付いていくのは別に良いんだが、この乗り物はどうするんだ?このままにしたら危ないんじゃないんですか?」
「ふふーん、そちらは大丈夫です!あなた達がガジェットを引き付けておいてくれたおかげで、私が操縦席まで行ってコントロールを取り戻しましたから、もうすぐでこの乗り物は止まりますよ…………ほら」
妖精の言葉とともに俺達が乗っていた乗り物は、ゆっくりとスピードを止めて停車した。
「お、ホントに止まりやがった。行くことがなくて良かったぜ」
「だね。イズナ敵の気配は感じる?」
「いえ感じません。この辺りにはもう敵はいないと思います」
「そうなんだ。じゃあ武器を仕舞おっか!」
ルティナの言葉に俺達は頷く返答をして、それぞれの武器を仕舞う。
「あ!?」
「ちょっと待ってください!」
俺達が武器を仕舞ったことに、オレンジ髪の少女と妖精が止めにかかったが遅く、俺達の武器はアイテムパックに仕舞った。
それに俺は疑問の声を出す。
「なんですか?武器を仕舞ったことになにか問題でも?」
すると、妖精は叫び出す。
「当たり前です!あなた達が何者か分からないのに、武器をそのままにしとくわけにはいきません!武器をもう一度出して私達に渡してください!」
「………………………………」
妖精の言い分は確かに分かるが、それでも俺達の持つ武器には大切なものがあるんだ。そう簡単に渡すわけにはいかないため言わせてもらう。
「君の言うことは分かるけど、悪いけど俺達は君に武器を渡す気はないよ」
俺の言葉に妖精とオレンジ髪の少女がなにかを言おうとしたが、先に言うことにした。
「俺達の武器には色んな人達の魂が宿っているんだ。だから悪いけど簡単に渡すことはできない、触れてほしくないんだ。君達は俺達を信用していないだろうけど、これだけは信じてくれ俺達は君達の敵になるつもりはないよ」
「あたしも
「俺様も同じだ。信じてくれねえか」
「私も皆さんと同じ意見です。どうかお願いします!」
俺の言葉に信じられないという目を見せる2人だが、その時上から声が聞こえた。
「リイン~、みんな大丈夫か~?」
「はやてちゃん!」
「「「「八神部隊長!」」」」
上を向いてみれば、俺達より歳が少し上の茶色い髪のショートヘアーの美人な女性が戦闘機のようなものに乗って顔を出していた。
戦闘機が着地し茶色い制服のようなものを着た女性が降りてくる。すると妖精は降りてきた女性の元まで飛んでいく。
「はやてちゃ~ん!この人達、持っている武器を私達に渡さないんです!」
「ん~、まあしょうがないんやないか?この子らにもこの子らなりの思いがあるし、私にもちょっと分かる気がするんよ」
「はやてちゃん…………」
はやてと呼ばれた女性は俺達の心情を理解してくれたのか、俺達の武器を渡さないようにしてくれた。
「…………さすが美人は話が通じて良いな」
多分この言葉を聞かれたら怒られると思うので、小さい声で口にするが。
「まあ、ええやん。レリックも回収出来たしみんななんとか無事だったんやから、それじゃあ…………なのは隊長とフェイト隊長と一緒に帰ろうか。2人とももうすぐここにつくからな」
はやてと呼ばれた女性がそう言うと、空から何かが来るような音が聞こえ何かがやって来たのかともう一度空を見てみれば、空から再び美人な女性が2人やって来た。
「スバル、ティアナ大丈夫?」
「エリオ、キャロ無事だったんだね!良かった…………」
「「なのはさん!」」
「「フェイトさん!」」
2人の女性が降りてくると、スバルとティアナと呼ばれた少女は、はやてと呼ばれた女性と同じ髪の色でポニーテールにし、白い服を着て先端が金色で持ち手部分が白の
エリオと呼ばれた男の子とキャロと呼ばれた女の子は、金色の髪をツインテールにして、黒い服を着て黒一色のような
現れた美人女性2人に俺は小さな声で呟く。
「また美人が現れた…………なんかすごいな」
そんなことを呟いていると、3人の女性が俺達の前まで来ると、俺達にお礼を言った。
「君達が助けてくれなかったら、スバル達が本当に死ぬことになりそうやった。助けてくれてありがとな、部隊長としてお礼を言います。おりがとう」
「私からもお礼を言うね。スバル達を助けてくれて本当にありがとう」
「私からもお礼を、エリオとキャロを助けてくれてありがとう」
お礼を言われて一番最初にイズナが口を開く。
