それは、輝きを求める物語   作:豚汁

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2話 天才は堕天使と語りたい

 

 

 

 堕天使ヨハネという少女という鮮烈な存在に出会った後俺は、夕刻の時間――放課後の時間になるまで、退屈で仕方ない学校の授業をほぼ寝て過ごして乗り切った。

 

 そして、放課後のチャイムが鳴ったと同時に目を覚まし、俺は早速四階の空き教室に向かう。

 

 

「タッツー今帰り? じゃあ俺と友情を深めるために今からマスド行こうぜ! 今日なら丁度ドーナツ値下げセールやってるから、モチモチドーナツ食い放題――って、おいタッツー? 無視? 無視は悲しいぞぉ!? ……え? 走るの? 走っちゃう感じ!? タッツー! 行かないでぇぇぇぇぇーーーー!!」

 

 

 しかしその途中、絡んできたA男を振り切ろうとしたら追いかけられてしまい、しかもその後学校中を追い回されるという事態に陥ってしまった。

 そして、どうにかこうにかA男を振り切り、俺は二階の空き教室にまでたどり着いたのだった。

 

――クソ、無駄に体力と時間を使わされてしまった、A男(モブ)のくせにしつこいぞあの男! どこまで俺の邪魔をすれば気がすむんだ……!

 

 俺はそんな苛立ちの収まらない心と、走り回った後の息を整えながら、空き教室のドアに手をかける。

 

 

さぁ……この俺がここまでして来てやったのだ。その期待に応える程の出迎えを見せてみろ“堕天使ヨハネ”!

 

そんな事を考えながら扉を開くとそこには――

 

 

 

「呼びかけに応じよ、地獄に蔓延りし私の同胞……捧げし供物を媒体とし、姿を表せ……ルシファー!」

 

 

 

 カーテンで夕日の光が完全に遮られ、蝋燭の火だけが照らす薄暗い教室の中、机や椅子が全て撤去され、床の半分以上を覆う大きな魔法陣が敷かれていた。

 そして、その魔法陣の前で何かを召喚しようと試みる、黒いローブを羽織った女子がこちらに背を向けて立っていた。

 

――そこに居たのは間違いなく、俺の求めた“堕天使ヨハネ”の姿。

 

 

「ブッ……! ク、クククククッ……最高だ、それでこそ……!」

 

「――っ!? だ、誰っ!?」

 

 

 こらえきれず笑ってしまった俺に、慌てた様子で振り返るヨハネ。

 

 しまった俺としたことが……いきなりで驚かせてしまったようだな。

 よし、こちらから訪ねて来たのだ、まずは自分が自己紹介をするのが礼儀というものだろう。

 

 

「おっと、驚かせてしまってすまない。

 俺の名は黒羽(くろば)龍成(たつなり)。朝に屋上で演説をしていたのはお前だな……?」

 

 

 俺が尋ねるとヨハネは、戸惑った様子で言葉を返す。

 

 

「そ、そうだけど……それが一体どうしたというの?」

 

「どうしたもこうしたもない……お前が呼んだから来たのではないか。ほらどうした、何か言う事は無いか?」

 

 

 俺がそう言うとヨハネは、ポカンと呆気にとられた表情で俺の顔を見つめたまま、何も言わなくなってしまった。

 

 ……おいおい、どうしたその微妙なリアクションは? 俺はお前にとって、言わば折角来てくれた来客なのだぞ? もっと喜んでしかるべきじゃないのか……?

