【実験】主人公補正を奪われた主人公はどうなるのか【観察】 作:Pyromane
あ、あと評価でようやく0、1、8と9以外のついてちょっとうれしかったです。(2だったけど)その方に書かれていた、『スキルの設定を変更してるのが正直どうかと思う』という言葉と『クロスオーバー作品でどちらか一方に無理やりこじつけるの本当に嫌い』という言葉について思うところがありますのでここで謝罪と弁明をしたいと思います・・・がそんなことはどうでもいいと思っている方も多いと思いますので後書きに書かせていただきます
あ、あと月海天君の家は普通の2階建ての家で、2階に寝室が2つ、妹ちゃんのと天君のものです。2回にはあと1部屋あります。そこは共用で勉強用の資料とか自分が買ってきた漫画とか置いておく場所です。親の寝室は1階です。1回の残りの部屋はLDKとほかに応接間が1つあります。あまり家とか詳しくないので坪数とか書きませんし、畳数とかも書きません。ある程度自分たちの思うように想像してくださって問題ありません
彼はアリバイブロックで自分の部屋に
いろいろ面倒だったためそのままワープしてきたのだが、やはり玄関の前とかあたりにワープするべきだったかもしれないと思った。
「はぁ・・・まあいまさらそんなことを言っても後の祭りってやつだな」
彼はそうぼやきながら玄関に靴を置きに行った。ちなみに現在家の中に誰もいないのはすでに欲視力にて確認済みだ。なので普通に2人分の靴を置きに行った。
「あとはアーシアが目覚めるのを待つだけなんだが・・・」
来客があるのは玄関に見慣れない靴があるのですぐにわかると思う。だが今は、彼のベッドの上でアーシアが寝ている。この状態で見つかると下手を打てば面倒なことになる。できるなら面倒の無いように家族が帰ってくる前に起きておいてほしいところだろう。
~1時間後~
彼が帰ってきてからそれなりに時間がたった。そろそろ彼の妹も講習を受け終えて帰ってくる頃だし、母もパートから帰ってくるだろう。父は22時を回らないと帰ってこないはずだ。
「ん・・・んぅ・・・。ここはどこですか!?」
「ああ、起きたか。アーシア」
「ヒィッ!?あ、そ、天さんですか。すいません、驚いてしまって・・・」
「いや、いいさ。人間である俺があんなことをしたんだ。驚いたり、ビビってしまうのは仕方ないことだと思う」
「あんなこと・・・あぁ!そういえばレイナーレ様はどうなったのですか!?」
「安心しろ、殺してはいない。まあ記憶がなくなったわけではないから、また俺を襲ってくるかもしれないし、搦め手を使ってくるかもしれない。逆に俺に尻込みしてアーシアに手を出してこないかもしれない」
「そうですか・・・。レイナーレ様たちは生きているのですか。よかった・・・」
なんでアーシアが自分を利用しようとしただけのクズのことを気にかけているのかわからない彼はやっぱり心配の通りに騙されているとかなのだろうかと疑い、一応聞くことにした。
「なぁ、アーシア。質問があるんだが」
「何ですか?」
「なんでそこまで俺が戦った堕天使のことを気にかけてるんだ?」
「それは・・・」
「それは?」
アーシアが話してくれた内容は、正直
「なぁ、アーシア。よくそれを臆面無く信じたな・・・?」
「で、ですが私には教会を追い出された後、お金も頼るところもなかったんです。それに堕天使になったとはいえもとは天使だった方もたくさんいます。堕天使だからと言って信用できないということにはならないと思います」
「俺の能力・・・いや、あの人みたいにスキルと言おうか。俺のスキルの1つに『相手の思考、視界を一方的に共有する』って力がある。それを使ってレイナーレの思考を何度か覗いて読み取っている。あいつはどう考えても黒だ」
「思考を覗く能力・・・」
アーシアは唖然としていた。それもそうだろう。普通の人間が少し前に基礎能力で勝る堕天使を倒し、それが
「アーシア、そんなに驚くな。全部のスキルを教えることはできないが、俺があの堕天使たちの思考を覗いた結果を、わかりやすくまとめて教えるから」
「は、はい。お願いします」
「まずはレイナーレだ。奴はお前の中にある神器・・・
「そ、そんな・・・確か聞いた話ではその技術は未完成で神器を抜き出してしまうと死んでしまうと・・・!」
「ああ、それも関係なしに奪い取って堕天使のトップたちに愛してもらおうとしてたらしいな」
