深海棲艦との戦闘は初でもさすがは防空駆逐艦、次々と艦載機を打ち落として戦果を挙げていく。
そして艦隊編成の日・・・
照月は主力艦隊に配属されるのか？
てーとく「いくら防空駆逐艦と言っても単艦じゃあ心配だし何艦か一緒に行かせるよ」
照月「ありがとうございます！これで安心して撃ち落とせます！」
てーとく「お、おう、頑張ってね！」（やるとなると意外と怖いな～）
出撃直前
てーとく「出撃するまで見送ろうか？」
照月「いえ、大体案内してもらったので場所はわかっています」
てーとく「そっか、頑張ってね！」
照月「はい！行ってきます！」
とある近海の島周辺
蒼龍「ここは敵の航空戦力が集中してるところだって聞いたんだけど・・・」
伊勢「一応照月ちゃんもいつ敵機が来るかわからないから準備だけはしててね」
照月「はい！」
（まさか蒼龍さんに川内さん、神通さん伊勢さんまで来てくれるなんて・・・）
川内「君って夜戦は好き？」
照月「へっ？」
川内「じゃあ聞き方を変えよう。夜は好き？」
照月「え、ええまあ・・・」
川内「そっかそっか！君とは気が合いそうだよ！よろしく！」
神通「姉さん、あまり困らせてはいけませんよ」
川内「どういうことさ？」
神通「照月ちゃんも初めてで緊張してるのですから・・・」
蒼龍「彩雲から敵機と敵艦の発見報告！方角は・・・正面！距離は不明！」
伊勢「来たわね！改装された航空戦艦の力見せてあげるわ！」
（伊勢さん頼りになるなあ・・・）
伊勢「敵棲艦の詳細は？」
蒼龍「空母2隻、軽空母2隻、軽巡2隻。空母と軽空母が一隻づつelite、軽巡は・・・」
伊勢「どうしたの？」
蒼龍「彩雲が撃ち落とされたみたい・・・とりあえず編成だけでも分かったんだし陣形を輪形陣に変更！迎撃準備！」
「「「「了解！」」」」
照月「私も頑張らなきゃ！」
照月「対空射撃、展開します！」
慣れた手つきで敵機を撃ち落とす照月
海域中に響き渡る発砲音、それとともに次々と撃ち落とされる敵機。
伊勢「私たちも負けてられないわ！」
伊勢「さて、始めるわよ！水偵、弾着観測お願いね！」
そしてものの数十分で敵艦隊は壊滅。
戦闘は完全勝利で幕を閉じた。
てーとく「まあ、当然の勝利、といったところね」
蒼龍「どうよ？」
伊勢「いつもの調子でやれたみたい？」
てーとく「そして・・・秋月は・・・30機以上撃墜！？」
蒼龍「すごい、私の最高撃墜数より上じゃん」
照月「あはは・・・まだ本調子じゃないんですけどね」
てーとく「これで本調子じゃないんだ・・・さすがだね。とりあえず今日はゆっくり休んでおいてね」
照月「わかりました」
てーとく「明日、艦隊の編成を発表するからね～」
照月「はい」
翌日
照月「っさて、いよいよ新しい主力艦隊の発表をします」
てーとく「第一艦隊旗艦、航空母艦翔鶴！」
翔鶴「はい！」
そして、瑞鶴、川内、神通、金剛と発表されていった。
てーとく「そして最後！駆逐艦、照月！」
照月「え？ええええええ！？」
照月「撃墜数があれだけあれば空母の随伴艦も務まるだろうし、今後に期待するということで」
翔鶴「おめでとう、照月さん」
瑞鶴「おめでとう！これから一緒に頑張ろうね！」
照月「五航戦のお二人と一緒なんて嬉しいです！」
瑞鶴「やめてよ、照れるじゃん！」
翔鶴「とりあえず『待雪の艦隊』に所属になったら部屋も変わるわね」
照月「あの、『待雪の艦隊』って何ですか？」
瑞鶴「提督が主力艦隊のことをそう呼ぶのがみんなに浸透しちゃったみたい」
瑞鶴「詳しい理由は提督に聞くといいよ」
翔鶴「それでは私たちはあなたの荷物を新しい部屋に運んでおきますね」
照月「よろしくお願いします！」
その一時間後、執務室にて
てーとく「瑞鶴、説明するのめんどくさいから投げたな・・・」
照月「それで、どういう意味なんでしょうか？」
てーとく「ちょっと長くなるけど・・・」
照月「それで主力艦隊は待雪の艦隊、というわけですか。」
てーとく「そういうこと。それじゃあ同じ艦隊のみんなにあいさつに行かないとね。」
照月「それなんですが、場所がわからなくて・・・」
てーとく「うん、知ってたよ。」
照月「ううう・・・お恥ずかしい」
てーとく「まあみんな大体最初はそうだから大丈夫！一緒に行こっか」
照月「え、えええ！？いいんですか？ご迷惑じゃ・・・」
てーとく「大丈夫大丈夫！ちょうど仕事も終わったし！」
照月「それじゃあお願いします」
てーとく「了解！」
最初の編成や主力艦隊の編成は「こんな艦隊で出撃したいな～」という願望ですので不満は受け付けません！ｗ
最初の島はどこにしようか迷った挙句あんな中途半端になってしまった・・・
後二話ほどしたら最初の姫を出そうかな～なんて
次の話はちょっとした息抜き回です、ハイ
今回は登場する艦が多かったので全部のセリフに名前を入れました。
これが結構つらいんですわ・・・もちろん登場する艦娘が少なければ名前は入れない代わりにできるだけ提督に名前を言わせますよ