 

 しかし俺のそんな疑問は、次の瞬間にヨハネが信じられないような表情で呟いた一言で、すべて氷解する。

 

 

 

「嘘……本当に、来てくれるなんて……」

 

 

 

 ――成程。ここに来るまでA男に追いかけられてだいぶ時間を無駄にしてしまったからな……待っている間に、もう誰も来ないものだと思って諦めてしまっていたのか。

 俺はそう思い、自分とヨハネ以外に誰も居ない、薄暗い教室をぐるりと見回しながら言う。

 

 

「――で、これからどうするつもりなんだ?」

 

「……へっ!? あ……ああ……ええっと……」

 

 

 俺が言うと、ヨハネは狼狽えたようにキョロキョロ目線を動かして挙動不審な様子を見せた。

 そして少ししてヨハネは、気合を入れるように深呼吸を一つした後、片手を目元にやり、やたらカッコつけたようなポーズをとり、屋上に居た時と同じような声色で話し始めた。

 

 

「フッ……ようやく来たわね。私の魂の呼びかけに呼応し、リトルデーモンの一員になりたいと願う人間が……! 男よ、光栄に思うがいいわ……貴方が栄えある私のリトルデーモン第一号よ!」

 

 

 なんだこの、さっきの狼狽え様からの変わり身は?

 成る程……どうやら、仕事をする人間が休みの日とそうでない日で気分を切り替えて仕事をしているの似たようなものだろう。

 つまり、さっきのがこの堕天使ヨハネのスイッチが入っていない状態で、今がスイッチが入っているということ。

 

 言うならばこれは“堕天使スイッチ”――ふふっ、我ながら良い例えだ。

 

 そう内心で笑いながら、俺は言う。

 

 

「……リトルデーモン? そんな物には興味はない」

 

「えっ……? じ、じゃあ何で来たのよ! ――来たん……ですか?」

 

 

 お、堕天使スイッチがオフになった。しかも敬語が出たぞ……どうやら俺の制服のネクタイの色を見て、俺が最上級生だという事を察したようだな。となるとヨハネは下級生……制服を見るに一つ下の二年生か。

 フフッ、良いぞ……今は目上の者に敬意を払うという、そんな当たり前の事すらできない凡人が多い中、お前のように良識を弁えた人間は今や貴重だ。好感に値する。

 

――だが、“堕天使ヨハネ”。お前にそんなものは不要だ。

 

 

「ほう、上級生と見て言葉遣いを改めたか。それは良い心がけだ……だが、俺には不要だ、楽に話せ――“堕天使ヨハネ”よ」

 

「…………!?」

 

 

 俺はそう言い、挑発するように笑った。

 

 するとヨハネは一瞬動揺を見せた後、こちらを訝しむような目線で射抜きながらトゲのある口調で言う。

 

その目はまるで、()()()()()()()()()()()()()()()()――と語っているかのように見えた。

 

 

 

「……なら、リトルデーモン(眷属)になる気が無いのなら何故、堕天使である私の呼びかけに応じたの――人間(ニンゲン)?」

 

 

 

 ――そうだ、ヨハネ。その反応こそ俺の望んだ通りのものだ。

 

 そのヨハネの口調に俺は、朝見た時に見定めた“堕天使ヨハネ”という人間の本質が、想像している通りであった事を確信する。

 

 あの時、ヨハネは大衆の面前に立ち、“堕天使”や“天界”などの単語が入り混じったハイレベルな電波演説を一切の躊躇なくやってのけるという、凡人離れした所業を見せた。

 

 しかし、それはヨハネにとって何も特別な事ではなかったのだ。

 

 人間は大勢の人の前で演説をする時、目の前の観客を動物と思い込んで緊張を無くそうとするのと同義で、このヨハネにはあの時、眼下の群衆が“ただの人間の群れ”にしか見えていなかったのだ。

 

 

だってそうだろう? 自分より下等な生き物と話す時に、緊張する人間が居る筈がない。

 

 

――つまりこの堕天使ヨハネという女は、()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 ああ……堕天使ヨハネ……お前はなんて面白い人間なんだ。それでこそ、この俺が興味を持つに値する女だ。

 そう思い、俺が自分の答えが合っていたことに満足していると、ヨハネはより一層キツい目つきでこちらを睨み、真剣な表情で言った。

 

 

