チョウワン伝説 番外編開始   作:塔の跡
<< 前の話 次の話 >>

4 / 47
前回小型アラガミや黒金を食したのでまた進化しました。けどパワーがアホみたいなことになってます。


バリエーション増えたけどパワーインフレが酷い件

 チョウワン生活3日目。嘆きの平原からおはよう。あの後回収物食べようと思ったんだがお腹いっぱいだったし、回収物を食べるのはアラガミがまったくいないときにしようと思ったので食べずにそのまま寝た。竜巻の中心で寝ようかとも思ったがチキンだったので草むらで寝てた。
《さてさて、黒金の性質を取り込めたのかな》
 体を見てみるが、変色したり、鎧っぽいのを纏ったりはしていないようだ。その代わり、視界にちらちら映る虫野郎の角に変化があった。なんか鞘刃みたいになっている。黒光りしていて、硬そうな感じ。
《こっちに性質を取り込んだのか。なんかちょっと強そう》
 他に目立った変化はないようだ。サナギとかナイトホロウとかザイゴート喰ったのに。ひょっとして、技に変化があったりするのだろうか。
《試し撃ちしてみるか。あそこに虫野郎がいるし》
 針飛ばしの要領で試しにサナギの地味な追尾弾をぶっぱなしてみる。すると、尻尾の先端から三叉追尾弾が飛んでいった。三叉追尾弾・・・ブラッドバレットと呼ばれる特殊な弾の模倣だろうか?
《すげえ、本当に撃てたよ。ちょっと違うけど》
 虫野郎が絶命したようなので朝食がてらコアを引きずり出して喰った。
[メキメキメキメキ・・・バキッゴリゴリゴリ・・・]
《うむ、うまし。さて、次はナイトホロウの闇の弾をば》
 また近くにいた虫野郎にぶっぱなしてみる。すると、闇色の針が飛んでいった。虫野郎に突き刺さったと同時に針が弾けて周りに飛んでいった。
《散弾銃の弾みたいになったな・・・。これは使えるかもしれんな》
 アラガミに当たれば周りに飛散するのかと思ったが、地面に刺さっても飛散する。これは便利だ。
《引きずり出さなくてもコアが剥き出しだ。手間が省けてラッキー♪》
[バキッゴリゴリゴリ・・・]
《やっぱりコアは最高だな!》
 飯が美味いと殺る気も出るってもんだ。虫野郎には悪いが俺の食料となっていただこう。
《どれ、最後にザイゴートの毒霧を・・・空気砲でもいいかな。まあ、どっちもやりゃいいか》
 わらわらと群れている虫野郎に向かってまずは空気砲をぶっぱなしてみる。
[ボンッ!]
《うわっ!破裂した!》
 当たったと思ったら爆発四散した。周りにいた虫野郎も同じだ。
《どういう原理なんだこれは・・・》
 そういや空気砲をぶっぱなしたときに冷気のようなものが見えた気がする。それのせいだろうか?
《まあ、うん、使えるからいいや。とりあえずコアを・・・》
 近づいてみると、辺りには虫野郎のコアが転がっていた。周りの細胞は木っ端微塵になって土に還ったようだ。
《今度からこれ使おうかな。楽だし》
[バキッゴリゴリゴリ・・・]
 周りに転がっているコアを食べ尽くしたので、しばらくは飢えることはなくなったな。
《さて、毒霧は出せるかな》
 霧なんだか弾なんだが知らんが、毒が使えたらオウガテイルを蹴散らしたりできるんじゃないかと思って、ちょうど群れていたオウガテイルを発見したのでぶっぱなしてみた。
[ジュワッ!]
《刺さったときに溶けよった!?》
 てっきりヴェノム・・・毒状態になるだけかと思ったのだが、刺さったときに溶けた。しかもそれが辺りに飛び散った。闇針と似たようなもんだが、こっちの方がえげつない。そばにおそるおそる近づいてみると、毒はどこかに消え、コアだけが残されていた。
《毒まみれだったコア・・・しかもえもいわれぬ不味さの細胞のコア・・・》
 喰いたくねえ。激しく喰いたくねえ。でも喰ってみなきゃわからんし・・・こうして転がしておくのも忍びないし・・・喰ってみるか。
[バキッゴリゴリゴリ・・・]
《あれ?なんも味しない・・・》
 喰って喰えないことはないが、無味だ。()を生でかじってるみたいな感じだ。好き好んで喰いたいとは思えない。
《まあ、吐き出すほどくそ不味いわけじゃないし、全部いただこう・・・。溶かしといて放置じゃこいつらもうかばれないだろうしな・・・》
[バキッゴリゴリゴリ・・・]
 うむ、まったく味がない。だから同族は喰いあわないのかもな。細胞はくそ不味いしコアは味がまったくしないし。これは喰いたくないわ。
《けふっ・・・さすがに喰いすぎたかな・・・》
 軽く運動がてら、移動することにしよう。



ネーミングセンス皆無です。格好いい名前をつけようとすると厨二くさくなります。