それを伝えると彼がレイナーレの腹をぶち抜いた時より顔を青白くさせていた。
「他の奴の話は・・・今は聞かない方がいいな。さすがにショックだったか」
「は、はぃ・・・ありがとうございます。助けてくださって・・・」
「気にしなくていい、友人を助けただけなんだからな」
「そ、それで・・・私はいったいどうしたらよいでしょう?」
「どうしたらって・・・ああ、住むところとかか!すまんな、ここは俺の家なんだが両親に聞いてどうにか了承してもらうさ」
「何から何までありがとうございます!それでこの町の管理者という悪魔さんに相談したりはしないのですか?」
「いや、
「え?何でですか?」
「よく考えてみろ。敵である堕天使が何かをしていても気づいていないんだ。気づいているなら、堕天使のトップなんかに指示したかどうかを聞いて対処する、程度のことはするだろう」
「なるほど、つまり気づいていないのだから変わらないということですか?」
「まあ、それもあるんだが違う理由がある。まず気づいていないということは、俺が悪魔や天使、堕天使が実際に存在すると知っていることを知られていないわけだ。そんな状況で未知の力を持つ俺を悪魔やそのほかの勢力の人間が知ったらどうなる?」
「引き込みに来る・・・でしょうか」
「正解だ。だから奴らには頼らない。だが頼ることのできる勢力がいないわけでもない」
「えっ?いったいどんな勢力なんですか!?」
「日本神話、そして日本妖怪の勢力だ。あそこと北欧神話には面識がある。北欧神話は信用できないから日本の勢力に助力を得るつもりだ」
「なるほど」
「それにそろそろ連絡も来るはずだからな」
彼がそう言い終わるのとどちらが早いかといったくらいのタイミングで八坂からの連絡が来た。
「久しぶりだな八坂。3週間くらいぶりか?」
「『大体それくらいじゃな。それでアマテラス様との会談の日時が決まったので連絡をな』」
「ありがたい。それでいつになるんだ?そしてどこに行けばいい?」
「『明日じゃ』」
「聞き間違いか?明日と聞こえた気がしたんだが」
「『いや、聞き間違いではないぞ。確かに明日と言った。じゃが来るのは
「それはありがたい。それはそうと明日1人烏に殺されそうだった異国の女性もつれていくが構わないか?」
「『かまわん。殺されかけたということはすでに三大勢力とは縁が切れているのじゃろう?』」
「わかっていたか。そうだ、教会から追い出され堕天使に殺されそうだった。悪魔に関しては自分の領地と言い張っているのに異変にすら気づいていないことを教えておいた」
「『それならばアマテラス様にも許可を頂けるはずじゃ。会談の場に入れてもよいかは明日伝えるがよいな?』」
「ああ、それでいい」
そう言って彼は八坂との通話を切った。この間アーシアは(また)少し唖然としていたがついて来ることができると聞いて安堵しているようだった。
あと、両親と妹にかなりからかわれた。彼は、イラついたがアーシアをホームステイさせることについて承諾してくれたので、強く出ることはできなかった。
はい、前書きで言っていた謝罪と弁明です。どうでもいいと思う方はブラウザバックを推奨します。
えぇ、まずは誠に申し訳ありませんでした。私といたしましては、スキルが変わること、効果が変わることがいわゆる球磨川先輩がやった改造ってやつだと思っています。なので設定段階にある変化、は改造やスキルの効果、効果範囲が変わるということです
弁明としましては、スキル内容の変わるもの、それに伴い名前の変わるもの、変わらないもの、2つで1つになりさらに凶悪になってしまうもの。今考えているだけでもこれだけございます。『こじつけ』云々の方につきましては私の方では無人造のことについてだと思っております。違いましたらコメントをしてほしいですが強要は致しません。
そしてここでまとめておこうと思います
1.無尽蔵につきましては元のスキルの効果が『無限を操る』なので『無限』を司る龍も操る(支配できる)という解釈になっていること
2.スキルが変化することはめだかボックス原作で球磨川先輩がオールフィクションを作ったように改造しているということ
長くなりましたのでこのあたりでもう一度謝罪します。
この度の謝罪と弁明に関係のない読者様方、誠に申し訳ありませんでした
黒のアリスさん、いつも誤字報告ありがとうございます
2017/7/19 18:09 3人称書き換え