沖田さんを引けたぞぉぉぉ!
今回誰かさんが仲間になるよ(麻婆豆腐食べながら)後、騎士と戦うのに最適な人が。
最後のへん疲れてますね。ものすごい巻き展開になったり、少し地の文が少ないです。今回はギャグパート(苦手)で大罪成分なかったり、ツッコミどころ大量ですが、次回からは真面目にやります。(黒)聖杯に誓います。
さて、一人目の勧誘が終わったところ・・・例の人物は料理亭エミヤ、の中に存在する(どういうことだ?)「紅洲宴歳館・泰山」にいるそうだ。
・・・どこかですごく聞いたことがあるような気がしなくもないが、気のせいだろう、多分、きっと、メイビー。そこには当然、自分(ギルガメッシュ)と桜セイバーだけで向かう。エルキドゥ?あいつがいると大変だ。いろんな意味で。だから足止めした(フラグ)
「ええ、沖田さんの修練はないんですか!?」
「(話を円滑に進めたいから)無いぞ、沖田」
「ぐぬぬ・・・・団員が集まったら絶対やらせますからねー!!」
と言えども子供とは思えない程度に高い才能を持つのは千里眼で把握しているので、少しの間やらせない程度では問題はないだろう。問題と言うべきなのはむしろ人格的な問題だ。
人の込み合う城下町をゆっくり進むと、約束の時間までは余裕こそあるが、店が見えてくる。----が。恐ろしい臭いがする・・・・これはまさか、
「・・・沖田さんでもこれはドン引きです。はい。」
「貴様は奴と知り合いではないのか・・・?まあよい。些細な出来事だ(暗示)」
この店の周辺だけ明らかに人が少ない。いる人は変わり者だけだ。間違いない(断言)---あまり外で止まるのも悪い、ここは胃を生け贄に入ろう、うむ、大丈夫だ、絶対、うんうん、こk「早く入りなよギル」
「貴様ァ、エルキドゥ、いつも唐突に現れては邪魔しおって、いやヤバイ、これはヤバぐわぁぁぁ!?」
エルキドゥが突然背後に現れると押され、店内に足を踏み出してしまう。不味い。味は知らないけど不味い。それでいてエルキドゥはなに食わぬ顔で自分の手を引く。民衆の前だと言うのに。・・・まあ妻だからいいけどね!正体バレもまだしてないはずだし。
「----食うか?」
店内に、異様な雰囲気を漂わせ(人も料理も)、黒色の正しく聖職者のごとき服を着ている体格のいい男が確かに存在していた。---やっぱこいつだったか。
「私の名は言峰綺礼。英雄王を名乗る不届きものはどちらかな・・・・?」
「おっと、私の店ではそう睨み合わないで貰いたいものだね」
----うん、綺礼は分かる。分かるのだが、冒頭から妙だと思っていたら店主、元祖エミヤ(アーチャー)じゃないか。本当にどういうことだよこれ!?
(ふむ。まず綺礼の闘級、武力830、魔力520、気力640。1990か。やはり不完全だな、まあ期待してるのはヒーラーだから構わんが。エミヤの方は---武力1210、魔力1380、気力3700の6290か。|作者が書いてる途中になんとなく出した『←メタい』のに無駄に強いなこいつ!?)
「・・・私の方をじろじろ見てどうしたのかな?まあいい、さてとお客さん、ご注文は?」
「・・・・・・・・・・・泰山特性、エミヤアレンジ麻婆豆腐で」
「私は!私は水だけでいいです!」
「分かったよ、沖田ちゃん。麻婆豆腐を同じく二つ「えっ!?」二つね、間違いなく」
とてつもなく長い沈黙の果てに麻婆豆腐を注文したギルガメッシュに、何の抵抗もなく麻婆豆腐を自分(と沖田に無断)に注文したエルキドゥ。
それを見て満足げに微笑むキレイ。ふざけるな!ふざけるな!ばかやろー!(本音)
運ばれてきたのは、見た目は普通の麻婆豆腐。だが、それをスプーンで掬い、軽く---本当に軽くなのに、それを口に運ぼうとすると、警鐘が脳内に鳴り響く。
恐る恐る口にいれると---地獄を見た・・・・・・
あっ、お花畑が!
-???side-
「はいはーい、皆大好きウルクの教育係だよー・・・って、王様、さすがに死ぬの早すぎないかな?というか死因、それ多分、ショック死だよ。大丈夫大丈夫、エミヤさんの作った料理だからね。死ぬことは間違いなくない、ってもう死んでるのに言うと信用性無くなっちゃうね、ごめんごめん(笑)。さすがに昔のブリテン程じゃないだろうし、 先入観だけで判断するからそうなるのさ。次はシリアスな場面で来てよ?フリじゃないからね?うん、それじゃあまた。我が盟友よ。」
-ギルside-
「---むうっ!?」
「ど、どうなされましたんですマスター?」
「い、いや何でもない・・」
なんか、一回死んだ気がする!ああ気のせいだな、きっとそうだとも! ああ、間違いない!