「まさか……あなた、教会から私を消しに派遣されてきた人間!? 成る程……フフッ……いつかこんな日が来ると思っていたわ、私の存在をその道の人間が放っておく訳ないものね。――良いわ、かかって来なさい……例えこの身に魔力が無くとも私は堕天使ヨハネ! 全力で抗ってみせる!」

 

 

 そう言ってヨハネは、明らかになれていない様子で不格好な構えを取った。恐らく武道の教本かどこかで見た、うろ覚えの知識なのだろう。

 ――マズい、笑ってしまいそうだ。

 いや、笑ってはいけない……本人は本気で言っているんだ、ここで笑うと気分を害しかねない。

 そう思い俺は、笑いを堪えながら努めて冷静なふりを装いながら言う。

 

 

「待てヨハネ。俺は別に教会の人間ではないし、お前を消すつもりなど毛頭ない」

 

「……そ、そう。じゃあ貴方は、本当になんのつもりで来たのよ?」

 

 

 構えを解いて訝しげな表情でそう問うヨハネに、俺はこの場所に来た理由を素直に言う事にした。ふざけていると思われない様、真剣な表情でヨハネの目を真っ直ぐに見つめながら、俺は口を開く。

 

 

 

「それは――ヨハネ、お前が魅力的な女だからだ」

 

「……………ふぇっ?」

 

 

 

 するとヨハネは、急にさっきまで入っていた堕天使スイッチを切り、顔を耳まで真っ赤に染めてマヌケな声を漏らした。

 

 何なんだこの反応は……? 俺は今正直に、ここに来た理由を話しただけだというのに。

 

 俺がそんなヨハネの行動を理解出来ないまま黙っていると、ヨハネはまだ動揺が収まらないままに堕天使スイッチをまたオンにしたようで、上気した顔のまま威勢よく言った。

 

 

「ふ、ふふふっ……成る程、()()()()()()

 ああ……知らず知らずのうちに人間の男を魅了してしまうなんて……ヨハネってなんて罪深いのかしら! まさに、悪魔のような魔性のオンナね! ――だけど残念。タダのニンゲン風情が、堕天使である私と釣り合う訳がないわ……まずは、私のリトルデーモンの一員になる事から始めなさい!』

 

 

 その口ぶりに俺はようやくヨハネの態度の理由を悟る。

 どうやら俺は、ヨハネに懸想(けそう)していると思われたらしい。ああ……そうか、確かによく考えてみれば、さっきの俺の言い方は誤解を生んでしまいやすいな。

 そう思案し、俺はヨハネの勘違いを正すために再度口を開く。

 

 

「――違うな、そういう意味じゃない」

 

「へっ……?」

 

「俺は、お前が“面白い”と思ったんだ――だから、お前の事を知りたいと思ってお前と語りたくなった、それが俺がここに来た理由だ」

 

「おっ……面白いってなによーーーー!」

 

 

 ヨハネは怒ってそう言い、俺に詰め寄った。

 マズい……言い方が若干マズかったようだ。

 俺は自分の失言をすぐさまフォローするように言葉を紡ぐ。

 

 

「違う、面白いというのは“趣深い”という意味で、決して馬鹿にしている訳じゃない、俺はお前に興味があってここに来た。お前と話したいだけなんだ――それ以上でも、以下でもない」

 

「……そう……なの……」

 

 

 するとヨハネはようやく俺の言いたい事を理解してくれたようで、怒りの矛を収めてくれた。

 

 ――ふう、一時はどうなる事かと思ったが、これでようやく落ち着いてヨハネと話が出来る。

 そう安堵し、俺はヨハネに色々尋ねる為に口を開こうとした。

 

 するとその時、ヨハネは暗く落ち込んだ様子で俯きながら呟く。

 

 

 

「……じゃあ……つまりあなたは、ヨハネと話がしたいだけでここに来た訳であって……別に、私のリトルデーモンになってくれる気で来たんじゃ……ないのね……?」

 

 

 

 ……なんだその表情は? そんなに俺がそのリトルデーモンとやらに入る気が無いのがショックだったのか?