「いえ、そんなお礼を言われるようなことじゃないですよ!危険な目にあっていたら助けるのは当然ですから!」
「そうだぜ礼を言われることじゃない、寧ろこっちはあんたらに助けてほしいんだ」
「困ったときはお互い様だから、お礼は大丈夫だよ!」
3人は大丈夫だと言うが、こちらの3人はどうやら深く感謝しているようだ。そんな3人に俺は言う。
「感謝されるのはありがたいんですけど、でしたらここで貸し借り無しという事で俺達を助けてはくれませんか?」
続けて俺は言う。
「あなた達が俺達について気になることも答えられる範囲だけは答えます…………ですが、俺達にはここについて知らないんです。出来れば沢山の情報を来れませんか?」
「……………分かりました。あなた達を機動六課に連れて情報をお与えしましょう」
そう言うとはやてと呼ばれた女性は真剣な表情になり、俺達をこの人達の基地と思われる場所へ連れていってもらえるようだ。
そう思っていると、俺の後ろにいるルティナが俺に耳打ちしてきた。
「ねえ
「分からない、だけどここはこの人達を信じてみよう」
言葉にルティナは小さく頷いた。
「それじゃ、4人とも…………はよヘリに乗って」
着陸しているヘリに向かおうとするが、俺は大切なことに気付いて頼むことにした。
「あ、すいません。ちょっと待ってください」
「ん?どうしたんや一体」
「もう一手間掛けてすいません。俺達が乗っていた戦闘機壊れたんで、それも運んではくれませんか?」
「「「「「「「「……………………………………」」」」」」」」
8人は呆れとも取れない分からない顔で俺達を見ていた。
※
その頃とある基地では白衣を着た1人の男がモニターでリニアレールを見ていた。
モニターに写し出されていた女が白衣の男に向かって言う。
「刻印ナンバー9護送体制に入りました」
「ふむ」
「追撃戦力を送りますか?」
女の台詞に男は否定を口にした。
「止めておこう。レリックは惜しいがこれ以上ガジェットを無駄に使うのも避けたい…………彼女達のデータが録れただけでも充分さ」
男は笑うとモニターの前に顔を戻しまた1つモニターを出現させて見る。
「それにしても、この案件はやはり素晴らしい。私の研究にとって興味深い素材が揃っている上に…………」
そう言いながら次はフェイト・T・ハラオウンとエリオ・モンディアルの映像を出した。
「ふっ、この子達よ。生きて動いているプロジェクトFの残滓を手に入れることが出来るのだからね」
そう男は嬉しく笑いながらも、また1つモニターを出現させた。
そのモニターにはアークスであるデュアル・ルティナ・セイル・イズナの映像を出すと、男はさらに笑みを称える。
「さらにはこんなにも私の興味をそそらせる素材が来たのだから、とても面白いよ。なんなんだろうな彼等は?彼等の力は?」
映像を見ながら男は笑い始めた。
「フッフッフッ…………フッフッフッフッフッフッ!面白い!こうでなくては面白くない!さあ私を楽しませてくれよ!」
「そして!…………」
男はそう言いながらボタンを押すと、後ろから大きめのカプセルに入っている紫色の花が出てきた。しかしその花は紫色ながら謎の不気味さと何やら凄まじい力を感じさせた。
「魔法世界の古代に存在し凄まじい力を見せたと言われる花…………エフィメラと呼ばれし花」
「調査結果ではレリック以上の力を持っていると断定できた。偶然発掘調査の時に手に入れたこれを使うことができるなんて」
男は紫色の花が入ったカプセルを持ちながら写し出していたモニターを消して、とあるものを見たいが故に大きいモニターを出した。
モニターに写し出されたのは形容しがたい全身を機械で包み、とてつもない武装を施した巨大なものだった。
「ある研究所で発見した巨大な10体も越える“武装生物”これが役に立つときもきた。さあ諸君良いデータを録らしてくれ!私を楽しませてくれ!!!」
言い放ち、男は機器に触れながらまた「フッフッフッフッフッフッ」と笑い続けるだけであった。
これが何なのかは分からないが、これだけは分かる。
彼等の物語はまだ始まったばかりであると…………
戦闘を終えた俺達ははやてと呼ばれた女性と一緒のヘリに乗る。
そしてそのヘリは機動六課と呼ぶ巨大な基地へと向かっていた。
機動六課の基地へと入り、俺達はこの世界のことを聞かされて驚いた!
次回 情報交換 お楽しみに。
とにかく感想をお待ちしておりますので!よろしくお願いします!!!