「で、では・・・貴様は我の騎士団に入るのか?」
(相変わらず随分と脅迫めいた言い方になるなー、ギルはさ。まあそこも良いとこなんだけどね)
気を取り直して、とはいえども店から感じる熱気に汗は止まらないが---雑念をどうにか心の底に押し込め、いつも通りの英雄王としての自分にに戻り面接を始める。まあ候補であれ居るのに越したことはないので現状加入はほぼ確定なのではあるが。だが、言峰綺礼という人間は、よくも悪くも人間らしい人間だ。自らの愉悦を満たすために周囲のことなど省みない。覚醒すれば、だが。しかし彼は多少なりとも歪んでいることを含めても稀有な人材であることに変わりはなく、性格さえなければ有能である、ということが拍車をかけ、現状まで売れ残っているのであろう。しかし、原作とどこまで同じなのか?知識を持ちうる者としては確認すべき事柄だ。
「おっと、その前に。貴様、家族はいるのか?」
「唐突だな・・・(ハフッ」
言峰は顔をしかめ、勧誘とは関係のなうような話題に不本意でながらも答えはする。
「家族など、いないも同然だな。いたところで興味もない。今更どうとも思わんよ(モグモグ」
これまでは、なんというか感情を感じなかった。だが、この話題に関してだけは、怒り、ではない。悲しみ、もあるかもしれないがそうではない。ギルガメッシュからの主観では、腫れ物に触るような、と形容すべきだろうか。
「・・・ふむ。まあ心残りがないというのは良いことだ。しかし貴様----」
次の言葉は、綺礼にとってみれば、相手が死者であるとしても、期待を持たせるようなものであった。もっとも、これまでも数々の期待に裏切られた
「心の中にある自らの本性に、未だ気付いておらんらしい(もっとも我にしてみれば好都合だが・・・そしてこの反応、やはり家族は原作通りか・・?)」
綺礼は一時はこの英雄王を名乗るものにその風格(カリスマA+)から惹かれ、続きを聞きたくなったが、すぐに思い止まると、話題を変える。当然といえば、とうぜんであったのだが--
「英雄王かどうか、私は貴様を簡単に信ずる分けにはいかない。私は仮にも聖職者なのだからな。つまり、だ。(ハフッ・・ゴクッ!ハフハフ」
「我が英雄王であると示す証拠がほしいとな。よかろう」
「そうさな、昔の話でもするとしよう、と。その前にもう一つ。我の知名度はどうなっておる?」
「東は私の国まで、西はこのブリタニアまで。多少誤差はあるかもしれないがな」
---ほぼ世界全域じゃないか!何を言い伝えたのだ一体!?何者だよ俺!?あ、我英雄王ギルガメッシュだった。道理でステータスあんまり差がないしキャスター特性受け継いでるわけだよ!(本人は気付いてませんがグランドキャスターの適正があります。本人はただ最高位の神代の魔術師、要はメディアと同等だと考えてます。)
「---そ、そうか。まあ良い。では、まず、過去を話すのならば過去の格好になった方が良かろうて。---ほいっと!」
「む?こ、これは・・・」
俗に言う「子ギル」の姿に変身する。本当は易々と見せて良いものではないのだが、英雄王フィルターの言語変換が小さくなり、(ついでに能力も落ちるが)素の性格で話せるのだからこちらのほうがいい。
「・・・王様、少し・・・「いいじゃない、少しくらい。周りの人だって、適当に魔術を施せば・・・」王様、それは力を持つものの驕りですよ。緊急事態でもないのに無意味に力を振りかざすようなものに私はなってもらいたくないのですが?」
そこでストップをかけるエルキドゥ。思うと、転成前から少し性格が変わっているような気が・・・てかほぼ英雄王と同じ感性になってるな。文字通り、「全てを視たもの」になってるから仕方ないんだけれど。後、その物言いは僕に効く。
「・・・その口調、やめてくれないかな?私的な場ではさ、良くないよ。そういうの」
「はて、先に悪さをしたのはどちらだったでしょう?」
「・・・惚気るのは止めてもらえるかな?」
--っと、そうだった。昔の話だった。そうだね、聖戦の話はよーく伝わってるだろうし・・・・
「・・・じゃあ、僕と女神さんとの話でもしようかな」
うん、正直あれは周りのキャラが濃かった。僕も大概だけどね、というか周りチートすぎるよ、ウルク民も。URUKUだよあんなの。特異点クラスでヤバかったもの。
-在りし日のバビロニア-
「・・・・ぎ、ギルガメッシュ!貴方に興味はないけれど!決してないのだけれど!貴方がやってほしいのなら!少しくらいの融通は利かせてやってもいいのだわ!だから仕事が終わったらちょっと・・・///」
「あ、いや、仕事というか・・・・エレシュキガル?ちょっと?」
「いーーーや待ちなさいギルガメッシュ!そんなぶりっ子と付き合う暇は貴方にはないでしょう!?だから私と貴方の宝物庫を整理する仕事に取りかかりましょう!」
「それも仕事じゃなくて盗みに入りたいだけじゃあないんですか!というかお二人とも・・・・!?」
そういうとくっついてくる二人。ハーレム構築なんて夢見てないんだ、イシュタ凛、エレシュキガ凛。ああ神様、女神様、自分はどうしたらよいのだろうか?あ、女神こいつらだ。てか我ほぼ神だ。
「そうそう、王さまは今から私とのありがたーい個人レッスンがあるんだから!帰った帰った!あ、女神様に帰るところなんてないか(笑)」
少し奇妙な、人とも怪物とも判断の付かない不思議な雰囲気の男が自分を庇うように立つ。
(ナイス■■■■!!終わった後しんどいけど!)