 

 全く……そんなに落ち込んでいられたら、色々聞きたい事も聞けないではないか。

 

 ……よし、こうなっては仕方ない。どうせこの女とは長く付き合っていくつもりなのだ。このヨハネの言う“リトルデーモン”が何をする存在なのか分からないのが不安材料だが、ここは損か得かで言うなら、ヨハネの望む存在に俺がなってやった方が、長い目で見れば俺にとっては得になるだろう。

 

それにヨハネは二年生、この機を逃がせば三年の俺とは今後ほとんど接点がなくなってしまうだろう――なら、ここで接点を持っておくのも悪くない。

 

 俺はそんな損得勘定を冷静に計算した後、決意し言う。

 

 

「――良いぞ」

 

「…………えっ?」

 

 

 俺の言葉にヨハネは俯いた顔を上げ、瞳の色に少しの期待の光を灯して反応する。

 そんなヨハネに俺は、再度言ってやる。

 

 

「良いぞ……そこまで言うのなら、お前のリトルデーモンとやらになってやろうじゃないか」

 

「――ほ、本当? う、嘘だって言っても、もう取り消しは効かないんだから!」

 

「ああ、本当だ。――この俺に、二言は無いと心得ろ」

 

「本当……なのね……!?」

 

 

 そう言うとヨハネは、まるで新しいオモチャを貰った子供のようなキラキラした目で俺を見つめた。

 

 

「や、やった……やったっ! ヨハネの、初めてのリトルデーモン!」

 

 

 そしてヨハネは、よほど嬉しかったのか瞳を輝かせたまま俺の手を両手で強く握った。

 

 

「……おい、急に手を掴むな」

 

「そういう訳にはいかないわ、早速やってもらう事があるからこっちに来て!」

 

 

 そう言ってヨハネは俺の手を取りながら、先程ルシファーを召喚しようとしていた魔法陣の前にまで俺を引っ張って行った。

 

 

「な、なんなんだ一体?」

 

「――ではこれより、リトルデーモンの誓いの儀式を始めるわ!」

 

 

 ヨハネはまた、堕天使スイッチをオンにした独特な声色で宣言する。

 ……は? 儀式……? 一体何を始める気なんだ?

 俺は不審に思って尋ねる。

 

 

「ヨハネ、これから何をする気だというのだ……?」

 

「――それはいいから貴方は……って、名前は確か……黒羽龍成って言ったわね? (たつ)……ドラゴン……(りゅう)……よし、貴方のことはこれから“リュウ”って呼ぶわ! リュウ、ヨハネの真似をしてこう言って」

 

「なっ……!? この俺の事を軽々しくあだ名で呼ぶなど……! ……まぁ良いか。分かった、ならば従ってやろう」

 

 

 俺は変なアダ名を付けられ戸惑ったが、さして気にする必要もないと思い直した。

そして俺は言われるままに、ヨハネの動きを見て同じように真似をし、魔法陣の前で片手を翳してヨハネと同じポーズをとる。すると、俺の隣から契約の儀式の開始を俺に伝えるかのようにヨハネは言葉を紡ぎ、そして俺も同じ言葉を紡ぐ。

 ロウソクのみが照らす薄暗い室内で、俺とヨハネの二人の声が合わさった。

 

 

 

「堕天使ヨハネの名において、ここに決して違えることの無い契約を結ぶ者なり」

「――だ、堕天使ヨハネの名において、ここに決して違える事のない契約を結ぶ者なり」

 

「この絆は永遠、他の誰であろうと決して切れるものではない!」

「この絆は……永遠、他の誰であろうと決して切れるものではない」

 

