FPS派とTPS派が異世界で暴れ周る!?   作:Wolf1014
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 結構、前回と間が空きました。また、新しく小説を出そうと思っていますのでお楽しみに


1ー2「戦闘準備」

〈ヴェーリング 07:00〉

 俺は、ギルドの向かいに在る宿で昨日貰った依頼書と睨めっこしていた。確かにゴブリンとドラゴンが約2000体だけなら問題無いのだが・・・・・・

「ヨルムンガンドはどうにもならないだろ・・・・・・」

 俺はそう言うと机に突っ伏す。

「では、受けなければ良かったのでは?」

 後ろを振り向くと声の主が2つのコップを持って立っていた。

「睦月か・・・・・・そうも行かないんだよ。これから、団を編成して、その後運営費が掛かるだろ。そのためにはこのクエストを受けないといけないんだよ。」

「おはようございます。先輩、ブラックで良いですよね。」

 そう言って俺にコップを渡す。

「おはよう。サンキュー、睦月。」

 俺はコーヒーを一口飲むとコップを置き、今朝来たメールを見る。

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〈ヴェーリング 06:00〉

 急に眩い光が俺の眼に直射した。

「うぅ・・・・・・ん。」

 俺は光の方に手を翳し、上体を起こす。隣には睦月が寝ていた。昨日、俺達は別の部屋で寝ようとしたのだが、初期の所持金は、あの女神から貰った1000ゴールドだけだったからだ。そして、俺は睦月に服を買ってやったから一部屋分の金しか無かったのだ。

「睦月?」

 いつも俺より先に起きている筈の睦月が寝ているから少し揺さぶってみた。

「先ぱぃ・・・・・・まだ、寝てるんですかぁ?」

 どうやら寝言らしい。“お前がだよ!”っとツッコミそうになるがその衝動を抑え睦月に布団を掛けた後、ベッドから立ち上がって眩しい光を放つ両開きの窓を閉めた。

 ブルゥ

 突然、俺のポケットに入っていたスマホが鳴った。いつも、学校に持って行っているからスヌーズモードにしていたのだ。俺はスマホを取り出すと、メールを確認する。

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亜立様へ

 あなたのお持ちになっている召還魔法は、上限が有ります。

・歩兵の場合 200人

・武器(アサルトライフル) 400丁

・車両(中) 3両 

・ヘリコプター(中) 2機

・戦闘機 1機

・船(中) 2隻

 尚、これらは全て召還できません。換算ですのでご了承下さい。

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 そのメールを見て俺は部屋を静かに出た。

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〈ヴェーリング 07:30〉

 俺は、睦月と朝食を済ませた後、宿を出てこれからの事を話していた。

「それで、もし召還するとして、先輩はこの世界のどこで200人の人達を召還するんですか?」

 そうだった。その事を睦月に指摘されて唸っている俺の後ろから少し低い声が聞こえた。

「手ぇ貸そうか、そこのお熱いお二人さん?」

 一瞬、現地住民だと思ったが、その男が纏っている姿は俺の想像を打ち消した。ダークグリーンのTシャツにタクティカルパンツを来て腰にM1911をぶら下げたその男が・・・・・・
 俺は、咄嗟に腰に差してあるM45に手を掛るとその男は両手を軽く上げた。

「おいおい、ガバに手を掛けるのは止めておけ。少なくともここをの海にしたくないならな。」

 男はそう言って自分の胸に指を指した。俺が、自分の胸元を見るとそこには、赤い光のドットが照射されていた。

「手を貸そうか?って言っただろ。俺は協力したいだけだ色男。」

 男のブレスレットは黒、味方だ。そいつは身長が180位有り、長く伸ばした髪を後ろで結んでいた。顔にはそれ程濃くない武将髭が生えていた。誰に似ているか?と聞かれれば真っ先にサムエル・ホドリゲスと言う名を出すだろう。

「それじゃあ早速、手を借りようじゃないか?サム。」

 俺がそう言うと男は眉をピクリと動かした。

「面白い事言うじゃないか?色男。」

 俺が言った元ネタを理解したのか男は顔に微笑を浮かべそう言った。

「何でも協力するんだな?」

「ああ、何なりと。」

「じゃあ、広い空間をくれ。」

「分かった。付いて来い。」

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〈何処かの海 07:30〉

 俺は顔に被せられた袋の中で潮風と鴎とは少し違う鳴き声を聞いていた。
 此処までで、さっき会った男の分かっている点を言おう。名前はウルフ。本名は不明。MGSを知っていて俺をこれから援助してくれるスポンサーだ。以上。

「袋を外せ。」

 ウルフの声が聞こえた。いきなり顔の袋を外され太陽の光が眼を襲う。

「ようこそ、マザー・ベースへ。」

 数秒して光に慣れ。辺りを見渡すと、俺が立っていたのは文字通りマザー・ベースだった。

「すげぇ!こんなの創れるなんて・・・・・・」

「欲しい物があれば言ってくれ、手配しておくぞ。」

「じゃあ、早速で悪いんだが、Aー10 ウォートホッグ2機とAHー64 アパッチロングボウ1機を貸してくれないか?」

「大きく出たな。まあいい。兵士は何人召還するんだ?」

「一応、上限の200人だが?」

「分かった。じゃあ、その分の武器と装備品も手配しよう。」

「良いのか?」

「同じ召還魔法を持つよしみだ。気にするな。」

「感謝する。」

「おう。」

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〈ウルフのマザー・ベース 08:00〉

「先輩、本当にやるんですか?」

 ウルフと別れて自由に使って良いと言う格納庫に俺と睦月は居た。外見によらず結構広い場所で俺は200人もの兵士を召還しようとしていた。

「ああ、もう決めた事だしな。それと兵士を召還したら俺、ぶっ倒れるから後は宜しく。」

 そう言って俺は、200人の兵を召還し意識を失った。



次回
  「初陣」






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