チョウワン伝説   作:塔の跡
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ここにきてようやっと赤い雨に触れる私です。
赤い雨というとシリアスになりがちだと思いますが、安心安定の平常運転です。説明部分だけシリアスですが。


雨が降ったらご用心

 アギト生活2日目。鎮魂の廃寺からおはよう。今、お外は真っ赤な雨が降っている。赤乱雲(誤字じゃない)が空を覆い、朝のはずなのにどんよりと暗い。
 世界が終末捕食・・・世界のリセットをするために特異点・・・中心となる者を創り出そうとして降らせている、人間にとって傍迷惑どころの騒ぎじゃない超迷惑な雨だ。人間が赤い雨に濡れると発症する黒蛛病・・・肌に黒いクモの模様が浮き出る病気で、最悪の場合死に至る。そして、空気感染はしないものの、患者に触れると感染するという特徴を持っている。現状特効薬などはなく、黒蛛病に感染してしまった人たちは死を待つのみ。頭痛や咳などの症状が出る。赤い雨が降ると特に酷くなる。現実で降っているのを見るのはこれが初めてだ。
《うはぁ・・・マジで赤いじゃん・・・。こりゃ病気になりますわ》
 確かこの雨のせいで感応種なんてふざけた存在が誕生したんだっけ。・・・あ、一応俺も感応種だったわ。今となってはそもそもアラガミなの俺?ってなりつつあるけど。だって俺の細胞はオ()クルじゃなくてオ()クルだもん。技は厨二病仕様だし見た目は仮○ライダーアッ○イアギトだし。しかも手羽先の翼手もなんぞ知らんが変わってたよ。天○の城ラ○ュタの巨○兵かよって思ったわ。似てるってだけだけど。
《今日はおとなしくしてた方がいいかなぁ・・・。濡れたくないし》
 オタクル細胞がせっかく環境改善に役立っているというのに、赤い雨に濡れたら環境破壊に変異するかもしれないじゃない。
《はぁ・・・いつまで降ってんのかなぁこの雨・・・。体に悪い湿気のせいで毛が膨らんでるよ・・・》
 てかアラガミの毛ってどうなってんだろうな。人間でいうところのケラチン担当のやつが頑張って毛っぽく見せてるのかね?
《まあ、どうでもいいか。あー・・・早く雨やまないかなー》
 退屈なことこの上ないんだが。なんか来てくれたりとかしませんかねぇ。できれば喰ったことないやつ。
〔アオォォォォォォン・・・〕
《む?ガルたんの鳴き声が聞こえてきたな・・・》
 雨降ってるからそっちから来てくれませんかねぇガルたんや。
 とか思ってたら近くまで来た。すると、なんということでしょう。ガルたんの体毛の色がみるみる変わっていくではありませんか。さらに、なんということでしょう。ガルたんが白いあん畜生に変わっていくではありませんか。・・・思わずビ○ォーア○ターのナレーションみたいなこと言っちゃったじゃないかどうしてくれる。
〔ワオォォォォォォン!〕
《ビリビリする・・・てか、ゾワゾワッときた・・・ザワッてなった・・・》
 まさか目の前で感応種化されるとは思ってなかったよ。ビックリだ。
 ガルム神属感応種・・・マルドゥーク。主人公が最初に会う感応種であり、血の力に目覚めたキッカケであり・・・・・・ロミオの仇である。まあ、目の前のマルドゥークは変異したてだから違うけどさ。ミッション名、ウィジャボードのイベントにて、ロミオがマルドゥークに重傷を負わされ、死んでしまうのだ。そしてロミオと共に対応にあたっていたジュリウスも赤い雨を浴びてしまい、ブラッドを抜けてなんやかんや・・・まあ・・・レイジバースト編のラストでジュリウス帰ってくるし、ロミオ生きかえるけど。
〔ガアァァァァァ!〕
《ちょっ!?こっち来んなよ!!》
 ええーい!チクショウ!ホーミングレーザーでもくらえ!
[ビーッ!]
 よし、沈んだ。と同時に雨がやんだ。なんだこのミラクル。
《おう・・・外側まるっと吹っ飛んでらぁ・・・》
 まあいいさ。俺はコアが喰えりゃそれでいいし。
[バキッゴリゴリゴリ・・・]
《むーん・・・なんとも言えぬ味・・・》
 正直あんま美味しくない。なんか最近ハズレ味多くない?くそう・・・俺の唯一の楽しみが・・・。
《いいもん。俺の攻撃した跡には植物が生まれるんだもん》
 マルドゥークがいたところには、寒いところならではの植物が生えている。いやー・・・オタクル細胞は本当に素晴らしいな。外見や技がオタクちっくで厨二くさいのはこの際目をつぶろう。・・・モノアイだって目をつぶれますよ。
《さて、雨もやんだし、散歩がてら移動するか》
 翌日のオタク進化は気にしない・・・うん。



もし
もっとシリアス成分入れろやダメ作者
と思われる方がいましたら言ってください。頑張って書く所存です。・・・書けるかどうかはわかりませんが。
それと、
オタクル細胞じゃない方がいいんでね?
という方がいましたら遠慮なく言ってください。他のを考えてみます。

伏せ字回みたいになってもうしわけありませんでした。次回は自重しますので許してください。