「契約者――黒羽龍成。(あるじ)――津島(つしま)善子(よしこ)。我ら二人の人間としての仮初めの名を捧げ、ここにリトルデーモンの契約は成立する!」

「契約者――黒羽龍成。主――津島善子。我ら二人の人間としての仮初めの名を捧げ、ここにリトルデーモンの契約は成立する!」

 

「我らの魂は、永遠に共にあらん!」

「我らの魂は、永遠に共にあらん!」

 

 

 

 二人でそう宣言したと同時、ヨハネは素早く机の上にあったロウソクの火を消し、教室に暗闇と静寂が満ちる。それは儀式の終わりを意味していた。

 

 ――これで俺は、ヨハネのリトルデーモンとやらになったという事なのか……? 実感がないな……まぁ所詮、この関係も俺の人生の暇つぶしのようなものなのだ。そこまで本気に考える必要は無いか。

 

 そんな事を考えていると、ヨハネの手によって教室の電灯がつき、室内が明るく照らされた。そして興奮した様子で頬を上気させながら、ヨハネが俺に話しかけて来る。

 

 

 

「よし……リュウ! これであなたはもう普通の人間ではなく、栄えある私のリトルデーモン第一号よ! 光栄に思いなさい!」

 

「ああ……ありがとう、これからよろしく頼む……で、良いのか?」

 

「良いに決まってるわ、もう既に私達の間には契約が交わされたのだから。……いい? 悪魔との契約は絶対よ?」

 

「――わかった。宜しく頼む」

 

 

 俺はそう言った後、これから先の事で今一番気になる事を尋ねる事にした。

 

 

「――それで、リトルデーモンとは一体、何をするものなのだ?」

 

「……え? ……ええっと……」

 

 

 するとヨハネはあからさまに狼狽し、視線を左右に揺らす。

 この様子……さては詳しく決めていなかったな。――まぁ良い、リトルデーモンがどのような存在であれ、ヨハネに何時でも話しかけても構わない立場になれたのならば、それで万々歳ではないか。

 

 俺がそう思案していると、思い立ったかのようにヨハネは言った。

 

 

「あっ……そう言えば、リトルデーモンになったリュウに言っておくことがあったわ!」

 

「なんだ? 気にすることはない、言ってくれ」

 

「あのね……私の事は、ぜ~ったいに、“ヨハネ”って呼ぶこと! さっきの契約で私の人間界での名前を知ってしまったとは思うけど、間違っても、善子……なんて、そんなカッコ悪い名前で呼ばないで!」

 

 

 そう言って、ヨハネはこちらにズイっと頭を寄せた。

 

 善子……? 誰だその名は……って、そういえばさっき……人間としての名とか言っていたな、それの事だろうか。

――津島(つしま)善子(よしこ)。よし分かった、それがお前の本名か……覚えておこう。

 それにしても、わざわざ俺にそう言うほどに自分の本名が嫌いとはな、親が子供にどのように育って欲しいかが伝わるような、分かりやすくて良い名前だと思ったが……確かに、お前のような人間には、善子――なんて、そんなありきたりな名前は苦痛なのだろうな。

 

 

「――いい? 分かった? これは私のリトルデーモンなら、まず第一に心がける鉄則なんだから!」

 

「わ、分かった……お前の事はヨハネと呼ぶことを心がける」

 

「よし、それで良いわ……なら早速、リュウ! あなたにリトルデーモンとしての最初の指令を与えるわ!」

 

「……指令?」

 

 

 俺がそう聞き返すと、ヨハネは少しもったいぶった様子で言葉を溜めた後で言う。

 

 

 

「――明日のお昼、ここに集合する事! 共に食卓を囲み、互いに語らうわよ!」

 

 

 

 

 ヨハネの言った指令を聞いて俺は、自然と口元が緩んでしまっているのを感じた。

 

 

 ――どうやら、明日も面白そうな事が待っているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





閲覧ありがとうございます。

次回は恋虎くんのストーリーの更新になります。
ではまた。

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