「くっ、たかだか教育係に私は止められませんよ!」
しかしそのガードをものともせず、突進してくるエレシュキガル。こいつ仕事するし有能だけど少女漫画しようとするなよ!僕にダメージくるよ僅かだけどさ!
「その元気を他に使ってくれよエレシュキガル----って、今度は君かい、〇〇〇〇!!呼んでないよ!話が拗れるよ!嫉妬かい!?複雑な意味抜きで!」
〇〇〇〇君だ!お前は一番面倒なんだよ!冗談抜きで!
「まだ何も言っていないがなぁ!しかし、そうだとも---そうだとも、我が宿敵よ!!貴様は何より人として生きる機会に恵まれているものだ!憎い、憎いぞぉ・・・・貴様が大人になったときに、どれだけ堕ちているかがいささか楽しみではあるが!」
「君は相変わらず面倒くさいな!仮にも裏なんだから少しは静かにしてろっての!」
「あっははは、愉しいね(笑)」「そうだな、フッ」
「ふざけてるのか!?ふざけてるのか!!」
「「と、とにかく!この後私と---」」
-そして現在-
「---うん、こんな感じかな?」
遠い目をしつつも、どうにか気力を保つギルガメッシュ。精神力に関しては驚異的と言わざるをえないが、それはそれだ。
「まるで訳が分からんぞ!---ではない、少々取り乱したな」
「それでこの後僕が乱入して止めるまでがいつもの話、と---」
今更話に入ってくるエルキドゥ。まあこいつのことは全て理解している(意味深)だからいいとしても、だ。そういえば、もう一人この店に入った者が一人いたはず、だが・・・・?
「・・・?ああ、総司ちゃんなら麻婆豆腐の食べ過ぎで泣いてるよ、今は店主さんに預かってもらっている」
この場にいる全員がそれお前のせいだよな!?と言いたくなったが、言ったところでどうにもならないという諦めのもと指摘はしない。愉悦をほんとに味わってるのはこいつなのでは?と思いすらしたが、今更だ。
「あー、お嬢さん、少し辛かったからって、そう泣き崩れるものじゃあない。せっかくの綺麗な顔が台無しじゃないか?」
泣く少女に膝枕をして、ゆっくりと甘い声で話しかける、大男の図。---うん、事案だな!通報する?
「おいエルキドゥ。エミヤまた口説いてるぞ(ヒソヒソ」
「うわぁなんて天然な?お望みとあらば、処すけど?ギル?「やめろ(懇願)」ヒドイナー(棒)」
「----そうだな。英雄王ギルガメッシュ。君が私に私を教えてくれるならば、正式に騎士団に加入しよう。」
その一言で話は終わった。酷い話だった。誰も纏められない、強いて言うならエミヤさんが纏めた。
-メンバーとは解散し、その後-
時間は飛び、マーリンの館に戻る。言峰との話についてはまた次語ろう。
「・・・・で、仲間の目処はついた、というわけか。さすがはauo」
「今何か含むところがあっただろう、マーリン。まあ良い。今から、二人英霊を呼ぶ。まずは一人目だ。・・・ん、ゴホンゴホン。」
「少し見届けさせてもらおう、興味がある。」
「満たせ、以下略。」
雑い!が、コピペで文字稼ぎいくない。
「なぁ、お前
帽子、マフラー、ジャージ等、現代風のファッションと、英霊とは考えづらい存在で、雰囲気にそぐわない聖剣を持つ。当然、隣で見ていたマーリンが一瞬考え込むと、ギルガメッシュに問いを投げる。少し笑いを噛み殺しきれなかったが。
「なぁ、auo。これは狙い通りなのか・・?(笑)」
「---うむ!」
そして笑顔で断言するギルガメッシュ。これほどの魔術師が言うからには間違いないのだろうが、彼もまた、奇妙な人物を集める星の元生まれたのかもしれないな、と自らの団長を思いうかべていた。
ほら、騎士と戦うのに最適な人だったでしょう?
え?次回どのサーヴァントが召喚されるかって?(プロットなんて)ないです。
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